「白い犬」さんのページ
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ブログはじめました。
内容はここで書いたものの転載。もしくは加筆修正したもの。あと適当なこと書いてます。

10点 藤子・F・不二雄 異色短編集
藤子・F・不二雄といえばドラえもんとかの方が有名だが
私は藤子Fの描くSF(少しフシギ)ワールドの方が好きだ。
特に「流血鬼」は衝撃だった。
世界中が吸血鬼のウィルスによって感染し、「人間」の方が
少数派になった世界での少年の戦い、その結末は心に
響いた。読み終わった数日間は心がもやもやした。
今思うと何がすごいって、普通の漫画家が連載してコミックス10巻は最低出す設定、世界観を読み切りの一話でやっちゃっていることだ。
他にも数々の濃い作品があって、その内容はハッピーエンドもあればシニカルなオチもあり、藤子Fのもうひとつのひきだしに圧倒される。
漫画家志望の人は短いページで話をまとめる参考になるんじゃないだろうか。
珠玉の短編集です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-03-12 02:26:50] [修正:2008-03-12 02:26:50] [このレビューのURL]
6点 僕の小規模な失敗
私小説ならぬ私漫画。おそろしいほどネガティヴ(笑)
自分の中でネガティヴ漫画家一位は久米田康治だったんですが福満しげゆきに入れ替わりました。
現在作者は漫画家として成功していますけど、この漫画では漫画家目指して三歩進んでで五歩下がるような日々。
このネガティヴさ、ほとんどの人がなにかしら自分とダブり、「・・・・わかるよ、その気持ち。」となってしまう部分がある。
躁病に近いポジティヴ主人公見てるとこっちがへこんでくることがあるのでこの後ろ向きな主人公の方は見ていて心休まるというか。
私は好きですね、このダメさ加減。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-03-04 00:10:41] [修正:2008-03-04 00:10:41] [このレビューのURL]
5点 真・異種格闘大戦
相原コージは絵の泥臭さが我慢できれば
ギャグにしろストーリーにしろ安定して描ける漫画家だと思います。
人が一度は想像するけど誰も漫画にしたことのない
「最強で王物は何か?」なわけですけど、
実際戦わせると動物が最強を決めあう時点ですでにギャグ
なんですよね。ベタすぎて誰もが漫画化しなかったわけでだ。
いや、相原漫画のあの作品のあの動物がまさかの参戦には
涙腺にきました。まさかあいつが○○だったなんて・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-03-02 11:37:05] [修正:2008-03-02 11:37:05] [このレビューのURL]
4点 BE FREE!
この人の描く漫画は連載開始時のは勢いがあって
初期はそれなりに面白と思えるのですが長期化すると
本当にカスとしか思えない作品になりますね。
この漫画に関しては描いた当時若かったことも
あると思いますが内容が破天荒ですがスタートダッシュ
の勢いのまま完結できた唯一の作品だと思います。
連載時はこれくらいの画力がある新人は当時貴重で
リアルタイムで読んだ人には衝撃だったようですが
今の時代ではこれくらいの画力がある人はごろごろ
いるのでこの点数ですね。
連載していた時代にレビューを書いたら画力で1,2点
プラスだったかもしれません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-03-02 11:30:08] [修正:2008-03-02 11:30:08] [このレビューのURL]