「nori」さんのページ

総レビュー数: 108レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年03月10日

[ネタバレあり]

もはや伝説!その知名度は僕の世代だと確実にNo1!
毎週アニメを見てないと次の日で学校で話題についていけなかった笑
ストーリーはどっからみてもいきあたりばったり。
なのに何度読み返してもおもしろい!
読んでいて素直に楽しめ、先が気になる絶妙な人間関係を書くのが上手い!
(特に未来からきたトランクスとベジータ、ブウとミスターサタンなど)

またジャンプで力のインフレをむやみに乱用されるきっかけになった意味で罪な漫画でもある。
まぁ影響力がそれほどあったってことでもあるか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-04-18 21:43:51] [修正:2005-04-18 21:43:51] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ジャンケンという題材だけで5冊も漫画をかけるのは
いや書こうとするのはこの作者ぐらいじゃないかな?
次から次に予想もできないような練られた作戦、戦略を敵が考え
さらにそれを超える戦略をカイジが実戦する!
作者の頭はいったいどうなってるんだ!というぐらい練り込まれた展開!

それにしても初っぱなの船井のあいこ作戦のくだりは肝をぬかれたw
現実の厳しさをおしえてくれる漫画でもあります。

あと福本漫画といえば利根川の演説にみられるような
福本節といわれる独自の語り方も必見

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-13 20:35:16] [修正:2005-04-13 20:35:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ボクシングという素材でここまで長期連載し
しかもマンネリ化しないというのはすごい。
作者の発想力とボクシングの知識量によってなりたっている。

どの対戦相手も個性的なんで全然飽きさせないし
話も綺麗にまとめれているので安心して読める。
そして最初は勝てそうもない相手に一歩が努力に努力を重ねて勝利!
というパターンは何度みてもやっぱり爽快。

ボクシング以外の描写もテンポがよくギャグもなかなか笑える。

個人的にはやはりピークは新人王戦である千堂戦な気がする。
あそこらはギャグも今よりさえてた。
ピークは7点超えてるかんじだけど総合的に見て6点に。

ライバルの宮田と近々戦いそうな感じだけどいよいよクライマックスかな?
もしくは世界チャンプまでひたすら続けるのか、、、

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-10 21:40:06] [修正:2005-04-10 21:40:06] [このレビューのURL]

骨組みが非常にしっかりしている作品。
最初の段階からかなり細かい設定を考えていたんだろうなぁ。
独自のミステリアスな雰囲気と謎だらけのストーリーでぐいぐい読ませる。
ささいな事件から物語は始まるが
最終的には壮大なスケールのSF漫画になっている。

この漫画のもうひとつのみどころは丸神頼之の存在力。
物語の最終段階まで彼の真の目的がわからなかったけど、4巻での
「つまりこれは『窓』ではなく、『玄関』ではなかったのか、とね」
このくだりだけで自分の中の丸神頼之の印象が一変した。

何百年にもわたる常識や悪夢に縛られず、自らの仮説を信じ命を賭ける。
思考停止をし歴史に従うよりは命を賭けてでも真実に近づこうとする頼之は魅力的だ。

はてして頼之は異星人の住む星へと行くことができたのだろうか。
もし会ったとしたら彼は異星人に何を話すだろうか?
あるいは彼がしたことはただの自殺だったのだろうか
読み終わってもいろいろと想像させてくれ余韻を残す名作

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-04-07 17:17:16] [修正:2005-04-07 17:17:16] [このレビューのURL]

7点 GANTZ

[ネタバレあり]

全くだれが死ぬか予想のつかない怒濤のサバイバル。
一瞬でも緊張感がきれない緊迫の戦闘シーン。
不気味だがスタイリッシュな異星人達のデザイン。

一度読み出したらとまらない、
エンターテイナメントとしてよくできてる良作!

中でも仏像編が敵のデザイン、ストーリーともにベスト!
どんでん返しの連続で、展開は予想不可能だし
仏像を敵に設定っていうのもなんともいえない、まがまがしさがある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-04-07 16:49:00] [修正:2005-04-07 16:49:00] [このレビューのURL]

序盤だとほのぼの系の漫画なはずが後半はバリバリバトル漫画。
というか大抵の人の印象は幽々白書=バトル漫画だろう。
まぁジャンプではよくあること、大人の事情があるのでしょう(;´Д`)

この漫画では味方のキャラクターも魅力だが
中盤以降の敵キャラクターがそれ以上に魅力的に描かれている。
特に仙水やトグロ弟などは暗い過去を入たりしながらかなり掘り下げた上でカリスマ的な魅力を作り出している

またときどき見え隠れする少年誌にあるまじきグロいシーンやダークな描写が
独自の雰囲気でスタイリッシュに書かれていているのもこの漫画の大きな魅力の一つであり
他の健全(?)バトル漫画と一線を画しているところ。

ジャンプで少年誌に合わしたバトル漫画もいいが富樫が
何の制約もなしに青年誌で本気で書いた漫画を読んでみたい。。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-04-01 14:58:46] [修正:2005-04-01 14:58:46] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

トーナメント編が秀逸!
バキの戦いよりも脇役同士の戦いのほうがおもしろい。
最後の最後までどっちが勝つかまったくわからない。
世界チャンピオンとただの1ヤンキーとの戦いすらまったく
勝敗が予想できないのだから信じられない。
伏線をはりまくって主要キャラになるであろうと思われていた
人物をかみくずのように負けさせてしまう展開はもはや予測不可能!

そしてこの漫画のもうひとつの大きな魅力は範馬勇次郎の圧倒的な格闘能力。
一人で一国の軍事力ほどの格闘能力、指一本で世界チャンピオンを赤子扱いなどの設定は、ギャグすれすれ!
このすれすれのとこでのバランスをうまくとって範馬勇次郎の魅力を存分に引き出している。

格闘技好きでなくとも十分に楽しめる漫画。
とはいえバキによれば男に生まれた者の99.999%は世界最強を目指すのだから格闘技好きの要素は男には皆あるはずだ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-03-30 05:06:43] [修正:2005-03-30 05:06:43] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

研修医である斉藤が現在の日本医療の現実と自分の理想の
ギャップに苦しみながら成長していく(してないかも;´Д`)話
編ごとの締め方が非常にうまい。
編の最後に見開き1ページまるごと使ってるんだけど
いつもそこで一気に感動させられる。

その中でも一番光ってるのがベビーER編。
障害児の父となった父親の苦悩と心の変化がリアルに書かれていて感情移入できる。
「会ったら…お別れを言わなきゃいけないじゃないか…」
この父親の台詞に子供を誰よりも愛しているのに、子供の命を認めようとしない葛藤が現れている。
ここのシーンを読んだ後しばらく切ない余韻が残った。
そしてこの編の締めも何回か出てきていた「夕日」を上手くつかって見事に締めている。

難点を言えば主人公に感情移入しにくい。
斉藤は理想を絶対に曲げようとせず、あまりにも不器用。
自分の理想を他人にも押しつけようとして正義のつもりがエゴになっている。
主人公が日本の医療の問題点を強調するためと物語の進行役をするためだけに存在している気がする。

それでも各編独自のキャラクターとドラマが素晴らしいので十分魅力的な漫画になっている。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-03-30 05:04:23] [修正:2005-03-30 05:04:23] [このレビューのURL]

7点 ONE PIECE

[ネタバレあり]

まさに少年漫画の王道的な漫画!
夢、希望、仲間といった少年漫画必須の要素がふんだんに盛り込まれているが
ストーリーの展開は強引さを感じさせないので素直に感動できる。

そして圧倒的な世界観。少年漫画でここまで世界、雰囲気を作り上げてる漫画はほとんどないかも。
小学生の頃から構想を練っていたというのも信じられる。
おそらく作者の頭の中には完全にワンピースの世界が存在しているんだろう。

各編どれもプロットがしっかりしていて、いきあたりばったりでなくかなり計算されたストーリー展開になっている。
特にエネル編は細部に伏線がはりめぐされていて
さらにそのどれもうまく生かされており完成度は少年誌クラスを超えている。
サルベージや巨大な陰などの最初で出してきた伏線をあそこまで上手く生かせる力量はさすが。
最後のエネルが月を目指していく場面を見てワンピースの評価が自分の中でさらにあがった!

全体的なストーリーでも各所に想像力をくすぐる伏線がもりこまれている。
おそらくまだまだ壮大な話となるのでこれからにも十分期待できる。
心配はジャンプ編集者がストーリーに干渉しすぎないかということ。

最近、ジャンプの看板漫画となったことでドラゴンボールとよく比較されるが
単純に作品の完成度という点から比べるとワンピースのほうが圧倒的に高い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-03-30 01:37:28] [修正:2005-03-30 01:37:28] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

寄生獣以後、佳作はあれど傑作ななかったこの作者。
だがこの作品は始まり方からして物語の壮大さを感じさせる。
作者の得意な歴史漫画であり、アイデアをかなり昔から暖めていたということからも期待できる。

物語はまだプロローグの途中という感じではあるがそれでも十分に楽しめる。
2巻のスキタイ人のトラクスが町中の市民をつぎつぎとあざやかに斬り殺していく場面は圧巻!
寄生獣の頃より絵の見せ方が確実に上手くなってる。

得点は7点としていくが、物語が進むにつれて点数はあがっていくだろう。
アレクサンダー大王も登場していなく、まだまだ物語は序盤という感じでこれからこの作者が
この壮大な物語をどう書ききるか今から楽しみでならない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-03-30 01:09:42] [修正:2005-03-30 01:09:42] [このレビューのURL]