「月5000円」さんのページ
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名作ってのをじっくり読みたい

9点 封神演義
完成度はかなり高いと思います というかここまで余分な所が無くキレイに
完結した漫画はジャンプには無いと思います
(あまり絵には詳しくないのですが)
線が硬く淡白な独特のタッチと何と言っても表紙の美しさが印象的です
クリアで澄みきった感じがたまりません
最後まで余分な所が無いというと、サッパリとしているのかと思われそうですが
尺の使い方が上手いというか、重要な部分が丁寧に描かれて
抑揚が効いていてラストまでダレる事無く読み終えれる
原作が中国の昔話で登場人物が多く、名前も似たようなのが多い中
それぞれの特徴がハッキリしていて、装飾品や武器のデザインにしてもセンスがズバ抜けている
絵、ストーリー、キャラクターどれも良くできている
なのにそれほど有名じゃないそこが残念です
連載する時期が悪かったのかも…
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[投稿:2009-08-15 01:26:52] [修正:2009-10-12 11:23:16] [このレビューのURL]
9点 蟲師
昔話みたいで読み始めやすいです
読んでいる最中は感じませんが読み終えるとこの作品が扱うテーマの大きさに気づきます
自然の理の中にある無数の生命、そしてその生命の営み
人が蟲とが係わることで巻き起こる事件をギンコが解決していくというストーリーなのですが、
読めば読むほど人の欲の恐ろしさを感じます
蟲という異形の生き物が出てきたり、数百年前の日本っぽい所が舞台だったりと
今とは掛け離れてしまっていると思いますが
現代にも共通する部分が多く、変わることのない人間の欲深さを思いしらされます。
アニメも独特な世界観が上手く再現されていて良かったです
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-06-16 19:16:01] [修正:2009-07-30 01:42:43] [このレビューのURL]
9点 キングダム
歴史モノでここまで引き込まれたのは今までありませんでした
太い線と力強いタッチ戦闘シーンのスピード感がたまりません
読んでいて中国の歴史の圧倒的な迫力が伝わってくる
読んだことのない方は一巻をまず読んで見てください
続きが気になって止まらなくなります
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-07-30 01:32:16] [修正:2009-07-30 01:41:46] [このレビューのURL]
9点 よつばと!
よつばを中心に何気ない日常が繰り広げられているのだけれど
どこか感情移入しづらいと思った
フルネームで登場しない主要キャラが多いことや案外重い設定(外国で拾ってきた子供ってとこ)である所 会話を聞いても何となくうそ臭くて本音で話している気がしない なんだか不思議な感覚に陥る…
人っていうのは所詮他人同士で漫画の世界も本当は決して交わることのない空想なのだと思った
そんなこと考えると少し怖くなった…
まぁ、普通に面白い 良マンガ
少女よつばの純粋さが周りの大人たちとのふれあいを通じてグッとくる 最近「理由のない喜び」を忘れてしまった方にオススメ
こういう温かいマンガで萌えとかいうのはお門違いな気がする
けれど萌えるものは萌えるよね しかたんない
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-16 23:01:57] [修正:2009-05-16 23:06:24] [このレビューのURL]
9点 スティール・ボール・ラン
すごくいいっ
ジョジョの奇妙な冒険 第7部 という位置づけではあるのだけれど
SBRはズバ抜けていると思う
今まで週刊でずっと描かれていたのが月刊になったからなのかも知れないけれど構成がはっきりしている
例えば… 敵スタンド使いの能力が登場した時と、戦う時では能力が微妙に違っていたりして矛盾が生まれて、ネットなどで考察されていたりしたけれど
SBRはそういう矛盾がない気がする
むしろ複線とかしっかりしていて荒木飛呂彦らしくない 個人的には少し無理やりな方が人間らしくて好きだった 最初SBR読んだ時は荒木が作家雇ったんじゃないか?と思ったが今では荒木のすごさにただ驚かされている
ジョジョ100巻を迎えるのに相応しい作品
ジョジョと聞いて未だに抵抗を示す人が多いが初めての人でもSBRは楽しめると思う
5部、6部くらいから落ち着いてきた絵になっているけれどそれでも他の漫画家には決して表現できない力強さがある また徐々に画風も変化してきて、まだ荒木は進化するのかっ!と感じた
有名になると絵のタッチを変えないようにする漫画家もいるけれど、荒木のように挑戦し続ける姿勢が絵に表れている漫画家こそ素晴らしい作品が作れるのだと思った
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-05-16 22:43:40] [修正:2009-05-16 22:43:40] [このレビューのURL]
9点 それでも町は廻っている
(下町の?)商店街の喫茶店を舞台に町の人々との交流を描いたギャグ漫画です。
とにかく細かいネタが多くて、作者のボキャブラリの豊富さに驚きます。なんど読み返しても楽しいです。
たまに奥の深い話があって考えさせられます。
ミステリーや謎解きみたいなものが好きな方は是非読んでみてください。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-04-11 22:52:45] [修正:2009-04-11 22:52:45] [このレビューのURL]
8点 屍鬼
さすがです藤崎先生 やっぱこの絵はクセになります
原作は読んでないんですが、ラストに向ってゆっくりと村を蝕んでいく感じが伝わってきます
ホラーなだけに影の表現が上手い、暗い中でも人物を際立たせる
のはかなりのテックニック
また表情がいいです
小説で表せないことをマンガにするから良いんですね
(人気が出たから何でもかんでもマンガにすりゃいいってもんじゃないんですよ)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-12 11:47:12] [修正:2009-10-12 11:47:12] [このレビューのURL]
8点 アライブ-最終進化的少年
内容としてはよくある感じの能力者バトルですが魅せ方がすごいです
今まであった王道バトル漫画の良い所を凝縮しています 余分な所が無く
テンポがすばらしい
絵がキレイです 薄味な気もしますが、濃いタッチではストーリーと少し合わないかも…
おまけのマンガが面白いです 個人的におまけのマンガの質が高いマンガは大好きです
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-10-10 16:31:38] [修正:2009-10-10 16:32:09] [このレビューのURL]
8点 バクマン。
デスノートのコンビがやっているだけあってストーリーと絵どちらもレベルが高いです
高校生が漫画家を目指すわけなんですが、リアルな高校生ってところがポイントですね
よくデスノの作画と比較して劣化したとか手抜きとか聞きますけど、デスノとバクマンは世界観がまるっきり違うと思います
デスノの絵のままでバクマンやっても面白くないですし、第一そんなシリアスじゃないですよね デスノはリアル、バクマンはポップなタッチの絵だと思います
リアルな方が上手く見えますが、デフォルメしていた方がマンガとしては読みやすくて馴染めますよね
他の漫画家の絵も描いているわけですし、よく描き分けれるなあって思います
原作と作画を分業しなければここまでレベルの高い絵は描けませんよね
リアルな高校生っていう点なんですが…
リアルな絵ってわけじゃなくて高校生としてリアルなんです 漫画家の高校生なんてどこにいるんだ!
なんて言われそうですが 諦めないところとか、一つのことに一生懸命になるところが高校生らしいんです
しかもずっとマンガを描いているだけじゃなくて、そこには恋愛があったり学校のことがあったり、いつも第三者が絡んでいるんです
自分の身一つでは何もできないって所がまた高校生らしいですよね
ジャンプで連載するからこそ意味のある作品です
でも少し対象年齢が高かったんですかね(笑)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-08-29 23:37:31] [修正:2009-08-29 23:55:12] [このレビューのURL]
8点 あずまんが大王
4コマ漫画として一つひとつの話でもクスッと笑えたり、和めたりするのは当たり前だが、この作品の場合コミック一冊を通してその一つひとつが繋がって大きな笑いになる よく考えられている
キャラが可愛く いわゆる萌えなんだけどその萌えに固執しないところが良いと思う
多くのキャラクターが登場するのにどのキャラも同じ位の頻度で登場して主人公が定まらない所も魅力的 きっと作者は登場人物を取り巻く状況や風景を描いてるのだと思う
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-07-31 15:48:51] [修正:2009-07-31 15:48:51] [このレビューのURL]