「MAGES」さんのページ
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総合的なものをみての評価をしているつもりです。
好きな漫画は岩明均とか藤田和日郎とか荒木飛呂彦とか手塚治虫とか。
3点 RAVE
馴染みやすい王道的ファンタジー漫画でしたが、絵柄から設定、ストーリーに至るまで後一歩感をどうしても感じてしまいます。
特に目に付いたのは、早い段階で大まかな話の流れをある程度決定していたのは伝わってくるのですが、それがあまりにも大雑把なので先に進むほどに増える矛盾、使われない設定、危機の度に伏線無く登場する必殺技。要所要所の設定の煮詰め方が今ひとつと取られても仕方のないことだと思います。
バトルの内容も残念。多彩な能力があるにもかかわらず、結局最後は主人公側がどんなに追い詰められても気合の一撃や上記のような新必殺技で勝利、というパターンが多すぎます。
結局のところこの作品には「この漫画ならでは」といった魅力に決定的に欠けていたのではないかと。
決して読めないわけではないのですが、バトルがまぁまぁ、エピソードがまぁまぁ、絵柄がまぁまぁ、何れの要素に焦点を当てても特筆できるところがない。何故かと言うと王道的要素を詰め込んだはいいが、それをベースに何でも良いから自分なりの魅力を加えるという作業が結果的に失敗に終わってしまったのが致命的。少なくともその味付けが面白さに繋がっているとは思えない出来と感じました。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2008-12-04 05:22:04] [修正:2008-12-04 05:22:04] [このレビューのURL]
3点 聖結晶アルバトロス
絵も綺麗め、設定もなかなか面白いと思えるところがあるのですが、突き抜けるほどの魅力があるかといわれると少し困る感じです。台詞が一々細かく区切られることが多く、会話のテンポが非常に悪いのも残念。
王道ものが好きな方となら、割と相性の良いストーリーではあります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-03 06:18:14] [修正:2008-07-03 06:18:14] [このレビューのURL]
見辛い。見辛い。本当に見辛い・・・。
細部までしっかりと描き込むのは良いのですが、人物と背景の描き分けが微妙なため本当に目が疲れます。単行本では多少改善されていますが、本誌で読んだときはあまりのごちゃごちゃした絵に、この作品を読むだけで相当視力が落ちそうな気さえしました。それくらい目に悪いです。
それと、基本はバトル漫画なので色々な必殺技が出てくるのですが、過程を描かず決めゴマにて技名を叫ぶとともに敵を倒す描写ばかりなので一体全体どういう内容の技を放ったのかさっぱりです。動きのある絵は苦手なのかなあ。
とりあえず感想を箇条書きでまとめると、
・絵がとても見辛い。すっきりしていればそれでいいというわけではないけれどあまりにもごちゃごちゃしすぎている。
・バトルの内容がよくわからない。
・一見複雑そうに見えるけど横に広がっているだけで、ストーリーに深み厚みを感じない。
・美形キャラクター以外の扱いが酷すぎる。優男以外に強いキャラがほとんどいないような。
・ピンチの展開に『実は蛇眼でした』というのはもう少し使いどころを絞って欲しかった。あまりにもご都合主義的なことの繰り返しでマンネリ。
・無限城広すぎ。
序盤の展開が中々面白かったので、バトル漫画にならなければもう少し違ったのかなぁ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-09-24 07:25:44] [修正:2008-09-24 07:25:44] [このレビューのURL]
2点 犬夜叉
流石ベテラン、画力は総じて高いのですが、バトル物は不得手なのかなというのが第一印象です。作中の多くを占める戦闘シーンにおいて迫力をあまり感じられませんでした。
また、数多くの指摘を受けているストーリーについては、やはりもう少し改良の余地があったのではないかなと。あまりにも冗長な展開に加え、その結末がワンパターン気味なので盛り上がりに欠けてしまいます。
初期の頃や部分部分で中々楽しめる話もありますが、やはり話を引き伸ばしすぎているのが大きなマイナスだと思います。もう少し話を削って、大事なエピソードの密度を濃くして欲しかったかな。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-04-16 00:54:51] [修正:2008-04-16 00:54:51] [このレビューのURL]
本当に湘南純愛組やGTOと同じ方の作品??以前の作品には存在した、読ませる熱さやら勢いが大きく欠如した・・・というのが正直な感想です。
でも、よくよく考えてみるとこの先生の今までの代表作は、通常は割りとおちゃらけた雰囲気の世界観であるけれども、時折起こる暴力的だったりドロドロしたりする問題に対して、普段冴えないキャラクター達が一転してそれらに立ち向かう、というそのギャップにこそ魅力があったんじゃないだろうかと思うわけです。
だからこそ、作者さんのギャグや喧嘩シーンを描くセンスのバランスが上手くとれ、結果的にそれが人気に繋がったのではないかと。
それで肝心のこの作品はというと、作者さんの持ち味があまり発揮されていないんじゃないでしょうか。
要するに、作者さんの描きたいものと得意なフィールドの不一致を強く感じるわけです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-05 09:34:00] [修正:2008-12-05 09:34:00] [このレビューのURL]
1点 涼風
漫画の面白さと言うのは突き詰めると、その世界観にどれだけ読者を引き込むことができるか。言ってしまえば、どれだけキャラクターや設定に好感や興味を持てるかが大きな肝だと思うのです。
で、この作品には好感が持てるところがありません。
優柔不断で欲望が強いものの、才能があって誰からも好かれる主人公。美人だけど性格最悪なヒロイン。どこに魅力があるというのでしょう。
絵はお上手だと思うので1点を付けますけど、それ以外に評価できるところはありませんでした。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-09-27 06:35:37] [修正:2008-09-27 06:35:37] [このレビューのURL]
1点 伝説の頭 翔
ワンパターンという言葉がこれほど当てはまる作品も珍しいかも・・・。
内容は完全に
1.主人公、またはその周囲の人間が悪人に目をつけられる
2.主人公は怯えながらも、仲間達の協力を受けたりして悪人を倒す
3.主人公、決めゴマ(何故か毎回ほとんど同じ構図)にて悪人に説教。一件落着。
この1〜3を延々と繰り返すだけで、個々のストーリーも今ひとつ。何よりひ弱ないじめられっ子であるはずの主人公があまりにも強く、『不良達のトップとの一時的な人生交換』という物語の大前提である設定にほとんど意義を感じられませんでした。この設定だけみると面白そうだったのですが・・・。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-26 19:01:44] [修正:2008-04-26 19:01:44] [このレビューのURL]
1点 旋風の橘
一見スポーツ剣道漫画ですが、実のところは剣道風バトル漫画です。竹刀が消えたり伸びたり回ったりの必殺技のオンパレードです。
普通の剣道っぽい描写はほぼ有りませんが、そのはっちゃけっぷりが逆に清々しすぎます。あくまで剣道『風』バトル漫画です。なので一般的なスポーツ漫画によくある努力、友情
みたいな要素もほとんど無いです。主人公はただひたすら奇抜な必殺技と天性の運動神経で、努力を積み重ねたライバルたちを打ち倒していきます。
唐突なストーリー展開に加え、特に感銘を受けるような場面も無しなので自ずと作品としての評価は低くなってしまいますが、画力自体はそれなりなのでバトル部分はなかなか見応えがあると思います。私は笑いっぱなしでしたけど。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-04-10 19:01:55] [修正:2008-04-10 19:01:55] [このレビューのURL]
1点 MAR
異世界ファンタジーバトル漫画。
この作品の戦いは、様々な特殊効果を持った『ARM』と呼ばれるアイテムをメインに展開されるのですが、闘っている二人が自分の持つARMを交互に出し合っているだけなので、面白みも迫力も薄いです。バトル内容が『この敵キャラはこういうARM、もしくは能力を持っているんだぞ』ということが淡々と記されているだけのように見えます。台詞回しもそんな感じで、とりあえず必要最低限の台詞だけをキャラクターに喋らせているだけなのでとにかく浅く感じます。
加えて、一つの戦いは大体二話、幹部クラスの敵が相手だと三話でほぼ決着がつき、しかもその決着の仕方もワンパターンなのでやはりイマイチです・・・。物語が進むに連れて、その傾向は強くなっていきます。
全体を通して見ると、『淡白』の一言に尽きる作品です。
設定が、バトルが、キャラクター同士の掛け合いが、話の展開が、そして主人公達の台詞や行動がただただ淡白です。主人公の、一見良いことを言っている風に聞こえる台詞に対しても『何故このキャラがこれだけの台詞を言えるように成長したか』の過程がほとんど描かれていないので感動も何もないのです。
作品初期の頃のように、舞台が異世界であるという設定を活かして、ファンタジー世界を冒険するという事をメインに話を進めればまた違った評価であったかもしれませんが、同じ場所に留まって前半〜終盤まで一対一の戦いを延々と繰り返しているだけでは『異世界である』という設定にすら意味があったのかなと疑問を抱いてしまいます。
上記に加え、絵は綺麗だと思いますが画力という点では、少なくともこの作品(特に後半)を見る限りにおいては今ひとつという印象なのでこの点数にしました。というよりウォーゲーム5thバトル前後くらいからは明らかに手抜きしすぎでしょうコレ・・・。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-09 17:56:58] [修正:2008-04-09 17:56:58] [このレビューのURL]
0点 私立ポセイドン学園高等部
この作品についての今までのレビューの流れが単なるノリでないことを思い知りました。
評価すべきポイントも探しては見たのですが・・・。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-24 06:49:26] [修正:2008-09-24 06:49:26] [このレビューのURL]