「デビルチョコ」さんのページ

総レビュー数: 197レビュー(全て表示) 最終投稿: 2015年02月13日

子供の頃に読んだ時、衝撃を受けた。凄く不気味で、とにかく怖かった。
そして大人になって読み返したら、やはり不気味な作品だった。

とにかく異常な世界。
異常な設定、異常な展開、異常なキャラクター等、異常な世界過ぎて、少し笑える部分もある。
その誰にも思いつかないような異常な世界を、最後まで描ききっているのが本作品。

その不気味な世界観の作り込みと繊細なタッチが素晴らしいと思う。

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[投稿:2015-08-06 20:25:34] [修正:2015-08-06 20:25:34] [このレビューのURL]

10点 童夢

圧巻な画力と物語の舞台設定。

マンモス団地の事を、徹底的に不気味に描いている。
完璧なまでに「画一」された建物と、「画一」されたコミュニティを守る住人。
まるで何かに強要されているかのように。

この不気味なまでに画一された世界の一端が崩れた時、建物、コミュニティ、そして住人、全てが崩壊していく。

それらの描写とストーリー構成が見事。
日常生活の中で起きる、非日常な出来事を描いている傑作。

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[投稿:2015-08-04 00:27:00] [修正:2015-08-04 00:27:00] [このレビューのURL]

面白かった。

何にでも良い面と悪い面がある。
言い換えると「光と影」や「陰と陽」等、様々。
この作品はそういったテーマを2人の主人公である少年シロとクロを通して描いている。

子供を主人公にした事で、良い面と悪い面の感情の表現が直球で分かり易かった。
また住み慣れた町が変わっていく「寂しさ」や「虚無感(?)」を良く描けていたと思う。

一つだけ気になったのは、
登場人物達のキャラを活かしきれていなかった気がする。
出てくる人物達のキャラが良い意味で濃かったぶん、
最後まで全員の良さを出し切れていなかった気がする。
少し勿体無い感じがした。
(鈴木=ネズミは最高だった)







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[投稿:2015-04-08 21:06:23] [修正:2015-05-27 22:02:18] [このレビューのURL]

「現実逃避」をする者達の短編集。
この著者の描き殴るような描写がストーリーと合っていた。

暗く、重い内容だが、作品として伝えたい事がシンプルで読み易い。
実体があるのか、ないのか分からない「にげまどうし」の描写もシンプル。
こういった作品を読んで救われる人もいると思う。

読後は何とも言えない余韻が残った。


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[投稿:2015-05-27 14:30:11] [修正:2015-05-27 14:30:11] [このレビューのURL]

とりあえずブリブリの世界。
いや、ブリブリというより完全にキマってる世界。

ストーリーは特に面白い所が無かった。
描写が斬新なので最初は楽しめるが、長く読んでいると酔ってくる。
初めて絵を見て酔うという状態になった。

ネタとして読むのは有りだと思います。

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[投稿:2015-05-26 00:03:46] [修正:2015-05-26 00:03:46] [このレビューのURL]

10点 BLAME!

最高です。

特別SF好きという訳ではないが、
この著者の作品にはいつも圧倒されてストーリーにのめり込む。

この作品の良さは、機械的な建築物と人とのバランス描写。
このバランスが絶妙で、巨大な世界観を2次元上で最大限に表現している。

最近の漫画はナレーションや台詞等でストーリー設定を説明する作品が多いが、
この著者の作品は基本的にそれらを画で造り出そうとしている。

これは「AKiRA」や「攻殻機動隊」に引けを取らないSF傑作だと思う。

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[投稿:2015-05-25 23:52:35] [修正:2015-05-25 23:52:35] [このレビューのURL]

うーん、面白い。

正直、この著者の他の作品描写と比べるとインパクトがなかったように思う。
瞬間、瞬間を描ききっている感じを受けなかった。
アクションシーンに関しては「鉄コン」や「ZERO 」の方が迫力を感じたし、
ストーリー設定も目新しい点はなかった。

しかし面白い。
この作品の1番良い点は台詞回しだったと思う。
登場人物達の言葉がズシンと心に響いた。

最後も見事。

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[投稿:2015-05-25 23:41:19] [修正:2015-05-25 23:41:19] [このレビューのURL]

8点 光圀伝

原作は読んだことありません。

凄く面白い。
最初から過激なシーンで始まり、一気に読む者を惹き込む。
幼少時代を振り返りながら進んでいくストーリー構成も見事。

父親の頼房との掛け合いも丁寧に描かれているので読み応えがある。
今のペースで物語が進んでいくなら、10巻くらいで終わりそう。。(終わらせて欲しい)

心情心理の描写は相変わらず卓越している。
あと最近になって気付いたが、この著者の子供の絵は凄く魅力がある。

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[投稿:2015-05-21 20:17:33] [修正:2015-05-21 20:17:33] [このレビューのURL]

10点 竹光侍

傑作。

最初から最後まで面白かった。
もっと言うと全てのページ、絵が素晴らしかった。

瞬間、瞬間、それも決定的瞬間を描いている感じ。
まるで動画を観ているような感覚。
この著者だからこそ描ける絵だと思う。

ストーリーはシンプルだけど、奥が深い。
このような芸術的作品を久しぶりに読めた気がする。

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[投稿:2015-05-08 22:27:52] [修正:2015-05-08 22:27:52] [このレビューのURL]

同じ会社で働いていた幼馴染みでもある青年2人が、
ある事件をきっかけに起業する物語。

面白かったです。
一番良かったのはストーリーのテンポ。
現実にありえそうな出来事が次から次へと起こり、
奮闘しながら進んでいくストーリーは違和感なく読めた。

営業の泥臭い感じもギャグを交えながら描いていて、
全2巻で良く纏まっていたと思う。

あと登場人物達の心情心理の描写が丁寧。
ラストも良かった。



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[投稿:2015-04-16 06:21:18] [修正:2015-04-16 06:32:28] [このレビューのURL]