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3点 魔術師2
美形天才マジック少年と粗野だけど温かみのある少年。
ダブル主人公のマジックもの。
お世辞にも面白いとは思えなかったなぁ。
何がやりたいのか、どこがゴールなのかがまったく伝わってこないまま駆け抜けていってしまいましたね。
ラストあたりはジャンプにありがちなバトル物になってるし。
キャラクターは既視感は覚えるものの「正反対の二人が反発しつつも信頼しあっていく」みたいな感じで上手く転がしていけばそれなりのものにはなりそうだったし、実際連載開始前に掲載された読みきりは面白く、ここまで大コケするとは夢にも思いませんでした。
どこで間違えたんだろうか?
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-10-28 00:13:33] [修正:2006-10-28 00:13:33] [このレビューのURL]
1点 テニスの王子様
これ絶対おもしろいと思いますよ!!
そこらのギャグマンガより笑えます。
作者が本気で真剣に(たぶん)描いてこれです。
カッコつけてこれですよ?
狙ってできるものでしょうか…?
でもマンガそのものより、
レビューサイトの方がおもしろいので1点です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-10-12 15:57:25] [修正:2006-10-12 15:57:25] [このレビューのURL]
0点 WILD LIFE
なんというかねえ・・・この漫画があるからサンデーは読みたくないと。
そう思っています。
「動物のお医者さん」みたいな獣医路線を多分目指したかった
はずなのですが、こういう企画ものはマガジンが良くやりそうな
タイプの漫画です。
そして、元マガジンの藤崎を起用したこの獣医風漫画
(獣医漫画ではないから)は、
普段漫画とかサンデーを読まない一見さんなどを引き込むことには
成功したそうなのですが、
他のレビューに見るようにネットでの評判は「MAR」くらいに続いて
ほぼ最悪に近いものにあります。
(酷評されている理由は別だけれど)
ストーリーはすっごくご都合主義的で、
主人公の行動はもう最悪に近いし
動物描写や史実もけっこういい加減なことが多いことから
酷評されているのですが、
やっぱり読んでいて不快な行動とかが
言動が目につくことが多いのです。
追記
・・・どうやら、小学館漫画賞の少年漫画部門で
受賞してしまったらしいです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-08 02:56:34] [修正:2006-09-24 12:40:33] [このレビューのURL]
あえて説明するのがバカらしいほどの怪作。
なんだけど読んだことがないので全巻揃えてみた。
しかし・・・・
なかなかこの作品の評価は難しい。
確かに、
個性的過ぎるほどの強烈なキャラクター。残酷ながらも神秘的なストーリー。そして痛々しいほどのテーゼ・・・
そのどれもが今までのマンガには無く、そしてひょっとしたら後生この作品に匹敵するものは現れないのではないか?というほどこのマンガは他の作品と比べて際立っています。
ただ、残念なのは・・・
あまりにも作品の中に作家の主義主張を詰め込みすぎたために、読者を置き去りにした感が否めません。
トシがかろうじて読者が感情移入できるキャラクターであるものの、それも中盤あたりまで。
別に読者におもねって作品を作れっていうわけじゃなくて、これは純粋に面白さのためにそうしたほうがいいのです。
読者ががんばって作品の解読をしなきゃいけない作品はどうしても「心」じゃなくて「頭」で読んでしまって素直に作品に入り込めません。おそらくこの作品を読んで本当に涙した人は少ないのではないかと思います。「感動」の一点であれば西原理恵子の「ぼくんち」に一歩譲らざるを得ないと私は考えます。
だからといって、この作品の価値が下がるわけではありません。むしろ、あがります。
特にジャンプに代表される少年誌では読者におもねりすぎだと感じます。売れるためには読者サービス(エロじゃないよ)に徹するのがそりゃあ得策でしょうけど、それじゃあ作品として薄っぺらいものしかできません。マックのハンバーガーみたいに余れば捨てられ食い散らかされのジャンクな末路を辿るだけです。
その点この作品の独善的なほどの作風はどうか。
確かに読者を選ぶでしょう、万人受けする平均的な作品ではないでしょう。それゆえに企業(出版社)としては積極的に売り出そうとは思わない作品でしょう。
そんな逆境の中、この作品が世に出され、打ち切りという噂あれど14巻まで描き続けることができたのは作家の強靭な意志と編集者・出版社の理解あってこそだと思います。
数多くの人に支えられて出版された、
数多くの人が虫ケラのように死んでいく、
数少ない人間ドラマの最高傑作。
是非、是非読むべきだと思います。
新説ザ・ワールド・イズ・マインも含めて。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-09-21 22:00:12] [修正:2006-09-21 22:00:12] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
心に余裕がある動物、それが人間の最大の取り柄。このミギーの言葉がこの作品のすべてを物語っています。余裕がある。素晴らしいことです。ぼくはこのシーンで一気に涙があふれ出てきました。どんな命も大切におもえる・・・そんな人間だけの取り柄が僕は大好きです。いいえ、人間だけじゃないですね、生き物みんなそうですね。この世にあるものみんなそうですね。この大切に思う気持ちを大切にしたいですね。最後にこの漫画を書いてくれた作者に感謝したいし、みんなに感謝したい。みんな、幸福でありますように.....。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-05-14 21:26:20] [修正:2006-09-21 09:07:54] [このレビューのURL]
2点 ドラゴンヘッド
詐欺だと思う。
何が起こってるんだろう、何が起こるんだろう。
なんもないんかーい!!
ネタバレあり といえばありだけど
ネタがないということをばらしてしまいました。
ガッカリ感は壮絶
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-09-19 22:45:38] [修正:2006-09-19 22:45:38] [このレビューのURL]
9点 夕凪の街 桜の国
この作品は原爆をモチーフにした話。
なんだけどもこの作品が名作なのは別にそういうのではなくて。
じゃあ何か、っていわれると難しい。どこが面白いのか自分でもわからない。ただ、この作品は凄い。それだけはわかる。言いようが無い素晴らしさがこの作品の中には間違いなく、ある。
マンガのレビューを書いてるとまるで自分が神様みたいに偉くなった気がしてくる。
あーこの作品はわかった。
あーこの作品はこういうこと言いたいのね。
なんて段々と傲慢になってくる。
もしかしたらあなたもそんな気になっている時があるのかもしれない。いや、あると思う。
だけど、そんなときにこういう作品に出会うとホントにマンガの神様に感謝したくなる。この世にマンガがあることが本当に素晴らしいことなんだと感じる。
絵にも描けない美しさ。
百聞は一見にしかず。
なんて言葉があるけれども、この作品はそういう作品だと思ってほしい。
だいたい、どんな作品だってそれの全てを言葉で伝えることなんて出来ないと思う。出来ていると感じているのは書き手(レビューする人)の思い上がりだろう。
もしこの作品を読んで、その後で私のつまんないレビューを見て、作品を評価するということがとても失礼で無知なことだと感じてくれたら私はちょっと浮かばれると思う。
というわけで私の下らないお願いというか自己満足の文章はこの辺にして、私はこれからこの作品を読むよう皆さんにお願いします。はっきりいってレビューなんてもんじゃありません。無様なお願いですけれども、騙された!と思って読んでみてください。マジで。お願いします。
では、いきます・・・
・・・
文章ではうまく言えない書けない、でも!でも読んでほしい!!
絶対に読んでほしい!!
読めばわかる!だまされたと思って読んでほしい!!
これ読まないでこの21世紀何を読むっていうんだ!!
戦争だから!?原爆だから!?いいや違う!!!
これは人間の話だ!人間達の話だ!!
これほど静かで強くていとおしい話が今まであったか!!?
それが今まさに私たちの周りにあることを誰か説いてくれたことがあったか!!?今!今この時代だからこそ読んでほしい!!
日本人として!人間として!!きっと!きっと琴線に触れるはずだ!!読むんだ!!読むんだ!!その頬に風を感じるはずだ!!
桜の国の、夕凪の街の、あたたかい風がきっとあなたは感じるはずだ!!!
(注:BGM,サンボマスター「美しき人間の日々」)
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-09-18 23:02:16] [修正:2006-09-18 23:02:16] [このレビューのURL]
前半は限りなく面白かった。
後半はあのギャグに慣れてしまったのか、はたまた金田一先生のギャグが落ち着いたのか、私がしらけた大人になってしまったのか。
でもギャグ漫画のなかで言うと結構上位にはあがりそうです。
それにしてもダマは妖怪ですか。
金田一先生がその時その時に気に入ったキャラを使いまわしてくれるのは大いに結構なのですが、忘れ去られていくキャラを見ると切なくてなりません。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-09-16 11:53:46] [修正:2006-09-16 11:53:46] [このレビューのURL]
9点 最終兵器彼女
ちせが愛しい。
一巻ごとに大泣き。
最後の最後まで、一所懸命恋愛をしたちせとシュウジは涙無しでは見られません。
最終巻、あの長ったらしいエロシーンはいるのだろうか、とも思いましたが、漫画を読み終わったあとは何かをぼーっと考えてしまいます。
切なすぎる・・・。
おもしろいです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-09-14 15:19:00] [修正:2006-09-14 15:19:00] [このレビューのURL]
8点 24のひとみ
主人公のひとみ先生が周りの人々にひたすら嘘をつき続けるコメディ。
基本的に全てが会話劇なのでどうしても画面が平坦になりがち。
絵も、トーンを一切使わずペンタッチを極力効かせないシンプルなもの。
しかし、そういった言わばマイナスにもなりうる要素を、ダイナミックなコマ割と背景に何も関係の無いキテレツな絵を差し込むことでカバーしています。
むしろシンプルさが良い味になっている不思議。
いけしゃーしゃーと笑顔で嘘を吐き続けるひとみ先生に加えカオスな背景絵は、読んでいるうちにだんだんとトリップしてくることうけあい。
ひとみ先生すごい美人にみえるし。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-09-03 01:09:46] [修正:2006-09-03 01:09:46] [このレビューのURL]