「nori」さんのページ

総レビュー数: 108レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年03月10日

スポーツ漫画にしてもそうだがこういう漫画は主人公がどへたくそなうちな
いまいち盛り上がりにかける。(たまに素人なのに超人的に上手いって漫画もあるが)
しかしこの漫画はヒカルが上手くなるまでの間
佐為をつけることによってそこを見事にカバーしている。
テンポも非常に良く、囲碁というあまり知られていないものをテーマにしているが
ぐいぐい読ませる力がある漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-28 11:02:08] [修正:2005-05-28 11:02:08] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

地方大会で100点差、野球のことを全く知らないのにやたら頼りになる監督
デートで試合をすっぽかす主人公などの数々の伝説を生み出した野球漫画。
あらゆる逆境を根性と熱血だけで乗り切っていく。
主人公達はいろいろとずるいことや卑怯なことをやってたりするんだが
すべて熱血でごまかしてしまう笑

とにかく勢いがすごい!
この漫画にプロットやら大筋というものが存在しない
次々にありえない予想もできないほど馬鹿らしい展開で笑わしてくれる!
正直、不屈闘志はかなりの馬鹿だ!笑 しかしその熱血は何かを訴えかけてくる?!
見開きの使いかたも上手く、そこらのギャグマンガよりよっぽど笑える。
燃えよペンが楽しめた人は逆境ナインも是非おすすめ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-22 22:36:48] [修正:2005-05-22 22:36:48] [このレビューのURL]

7点 軍鶏

団背広さんと同じくヘヴィな漫画、凄惨さの表現が突出してる漫画が好きだ。
本当に凄惨な漫画を書くということは、単に残虐な場面や描写を書いたものではできない。
心に訴えかけてくるような凄惨さを書くには登場人物の心理を緻密に書ける必要がある。
つまり凄惨な漫画を書けるということはリアルな人間を表現できるということと繋がってると思う。
(余談になるが僕の中では凄惨漫画というカテゴリではザ・ワールドイズ・マインが不動の頂点にある)

この軍鶏でもやはり主人公の心理が丁寧に書かれている。
そして個人的に好きなのが主人公の苦悩と成長が
特に現れている刑務所編の3巻までにストーリー。
まさに心身ともに鍛えられていっている様子が上手く表現できている。

またこの漫画は戦闘場面でもそうだがコマ割や演出が上手い。
そしてそれらが作る独自の雰囲気にぐいぐいと引き込まれていく。
格闘漫画というジャンルでは異彩を放つ奇品。
しかし普段格闘漫画を読まない人にも勧めることができる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-19 22:32:15] [修正:2005-05-19 22:32:15] [このレビューのURL]

この漫画は誰にでもある経験、日常的な出来事を上手く表現できているので
読んでいて懐かしい気持ちになったり、共感したりできる。
だからどのキャラにも感情移入しやすいのですごく読みやすい。
休載中とのことなので連載再開を楽しみに待ってます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-16 09:29:45] [修正:2005-05-16 09:29:45] [このレビューのURL]

どの話も盛り上げる所でうまく盛り上げられていてきれいにまとめられている。
シティーハンターって設定も現実的にはありえんけどおもしろい。
またどの話もテンポがいいのですらすら読める。
なにより主人公の僚がかっこいい!
キメルところでばっちりきめてくれます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-11 19:22:59] [修正:2005-05-11 19:22:59] [このレビューのURL]

もしヒットラーにユダヤ系の血がまじっていたら?
という設定をもとに3人のアドルフを描いた大河漫画。
主人公の3人を中心に様々な人々の人生をみごとに、それも他の登場人物の人生と交差させながら描いていた壮大なスケールの漫画。
この複雑なストーリーをこの短さでしかもわかりやすくまとめているのは
さすが手塚治虫というべきだろう。
3人の主人公から人間らしさを感じる名作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-11 18:17:30] [修正:2005-05-11 18:17:30] [このレビューのURL]

7点 アカギ

福本作品の中ではこのアカギの前半が最高傑作かもしれない。
まさに圧倒的な才能、そしてカリスマを描ききってる。
アカギの狂気といえるほどの自信と行動。麻雀中の息もつけない緊張感。
これはカイジやその他の作品をはるかを凌駕しているといわざるをえない。

しかし後半、鷲頭編。長すぎ…。
というか作者がネタにつまって時間稼ぎを繰り返しているようにしか見えない…。
もはや福本の才は枯れてしまったのか、あるいは復帰することができるのだろうか。
願わくばアカギ前半の頃の福本節をもう一度見てみたい。

*この漫画、麻雀の基本的なルールを知っておかないと話の筋がいまいち理解できないので注意

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-09 21:15:01] [修正:2005-05-09 21:15:01] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この漫画を読むとプロの将棋指しはこんなぶっとんだ人間ばっかりなのか?!と錯覚してしまう
それぐらい全員が個性がたってる。
目をつぶって横断歩道を渡って「名人に選ばれる者は死なない」と断言する滝川。
占いを信じて、自分の幸運さを試すために頭上に斧を落とそうとする棋士。
こんな少々イカれた棋士達をかっこよく書いてる!

そしてすべての将棋指しが将棋に命をかけている(文字通り何人か対局中に死んでる)
ここまで対局に緊張感を持たせることができるのがすごい。
ジャンプでヒットした某囲碁漫画とはまったく似つかない作品!まさに生きるか死ぬかの緊張感!

個人的には10巻あたりの一回目の滝川と氷室の対局のあたりが一番もりあがってる。
苅田、氷室、滝川といい具合にイカれててカッコイイキャラ、粋なキャラが次々に登場するので
全然飽きずに読める
将棋をしらなくても十分楽しめるので将棋に興味がない人にもおすすめ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-08 13:38:51] [修正:2005-05-08 13:38:51] [このレビューのURL]

勢いだけでつっぱしるとんでも漫画。
(ちなみにとんでも漫画は褒め言葉)

こういうとんでも漫画のおもしろさはいかにあたかも真面目な漫画であるかのような空気を出せるかで決まる。
この漫画はそこが上手くいってたのでかなり笑えた!

いい意味でバカな漫画!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-06 23:08:52] [修正:2005-05-06 23:08:52] [このレビューのURL]

7点 餓狼伝

[ネタバレあり]

バキみたいな大胆さはないが、その分この漫画には緻密さがある。
タンバをはじめ魅力的なキャラクターと手に汗握る展開。
バキとはまた違った板垣のよさを知ることができる。
バキにはまった人は是非一読を。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-03 20:47:54] [修正:2005-05-03 20:47:54] [このレビューのURL]