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5.73点(レビュー数:15人)

作者浦沢直樹

原作長崎尚志(ストーリー共同製作)

巻数20巻 (完結)

連載誌モーニング:2008年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:46:42

あらすじ 1949年、アメリカ――『スーパーマン』『ワンダーウーマン』に並ぶ人気漫画『ビリーバットシリーズ』を描く、ケヴィン・ヤマガタのもとに、彼が描くキャラクターと同じものを以前日本で見たという情報が入った。ケヴィンはその真偽を確かめるため日本へと渡る――。

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BILLY BATのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全15 件

6点 臼井健士さん

浦沢先生の最新作。

今回は戦後の1947年を舞台に国鉄総裁「下山定則」の轢死にまつわる、所謂「下山事件」を縦軸に日系2世の漫画家「ケビン・ヤマガタ」を語り部として紡がれる。

乗っけからの引き込みの数々の謎の散りばめかたは見事。
けれど、浦沢氏の作品はこの散りばめたいくつもの謎が終局に向かって集結してくる段階で
謎同士が「頭をぶつけ合ってごっつんこ、ごっつんこしてしまう」ことが多い!

つまり仲良く最終の頂まで駆け上る仲間として並列して存在し合えないのですね。
だから最後付近で交通渋滞を起こしてグダグダなまま終了・・・というケース多し!

この作品もスタートダッシュは見事だが、多くのファンが心配しているのはそこだろう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-25 08:20:24] [修正:2012-01-03 09:57:01] [このレビューのURL]

6点 朔太さん

浦沢直樹作品は、ほぼ読破しましたし、偉大な日本が誇る漫画家の一人と評価しています。
手塚治虫のライフワークであった「火の鳥」を意識した地球時間あるいは宇宙を制御する
神の手をモチーフにしている気がします。
しかし、7年かけてばらまき続ける伏線あるいはプロローグの連続は、読み手を既に
疲弊させているように思います。
全巻読めば分かる、あるいは全巻読んで分かる人だけ評価して欲しい、という姿勢は
浦沢直樹という実績を積んだ作家だけに許される特権です。
これを許すか許さないか、編集部と読者が決めることですが、「火の鳥」のような
未完のまま終焉を狙いにしているなら、「今」の読者は支持しないように思います。

9巻まで読み進めた感想です。完結後(ないかも知れないと想像していますが)
再度レビューさせて頂きます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-11-15 09:44:01] [修正:2015-11-15 09:44:27] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

作者のこれまでの作品と比べても、飛び抜けて終わらせ方が予想できない漫画である
これが、ストーリーのたたみ方に定評のある作家ならワクワクも募るものだが
広げに広げた風呂敷をたたまないことでお馴染みの浦沢直樹だ

今までは深いところの掘り下げが無かろうと
とにかくコイツが悪いんですという悪役を出しておいて
そいつをぶちのめしたり天誅が下ったりでなんやかんやでハッピーエンド
という具合の強引なまとめ方をしていたのだが

今度は悪役が勝手に死んでいく。特にストーリーに関係なく勝手に死んでいく。
え?コイツが大ボスじゃなかったの?
細かいことはおいといてコイツぶっ飛ばしてハッピーエンド!じゃないの?
果たしてどうやってストーリーを纏めるのだろう。今の私には不安しか無い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-08-25 02:45:08] [修正:2015-08-25 02:45:08] [このレビューのURL]

8点 デビルチョコさん

実際に起きた事件や出来事を上手くストーリーに絡めていて、
続きが凄く気になる。

色んな国や時代にシーンが変わっていくが、
ストーリー構成が巧みで、かつそれらの話が良く出来ているので
違和感なく読める。

今後、何とか伏線を回収していって欲しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-15 10:49:35] [修正:2015-03-15 19:30:08] [このレビューのURL]

5点 torinokidさん

5巻まで読了したが、相変わらず謎だらけの展開ですな。
まさに典型的な浦沢作品。

やはり浦沢作品は「完結後一気読み」に限ると痛感している今日この頃
とりあえず完結したら改めて評価したいと思います。

現時点では5点くらいか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-11 21:46:43] [修正:2013-10-28 16:21:36] [このレビューのURL]

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