「nori」さんのページ

総レビュー数: 108レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年03月10日

6点 DEATH NOTE

ジャンプで連載中の頭脳バトル漫画。
デスノートという設定がおもしろいしライト君の賢さにも感心させられる。
小畑さんの絵もやっぱりきれいです。
先がきになり読ませる魅力がある漫画!

出てくる人間がみんなうすっぺらいとか、Lの設定が無茶すぎとか
ライト君は推理力はあるのにどこか幼稚な感じがしたり
やっぱ少年漫画だなぁってところはいっぱいあるけど
それでも十分楽しめる作品。

上のレビューをかいててネットでデスノートについて調べてたら
大場つぐみ =ガモウひろし説を知って驚愕!
信憑性は微妙みたいだけど、どうなんでしょ??
ってか事実っていわれても信じられない!
ガモウの絵のデスノートも読んでみたい気はするけどw
あ、けどLの設定とかなんかガモウ臭いなぁ

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[投稿:2005-04-07 01:09:47] [修正:2005-04-07 01:09:47] [このレビューのURL]

8点 陰陽師

今、3巻まで読んだけどこの先もかなり期待できそう。

まず雰囲気、世界観がいい。
晴明と博雅の会話の和やかな雰囲気と物の怪達のまがまがしさを見事にかき分けている。
雰囲気を味わうだけでも十分に楽しめる漫画。

そして安倍晴明のあまのじゃくなんだけど温かみを感じる人間像がすごく魅力的に書かれている。
源博雅と安倍晴明のかけあいなどもユーモアのつぼにはまった。

どの話もうまくまとめられているし、安心して楽しめる。
京極夏彦とかが好きな人ははまれると思います。

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[投稿:2005-04-06 22:11:11] [修正:2005-04-06 22:11:11] [このレビューのURL]

この漫画は政治的、歴史的思想をもたないで
単純にSFエンターテイナメントとして読むほうが楽しめる。
エンターテイナメントとして読んだこの漫画はとてもよくできているのだ。
最新鋭の軍事力がタイムスリップし、旧装備の軍隊を相手に圧勝。
日本やら、アメリカやらぬきでも、この設定だけでも十分楽しめる!
(これだけだとまんま戦国自衛隊だ(;´Д`) )
歴史的な矛盾をつついてみたり、作者の思想を批判してみたりする必要はないのだ。

さらにジパングはその上に草加や角松といった魅力的なキャラクター、そして
次々と先がきになりページをめくらざるにはいられないストーリー展開。
これらの魅力がうわのせされて一級のエンターテイナメントになっている。

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[投稿:2005-04-01 06:51:55] [修正:2005-04-01 06:51:55] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

トーナメント編が秀逸!
バキの戦いよりも脇役同士の戦いのほうがおもしろい。
最後の最後までどっちが勝つかまったくわからない。
世界チャンピオンとただの1ヤンキーとの戦いすらまったく
勝敗が予想できないのだから信じられない。
伏線をはりまくって主要キャラになるであろうと思われていた
人物をかみくずのように負けさせてしまう展開はもはや予測不可能!

そしてこの漫画のもうひとつの大きな魅力は範馬勇次郎の圧倒的な格闘能力。
一人で一国の軍事力ほどの格闘能力、指一本で世界チャンピオンを赤子扱いなどの設定は、ギャグすれすれ!
このすれすれのとこでのバランスをうまくとって範馬勇次郎の魅力を存分に引き出している。

格闘技好きでなくとも十分に楽しめる漫画。
とはいえバキによれば男に生まれた者の99.999%は世界最強を目指すのだから格闘技好きの要素は男には皆あるはずだ!

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[投稿:2005-03-30 05:06:43] [修正:2005-03-30 05:06:43] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

寄生獣以後、佳作はあれど傑作ななかったこの作者。
だがこの作品は始まり方からして物語の壮大さを感じさせる。
作者の得意な歴史漫画であり、アイデアをかなり昔から暖めていたということからも期待できる。

物語はまだプロローグの途中という感じではあるがそれでも十分に楽しめる。
2巻のスキタイ人のトラクスが町中の市民をつぎつぎとあざやかに斬り殺していく場面は圧巻!
寄生獣の頃より絵の見せ方が確実に上手くなってる。

得点は7点としていくが、物語が進むにつれて点数はあがっていくだろう。
アレクサンダー大王も登場していなく、まだまだ物語は序盤という感じでこれからこの作者が
この壮大な物語をどう書ききるか今から楽しみでならない。

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[投稿:2005-03-30 01:09:42] [修正:2005-03-30 01:09:42] [このレビューのURL]

普通マンガ喫茶で読むと結構おもしろいマンガでも
家でよんでる時よりつまらなく感じたり、だるくなってくるもんなんだけど
このピアノの森は読みきるまで1ページめくるごとに楽しめた。
ピアノを弾いてるシーンが臨場感があり、本当に音楽がきこえてきそうなほどうまくかかれている。
特に森の中の月明かりのなかで弾いているシーンは頭に焼き付いて未だに離れない。
音が存在しない漫画というメディアでここまんで音楽を表現できていることは驚き。

ストーリーのほうもカイと雨宮のまったく違った環境で育った天才がこれからどういう風に成長していくのか
音楽界に才能をみせつけていくのか楽しみ。
出てくる人みんな暖かい人達ばかりで読んだあとにさわやかな感動を与えてくれる漫画。

の後、8・9巻を読んだけどやや失速ぎみかもしれない(それでも十分面白いが)。
ピアノの森だけあってやはり森の中のピアノがなくなったところの7巻あたりで完結させといたほうがよかったかも?
モーニングで2005年春から連載が再開するらしいので再び加速することを期待。

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[投稿:2005-03-29 23:39:57] [修正:2005-03-29 23:39:57] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

とにかく一人ひとりキャラクターを丁寧に、魅力的に書いてる。
特にメインのキャラクターであるペコ、スマイル、アクマ、ドラゴンの
成長の過程が丁寧な心理描写によって非常にわかりやすくかかれている。

んで台詞や構図は慣れないとわかりにくいかもしれないけどすごく上手い。
独自の世界を完全につくっちゃってます。

5巻のペコ、スマイル、ドラゴンは3人とも本当にカッコイイ!
特にペコは別格。まさにヒーロって表現がぴったしな感じだ。

スポーツ漫画において定番の恋愛などの要素はまったくないが
そんなものなくたって卓球という地味なスポーツのみが舞台でも
作者の技量次第で一流のドラマは作れるってことがこの漫画を読めばわかる!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-03-29 22:12:34] [修正:2005-03-29 22:12:34] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

誰もが経験する少年時代と60年代70年代の雰囲気を
上手く表現できていて懐かしい気持ちになれる過去編。
平凡なコンビニ店長であったケンジがカルト集団「友達」を巡る
事件に巻き込まれていくと同時に少年時代を思い出していきやがて
人類の運命を背負うまでになる現代編。
そして「友達」の勢力が圧倒的になり結末の予想できない未来編。

3つの時代をどれも違ったタッチでありながら魅力的に書かれている。
そのさらにその3つの時代を織り交ぜながら壮大に書いていることと
友達の正体の謎を物語の中心においていることで飽きさせない。

またこの漫画は推理漫画としてよくできていて
よ〜く考えれば友達の正体が誰なのかわりと初期の段階で予想できるようになっている
(確定はできないけどね)

が最近は話を延ばしすぎであることは否定できないだろう。
早めにすっぱり終わらせていれば8点クラスの作品であろうだけあってもったいない。
特に友達の正体が明らかになって以降は明らかにだれてきている。
よっぽどのどんでんがえしがなければ挽回は難しいだろう。

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[投稿:2005-03-28 11:12:05] [修正:2005-03-28 11:12:05] [このレビューのURL]

凝った漫画にしたかったけど失敗したって感じがある。
作者が無理をして自分の力量以上のものを書こうとしている。

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[投稿:2005-03-26 22:25:30] [修正:2005-03-26 22:25:30] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

楳図かずおによるSFホラー大作!
大和小学校の教師・生徒たちがなんらかの原因に一面の荒野へと飛ばされる。
そして教師も生徒も、どんどん死んでいきやがて生存者はわずかになっていく。
だがここで注意したいのは死ぬ原因が「未来の荒野にきてしまった」という環境の変化が原因ではなく
心理的な変化による人間同士の争いがそのほとんどの原因なのだ。
そこがこの漫画の本当に怖いところだ。
子供達は殺し、強奪、裏切り、戦争、宗教といった極限状況での様々な恐怖を経験していくが
これは人類が今までに経験してきた困難でもある。
楳図かずおはこの漫画で「追い込まれた人間の心理」を書ききっている。

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[投稿:2005-03-25 23:42:44] [修正:2005-03-25 23:42:44] [このレビューのURL]