ホーム > 不明 > 短編集 > 骨の音

6点(レビュー数:8人)

作者岩明均

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:1990年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:48:24

あらすじ 表題作「骨の音」、ちばてつや賞入選のデビュー作「ゴミの海」など、6作品を収めた岩明均初期短編集。

備考 短編集のため連載開始年には発行年を記載。

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骨の音のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

5点 朔太さん

岩明氏のちばてつや賞入選作品がデビューの
きっかけになったのですね。
絵柄は平凡で、昔の同人誌にありがちな描画力です。
お世辞にも、決して上手な部類の作家さんではないですね。

しかし、何を主張するわけでもなく、人間の日常の
不思議な感情を表現するのが最高にうまいです。
むしろ、小説家を目指してもあるレベルで成功されたかもです。
そんな文芸的な短編集でした。

初期の岩明氏の作風は、現在に確実につながっており、
寄生獣やヒストリエが生まれたわけですね。
岩明ファンは一読が必須でしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-05-04 08:21:58] [修正:2021-05-04 08:21:58] [このレビューのURL]

7点 デビルチョコさん

全ての作品が非常に良く出来ていた。

この短編作品で再確認したが、
やはりこの著者はストーリーを作るのが飛び抜けて上手い。
凄いです、本当に。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-03-10 07:25:33] [修正:2015-03-16 12:37:19] [このレビューのURL]

6点 fooさん

ごちゃごちゃしないスッキリとまとめてあり、
静かな世界観の中ではちょっとしたセリフや行動が際立って描かれている

デビュー当初から凄い実力をもっているのが分かる。
読みやすいのにしっかりとした話には無駄が無く独特の絵は
その世界を表現するのにとても合っている

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-23 08:12:55] [修正:2014-03-23 08:12:55] [このレビューのURL]

6点 torinokidさん

岩明氏の初期作品集。

短編集だけに各作品ごとの出来不出来が感じられないでもないが、
総合的には良作と言っていいでしょう。

とくに「ゴミの海」と表題作「骨の音」は秀逸。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-02-20 09:05:51] [修正:2013-02-20 09:05:51] [このレビューのURL]

6点 ITSUKIさん

作者の初期短編集。
デビュー作である「ゴミの海」の時点で、読んでて光るモノを感じ、ひきこまれます。
絵は流石に古臭く感じるけど、デビュー作なんだから当然っちゃ当然。
「和田山」ではギャグなのにホラーっぽい作りをし、「夢が殺す」では本格的なSFホラーを描き、「指輪の日」ではちょっとした恋愛とキャラクターの成長を描いている等、短編集ならではの様々な内容が読めてどれもそれなりに安定した面白さを持っています。

ちなみに表題作の「骨の音」はタイトルになってるのに描き下ろしらしいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 22:29:33] [修正:2010-02-28 22:29:33] [このレビューのURL]

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