「shutaro」さんのページ

総レビュー数: 23レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年10月20日

説明する必要もないバトル漫画の頂点。
間違いなくジャンプ黄金期のトップであり「努力・友情・勝利」の方程式を
完璧なまでに作り上げたと言っても過言ではない。
王道でありながらも世界観や設定が抜群に個性的であり、
多くのフォロワーを生んだこの漫画は一時代を築いたまさに名作中の名作。

リアルタイムに連載を追いかけた身なので冷静な評価は出来ないのではと思い、
従兄の10歳の子供に5巻までを貸してみた。その日の夜に残り全巻を取りに来た。
やはり名作は軽く世代を超える。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-20 16:50:11] [修正:2005-10-20 16:50:11] [このレビューのURL]

MONSTERでは絶妙だった浦沢氏特有の間の持たせかたや謎の残し具合が、
「やりすぎ」「残しすぎ」といった悪化の一途をたどり、それらのおかげで
ずいぶん間延びしてしまった作品。それに加え、人物や時代への
フォーカスがポンポンと飛ぶため、とても散漫な印象で置いてけぼり感を
もの凄く感じてしまう。また、物語当初からの唯一絶対の謎だった
「ともだち」の正体が、ビックリするほどでもなかったのもマイナス要因で
ある。さらに、一度「あれ?」っと思ってしまうと嫌な点が目に付くもので、
伏線の張り方もあざとく感じてしまった。人物同士が繋がりすぎてて、
「あそこで出たアイツがココにも」とかがとても多く少々白けた。

とは言え腐っても浦沢直樹、物語に引き込まれる事は確かだし、
続きが気になるのは正直なところだ。おそらくこれから収束に向かうと
思うので、結末を見てからもう一度レビューしたいと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-11-07 20:16:44] [修正:2005-11-07 20:16:44] [このレビューのURL]

8点 MONSTER

メインとなるミステリーの周りに、上質なショートショートを
絡ませ、徐々にそれらとともに一つの着地点へと収束していく作品。
脇の人物の背景描写にいきなり飛んだりするので、やや散発的な嫌いはあるが、
それでも物語に引き込んでいくのは、その絶妙な間の持たせかたや、
そしてこれまた絶妙な謎の残し具合のおかげである。まさに絶妙。
またそういったストーリー構成の見事さもさることながら、テーマも
興味深いものであり、大人の鑑賞に堪えうる作品だと感じた。
少し時間を経てからもう一度じっくり読んでみたい漫画。

ただ、「もうひとつのMONSTER」は正直言って蛇足だった。
あんなの出すのならもう1巻くらい完結を延ばせよと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-11-03 21:54:42] [修正:2005-11-03 21:54:42] [このレビューのURL]

「女子高生+銃」ってのがイタい。
また、敵が「謎の殺人マシーン(子ども)たち」ってのが輪をかけてイタい。

2部が始まったようですが、すぐ終わりそうな予感をヒシヒシと
感じさせてくれます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-26 15:58:04] [修正:2005-10-26 15:58:04] [このレビューのURL]

センス溢れる絵とギャグもシリアスもバトルもそこそこ描ける画力を
持ちつつも、打ち切りの憂き目にあった残念な少年漫画。
アニメもいけそうな絵なのに・・・。

最初の頃は初期ドラゴンボールのような雰囲気でとても期待してたが、
いかんせんストーリーに魅力がなさすぎたか。
いい絵だったのになぁ。次の連載に期待しようかなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-26 15:47:05] [修正:2005-10-26 15:47:05] [このレビューのURL]

絵はけっこう好き。
途中まではそこそこ読める。
だが伝説のイレズミ?あたりでもの凄く評価ダウン。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-26 15:22:46] [修正:2005-10-26 15:22:46] [このレビューのURL]

いいですよこのバスケ漫画。
一度挫折したが再びバスケ部に入るやら元ヤンキーやらどこかで見た
キャラ設定が多いですが、なかなか面白いと思わせる理由は、
細かなギャグが結構笑える点にあると思います。そしてそれ以上によい
ポイントは試合描写ばかりにならずに、練習風景やら人物の背景描写に
重点が置かれているところです。

難点は、試合での描写・演出の下手さ。特に各選手の位置関係が
はっきり言ってなかなか掴めません。
キャラも出揃ったところですし、試合が増えるのでこれからが心配ではあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-26 15:16:05] [修正:2005-10-26 15:16:05] [このレビューのURL]

原作が頭にあるせいか、どうしても比べてしまい違和感が目に付きます。
あんな突飛なアレンジをするくらいなら原作を忠実に再現するか
オリジナルの新しい「宮本武蔵」を開拓した方が良かったと思います。
武蔵にしろ竜馬にしろ既成のイメージにヘタに手を加えるのであれば
現状の解釈を徹底的に崩し再構築した物語の方が読みたいのです。

井上氏ならそれらが出来る漫画家であろうと期待してただけに残念です。
ただただ絵がスタイリッシュなだけの漫画という印象が拭えません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-20 21:06:05] [修正:2005-10-20 21:06:05] [このレビューのURL]

ぶっちぎりで「昔は良かったランキング」第一位になるであろう漫画。
本当に大好きでした。
大笑いし、マニアな分野にも興味を持ち、時にはホロりと泣く。
人によって好きな時期は分かれるでしょう。90巻台辺りから雲行きが怪しくなります。
が、他の方のレビューにもある通り概ね2ケタ巻は安心して読めるでしょう。
いつまでも老いの醜態を晒す事無く、すっぱり完結して欲しいと思います。

〜100巻が7点。
101巻〜が3点。
コレだけの長期連載ということでプラス1点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-20 19:11:13] [修正:2005-10-20 19:11:13] [このレビューのURL]

友人に借りて読みました。
知りたくないようで知りたいオタクワールドの勉強になります。
決して傑作ではないもののいい漫画でした。
予備知識があまりないのでイマイチ分からないギャグなどもありましたが
全体的に見てホンワカホノボノときどきクスッって感じで面白いです。
また、非オタクの素人キャラが橋渡し役となっていて、その道に詳しくない
私をストーリー及びディープなオタク世界へと引きずり込んでくれました。

この本を友人に返し、ふと「同人誌ってモノをちょっと貸してくれない?」と
言ってしまった時の、僅かに見せた友人のニヤリという口が忘れられません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-20 17:45:01] [修正:2005-10-20 17:45:01] [このレビューのURL]