「nori」さんのページ

総レビュー数: 108レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年03月10日

以前、手塚治虫がブラックジャックの各話の結末を3パターンづつ考えてたという話を聞いたが
ブラックジャックのどの話もクオリティーが高く、はずれのないのをみると納得できる。
まず設定がうまい。
ブラックジャック以後もぐりの天才外科医が主人公という漫画が乱発したのも仕方ないだろう。
また、人間、命といった壮大なテーマを見事に描きつつも
エンターテイナメントとしても一流に仕上がってるのもさすが手塚治虫といったところ。

まさに万人向けということのできる漫画。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-29 22:51:01] [修正:2005-04-29 22:51:01] [このレビューのURL]

8点 寄生獣

口コミで広まって今では漫画好きの間ではかなり知られるようになった漫画。

生物界のピラミッドに人間の上に「寄生獣」という新生物が発生するという設定が面白い。
寄生獣という生き物の存在を通じて人間の視点からだけではなく
もっと大きな視点から世界を眺めることもできるということを教えてくれる。

そしてこの漫画のすごいところは上のような大きなテーマを取り入れているが
単純にエンターテイナメントとしても面白い所。
読み出したら止まらない、気がついたら最終巻まで読んでます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-04-21 00:05:39] [修正:2005-04-21 00:05:39] [このレビューのURL]

8点 SLAM DUNK

[ネタバレあり]

スポーツ漫画の一つの完成系!
テンポがおどろくほどいいので次から次へと読み出すと止まらない。
湘南のレギュラーを中心に出てくる選手全員が魅力に溢れているので
読む人によって好きな選手が違うのも納得できる。
桜木と他のキャラとも絡みのギャグも笑えるものばかり。

画力も後半にいくごとにあがっていき、
山王戦のラストは絵のみで臨場感にとんだ試合を描写している。
これはもはや漫画のレベルを超えている。
絵のみであれだけの臨場感がだせるのは今の漫画家では井上雄彦だけかもしれない。
バガボンドではその絵のレベルを向上させている。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-04-18 22:22:02] [修正:2005-04-18 22:22:02] [このレビューのURL]

8点 AKIRA

[ネタバレあり]

20年近く昔の作品にもかかわらず昨年にいたるまで
何種類もの復刻版がだされつづけていたり
今年にAKIRAタイプのバイクが発売したりするほどの根強い人気を持っている作品

美しいメカニックのデザイン、繊細な絵、驚くほど練り込まれているストーリー。
たしかに日本のみならず海外でも多くのファンを獲得できるのもうなづける。

特に4巻以後の東京崩壊後は怒濤の展開。
哲夫が月を破壊する場面の描写で大友の画力に感心させられた。

AKIRA以降の漫画はAKIRAに少なくない影響をうけているという点でもこの漫画の評価は高い。
そういう意味では漫画好きならとりあえず読んでおくべく作品かも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-07 01:28:53] [修正:2005-04-07 01:28:53] [このレビューのURL]

8点 陰陽師

今、3巻まで読んだけどこの先もかなり期待できそう。

まず雰囲気、世界観がいい。
晴明と博雅の会話の和やかな雰囲気と物の怪達のまがまがしさを見事にかき分けている。
雰囲気を味わうだけでも十分に楽しめる漫画。

そして安倍晴明のあまのじゃくなんだけど温かみを感じる人間像がすごく魅力的に書かれている。
源博雅と安倍晴明のかけあいなどもユーモアのつぼにはまった。

どの話もうまくまとめられているし、安心して楽しめる。
京極夏彦とかが好きな人ははまれると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-06 22:11:11] [修正:2005-04-06 22:11:11] [このレビューのURL]

4巻まででも結構楽しめるけどそこまでは序章。
この作品は5巻からが本番!
新井英樹は以前キーチ!で圧倒的なカリスマを書きたいといっていたが
キーチはすでに小学生にして強烈に惹きつけられる魅力を持っている。
将来的にはキーチのブレーンになりそうな甲斐がまたいいキャラしてる。
小学生がどこまで巨大な権力に立ち向かえるのか、さらにキーチがどんなふうに成長していくのかこれからが楽しみ。

にしても新井英樹は相変わらず話の組み方や見せ方がうまい。
6巻のキーチが甲斐にみさとのはなしをぶっちゃけたところはもう何回見返したかわからない。
7巻からさらに話が進むたびにおもしろさもあがっていきそうで、次巻がまちきれない漫画の一つ。
加速することを期待。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-03-29 23:43:27] [修正:2005-03-29 23:43:27] [このレビューのURL]

井上雄彦の圧倒的な画力を堪能できる漫画。
ストーリーも吉川英治の原作を元にしながら上手く自己流にアレンジさせているが
このマンガの魅力はなんといっても井上雄彦の細部まで丁寧に書かれた絵にある。
効果音や台詞がまったくない場面でも十分な臨場感が出せている
絵だけでここまで魅せることのできるのは井上雄彦だからこそ。
小次郎を耳が聞こえないという設定も、この画力があってこそ初めてできるのだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-03-26 00:46:12] [修正:2012-05-03 14:45:15] [このレビューのURL]

7点 CLAYMORE

初めて読んだとき、1−2巻読んで評判ほどおもしろくないかな?
とおもってたけど過去編以降に一気に物語にひきこまれた!

それまで強いと思ってたキャラクタより、さらに圧倒的に強力なキャラを登場させて
物語のスケールを大きくみせるっていう手法はドラゴンボールあたりからはじまり
いまでは常套手段となってるけどこれをホントに上手く使えてる漫画っていうのは以外と少ない。
そしてこれをやりすぎると力のインフレ状態になるし、話をまとめるのが難しくなる。

しかし今のところクレイモアではそこらへんのバランスもうまいこととりながら物語にスケールと厚みを持たせることに成功している!
これできれいにまとめることができたらおそらく名作と呼ばれる漫画になるだろう。
とりあえず7点にしておくけど、終わり方しだいでさらに評価はあがりそう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-08 22:39:44] [修正:2006-05-08 22:39:44] [このレビューのURL]

7点 ZERO

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-15 15:41:10] [修正:2006-04-15 15:41:10] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-11 16:34:55] [修正:2005-06-11 16:34:55] [このレビューのURL]