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総レビュー数: 91レビュー(全て表示) 最終投稿: 2013年08月19日

[ネタバレあり]

全18巻の長作。最初の2?3巻を読んだだけで、18巻まで読むのは気が遠くなりましたが、まぁ読めました。
と言うのも主役の2人は北川みゆきの作品の王道の流れで、悲しみ→解決→濡れ場→事件→悲しみ。のループを何十回も繰り返し
18巻もあるのに話の流れが大きく変わる事はないまま約6人のなかで
やんややんやずっと揉めてるんですが、邪魔役の人達が手ごわくずっと2人の壁として描かれているのが、それが良い脇役になって読みきれたのかも。

ですが6人の中でずーっと同じことを繰り返されていると、読んでいるこっちも
だんだん、目が回ってきて、主人公の女性のように訳が分からなくなってくる気持ちに少しなります。
読みようによってはウザイ、キモイ面倒くさい。となるかもしれませんが、、、

仲のよかったカズキ君の事はもっと掘り下げてもよかったような気がします。
そのほうが、2人が恋をする事に関してもっと残酷性も増したように思えます

更にはカスミのひどい女っぷりももうちょっとインパクトが欲しかったです。
最後まで小悪魔程度の描き方ですが、やっていることや、発言はもう立派な悪女ですので、普通の女の子が社会的禁忌を犯し最後には純粋な愛だけを妄信する悪女になっていたら、この漫画も相当な迫力があったかも。

最大のネタバレですが
最後は彼女には、あの柵の前で凍死していたらもっとグッと来る作品だったな
と思いますが、それはこのストーリーに対しての私の趣向ですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-09-16 00:43:14] [修正:2013-09-16 12:40:30] [このレビューのURL]

強引で頭のキレる美しい警視庁第9課、エリートの蒔を中心に
起こる猟奇殺人事件を死体の脳を取り出し
映像化することによって事件解決の手助けをするが

蒔には様々な過去があり、事件と同時に蒔の過去も明らかになって行く。

最大のトラウマ同僚の鈴木を引きずる蒔に、新たに信頼を寄せる同僚
青木が登場し、青木も蒔を絡む事件に巻き込まれていくのですが

私はどうもこの青木が好きになれません、正義感ややさしさも、気持ちが悪いですBL好きには良いのかもしれませんが

他人の脳を覗く行為で事件の解決のヒントになるシーンを発見できると
やった!これで事件が解決する!と一瞬思いますが

他人のプライベートな家庭の中、その人が大切にしている物などが視線から
感じる事が出来ると、見てはいけなかった、と複雑な気持ちになります

過去のトラウマと友情、犯人との確執や世間からのバッシング、蒔に近づく不穏な影など、様々な問題を抱えて小さい蒔が戦っていく

面白いですが、輝夜姫が好きな私には物足りなく感じてしまいます
と思っていましたが

秘密、スピンオフの蒔の過去編が出ましたね!
こちら、とっても面白かったです!

やっぱ青木より鈴木ですよ鈴木!蒔の過去にも凄く驚きますよ。
読んでない人は、こちらの普通のほうを読んでからスピンオフを読んだほうが
楽しめると思います!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-30 01:46:59] [修正:2013-09-01 13:11:12] [このレビューのURL]

6点 モテキ

読みやすくて面白い漫画でしたよ!
ギャグも効いていて楽しかったですし、作者の絵が私は好きで、女性漫画家なのに男性のスタイルを描くの上手だと思いました。

ヘタレな主人公が同時進行で違うタイプの女性と恋愛をする様は面白かったです

漫画としては、情けない主人公ですし、女性軍もそこまで好感が持てる人たちでは無いですが、現実の恋愛を思えば、あーいるいる、あるあると思うシーンもあります。

流されるように付き合ったり、こっちは真剣でも見向きもして貰えなかったり、でも一緒に泊まってみたり

付き合う気が無い相手なのに、気を持たせるような事をしたり

三十路付近で結構恋愛をしてきた人なら、なんとんく分かる
恋愛のあやふや感が出ていると思いました

筆者も別に純愛を描きたいわけではなかったと思うので、色んな女の子にコロコロすぐなびいちゃう主人公も馬鹿みたいで面白かったです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-30 23:24:37] [修正:2013-08-30 23:24:37] [このレビューのURL]

8点 輝夜姫

27巻に及ぶ超大作で、賛否両論ありますが私は大好きな作品です

最初の設定はどんどん関係なくなり。複線?謎、色々と解決されません。

御伽噺から始まり、生贄、クローン、ドナー、世界情勢に宇宙人?

その都度起こる解決されないけど、気になる展開を読んでいるうちにラストになります。

この作者の独特の絵にある淡白さや、無機質さは素の見えないキャラクターにはピッタリ合い「由」のようなつかみどころのないキャラには最高に合っていると思います。

余計なストーリーや寄り道?が多いですが、長くキャラと付き合っていくことになるので、思い入れが増しますし全員にキチンとしたストーリーが用意されているので、少年漫画には無いキャラの使い捨が無く主人公以外の話も楽しんで読めますが、一気に読まないと忘れますw

歪んだ性格のキャラが多い漫画ですが、そのキャラの歪みに長い時間をかけて向き合い、変化していく人間模様は私は結構面かったです。

時間をかけて数々のキャラの強い部分、弱い部分を十分に味わった中での衝撃のラストで私は号泣してしまいました。

最後まで読まなければこの漫画の良さは絶対分からないと思います。

27巻は長いですが、他の20巻越えの作品の中でこうもストーリーが荒れ狂う漫画はあまりないと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-30 01:30:57] [修正:2013-08-30 01:33:06] [このレビューのURL]

中盤までは凄く面白いです!ギャグも効いていて
有馬が宮沢に興味をもっていく様、宮沢の学校ではキャラを作っていた事を知ってからの2人の関係。

有馬の見た目が控えめだから、もっと色んな有馬が見たいと思いましたし、宮沢がそれを出してくれるのが読んでいて楽しかったです

そんな2人がお互い特別な存在になって行く様は素敵でした。

ただ、宮沢はあくまで普通の温かい家庭で育った見栄っ張りだけど普通の思考回路の持ち主、焼きもちのレベルも愛情表現も有馬を好きな気持ちも一般的な高校生レベルでしたが、有馬は違っていてもはや異常

些細な言葉やしぐさがきっかけとなり、すぐ心を閉ざし、周りにも気を使わせるレベルの面倒くさいヤツになってしまった。

もちろん有馬には過去があり、そのせいでこんな面倒な人間になってしまいましたが、一般家庭で育った宮沢には理解出来ないであろう行動もよく頑張って有馬を見放さなかったなと関心します。

と言うわけで中盤からの有馬の事情には全く興味が持てず、有馬からも少年の輝きが消え暗い捻くれた男にしか見えなくなってしまいました、実際絵も大人っぽく描かれているので、もう付き合いきれなくなってしまいました。

こんな暗い過去がある感情ネガディブ男を私は救えないし、イラっとしてしまいます。救いたいとも思いません。
ですが宮沢はそれを成し遂げたわけです。宮沢でなければ出来なったかもなーと言う妙な納得感はありましたが、ダークサイドに落ちた有馬はゾッとするほど関わりたく無い感じでした。

前半、中盤、後半でストーリーが大分変わる漫画でした。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-08-21 00:48:43] [修正:2013-08-21 00:48:43] [このレビューのURL]

大人気漫画だったのでしょうけど、私はあまり好きでは無かったです。
矢野をまずカッコいいと思いません。顔以外取り柄ありますか?元カノの死に酔ってるだけに感じます、実際付き合った期間も凄く短いですよね?

主人公の女の子も恋愛以外なにが出来るのでしょう?

うすっぺらい2人が恋愛に夢中になる様は現実の高校生ではよくあることすぎて
つまらないです。読んでて全く感情移入できません、と言うか羨ましいと思えません。

矢野を面倒くさい男、ナナミを馬鹿な女。と思ってしまいました

社会人になりナナミがお酒を飲みながら友人にくだを巻く姿は面白かったのですが、いつまでも昔の、しかも高校生の頃の恋愛を忘れられない姿はキモいと思ってしまいました。

いつの間にか矢野の顔が1巻とは別人になっていましたw

漫画なのに羨ましい、憧れる!と思う展開が無かったです。
何時までも高校の恋愛引きずってて気持ち悪い人たち、と思ってしまいました

ただ単に矢野は女運が無いだけでやさしい女の子はいっぱいいるよ?
この捻くれ野郎め!と言いたくなりました

ナナミには、矢野と一緒でも多分幸せになれないよ?そもそも何がよかったの?と言いたくなりました

竹内くんには、あんた馬鹿じゃないの?恥ずかしいよ?と思いました。

現実の男女はもっとたくましく、この漫画の人々は弱弱しいなと思いました。

大好きな人、、すみません

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-08-21 00:22:05] [修正:2013-08-21 00:22:05] [このレビューのURL]

何度も読み返しませんが、高得点を与えたいです。
登場人物全員いい子です!ハッキリ言ってこんな高校生活送ってみたかったと思わせる超絶さわやか恋愛漫画です。

サワコも可愛いし、風早もカッコいいです!私も風早くん好きです。

現実離れしていますが漫画です、憧れる話を読みたいのです。
高校生の頃もっと素直に過ごせたら、勉強していたら、先生と仲良くしていたら、友達を大事にしていたらと思うのです。

2人の間には無駄な問題は起きず等身大の普通の恋愛を描くだけですので
たくさんの、はじめて、をクリアしていくことで面白さが失われていく作品ですが、それは普通の恋愛も同じことなので仕方がありません、ですので付き合ってからは面白さが下降気味。もうじき最終回でしょう

脇役たちの恋愛も丁寧に描かれこちらも高感度が高いです。
出てくる登場人物みんな可愛くかっこよく素敵です。素敵集団で心が洗われますす。

ギャグも効いていて笑えるシーンが沢山あります。

付き合いの長い恋人がいる方、相手の顔も見ずに会話していませんか?
やさしい言葉かけてますか?

そんな自分にあの時の気持ちを少し思い出させてくれる、私にはそんな漫画でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-20 23:57:44] [修正:2013-08-20 23:58:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

名作ですよね、、、4点ですみません。
面白さが分かりませんでした。自分でもショックです。これ、、どのへんが面白いんでしょうか?

短編になっていて感情移入できませんでした。
絵が繊細すぎてインパクトが無くみんな同じに見える

殺人などのシーンも綺麗すぎてあっさりと、、、流してしまう

不死の業もあまり感じずなんと言うかずっと無邪気な子供のいたずらを見ているような、、、
その絵も含め神出鬼没なふんわり感が、ラストの夢だったのか幻だったのか、、に着地するのであれば、綺麗にまとまっていると思いますが

ちょっと可愛そうな子達くらいにしか思えませんでした。
あとでもう一度読んでみようかな。。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-20 23:42:50] [修正:2013-08-20 23:42:50] [このレビューのURL]

フランス旅行に行くために読みましたw

ベルサイユ宮殿ではアントワネット様たちに思いを馳せ。。。。アレ?なんか違う。。。

どうやら漫画のアントワネットはとてもキュートに描かれていたんだなとよく分かりました
ベルサイユ宮殿は確かに贅沢の限りを尽くしていましたしアントワネットはもっと権力者としての義務を果たすべきだったのではと思います。

架空のオスカルは、最近の漫画に多い自分の意思、意見をバンバン言う女性、自分の個性主張する女性ではなく

でしゃばらず芯が強く、規律に従い勇ましいのに決して女を捨てていない所に華があります。現代の女性は見習うべき点が多いかもしれません
さすが古い漫画だけあり、ヨーロッパが舞台にもかかわらず、日本人女性が憧れる恥じらいとしなやかさがあります。

そんな彼女が自分の恋に気づき戦争の中に散る儚さには、これまた日本の散る美しさの精神が見えます。

どのキャラクターも丁寧に魅力的に描かれています。
以外にもラストは少し衝撃ですので、まだ読んでいない人は歴史も軽くおさらいできますし、ヨーロッパ貴族漫画の中に生きる日本女性が忘れつつある精神を感じてみてはいかがでしょう?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-08-20 23:27:12] [修正:2013-08-20 23:27:12] [このレビューのURL]

作者のセンスに、、、読んでいる途中で何度も気持ち悪いと思いました。
まず兄が妹に恋をした理由が無い。恋ではなく欲情としか思ええない。

何故なら妹とイチャつく以外のシーンがほとんど描かれないから。
彼の視線のは常に妹の体ばかり見ているし、押し倒してばかり。

妹も押し倒されてばかりで、他に取り柄がなさそうにみえる。

妹に恋をした苦悩があまり描かれない、少しはあるがしょっぱなからエロ突入なので、妹も受け入れた意味が分からない

2頭身キャラが別人で気持ち悪い。2頭身時はセリフも甘え言葉になり気持ち悪い。
しばしデッサンが狂い、主に横顔が、よくこれでオッケー出たなってくらい目鼻口がおかしな位置にある。

よく10巻まで出たなと思う少女マンガで10巻まで出るのは売れている証拠だが、理解出来ない。

それでも様々なバッシングの中10巻まで描いた作者に1点。まぁ、仕事ですからね。

ちなみにラストは嫌いじゃないです、唐突すぎますがw

もしかしたら妹とくっつくのを終盤に持ってきてたらもっと良い漫画になったかも。と思います。

ま、兄のいる私には心底気持ち悪い漫画でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-20 23:08:43] [修正:2013-08-20 23:08:43] [このレビューのURL]