「notatall」さんのページ

総レビュー数: 34レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年07月18日

歴史フィクションとしての説得力は皆無。
歴史浪漫への入門書としても微妙。

琉球編は、史実上の空白時間帯を作者のフィクションで埋めたもの。

架空の人物の、超人的な活躍を楽しむ、純粋な娯楽作品として読むことはできるだろうが、それなら北斗の拳のような、荒唐無稽な世界観であって欲しい。

あと有名どころの勢ぞろい入浴シーンは、ギャグだと思…。


ちょい上方修正。娯楽漫画としてまで、否定する気はないのです。

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[投稿:2010-07-18 22:21:22] [修正:2011-07-09 19:26:05] [このレビューのURL]

5点 CLAYMORE

世界的な漫画、竜ボールと同じく、
根本的に相手より強くなる以外にない。

絵や世界観はよかったのに、何か…、いや色々足りない。

次作、いい原作者と組んでくれることを期待w

あ。失礼。連載中でした

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-09 14:43:48] [修正:2011-07-09 14:43:48] [このレビューのURL]

5点 三国志

あの三国志をすべて網羅した点では偉大な作品。
「学校の図書室」に置く価値がある、希少な作品とも言える。

しかしエンターテイメント性は、「学校の図書室」どまり。と言っても過言ではなさそう。
読んで、なんだか賢くなった気分になった人も多いと思うが、それはあくまで錯覚だと思う…。

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[投稿:2010-07-18 22:08:33] [修正:2010-07-18 22:08:33] [このレビューのURL]

正史が正統であり、演義はフィクションである。

演義に基づく横山三国志がそのまま蜀よりの視点、
蒼天航路では、魏視点による演義なみの脚色が行われている。

が、どちらも読者が楽しめさえすれば、何の問題もないだろう。

しかし個人的には、
歴史を取り扱うフィクションにおいては、どのジャンルの創作物であっても、重要なのは説得力ではないかと思う。

その点で、この漫画に高い点数はつけられない。
一例を挙げれば、劉備・関羽・張飛の異様なまでの絆が、何からもたらされたものであるかを、侠によるものとすら、言及していないあたりである。
(キリスト教的性倫理に縛られた我々は、立ち入らない方が無難か?)

三国志。ひいては歴史浪漫への入門書としては、演義程度に評価できるが、読み直すことはない。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2010-07-18 21:32:47] [修正:2010-07-18 21:32:47] [このレビューのURL]