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画力が高いので喧嘩のシーンなどはリアリティや迫力があります。
特に主人公・前田と強大な敵が対峙する時の
震え上がるような緊迫感はそこらの漫画家には描けないでしょう。

キャラクターも非常に多彩で、ヤンキーなのにやたら愛嬌のある奴が多いですね。
そのためか喧嘩シーンだけでなく日常シーンやギャグも面白いです。
偏見さえ持たなければ意外と万人に受けるんじゃないでしょうか。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-08-29 08:49:18] [修正:2006-08-29 08:49:18] [このレビューのURL]

5点。可も無く不可も無くというので5点というわけではなくて可もあり不可もあるから5点。


小学校の頃から美味しんぼは見てましたよ。

アニメもやってたんじゃないかなぁ〜

そりゃあ面白かったですよ。

今見ても面白いですよ。

料理を以ってして語らせる。

食材に、調理法に、その味に人というものを語らせる。

なんて奥が深い!


そう思ってました、昔は。


ここのレビューサイトに来てみなさんのレビュー読みました。


「作者の偏屈な思想が・・」


というのが最初に頭に引っかかり、


「そういや美味しんぼってやたら中韓を立てるよなぁ。」


と浮かぶ疑問。


「まてよ、確か作者って中国出身だったよなぁ。中韓べた褒めなのはそのせいか?そういやベトナム料理も諸手をあげて絶賛してたよなぁ。あれってひょっとしてベトナムが社会主義だから褒めてたの?」


そのとたんにサーーーーーッと何かが冷めました。

洗脳が解けたような信じてたものに裏切られたような。



それ以来、この本読むときには斜に構えて読んでます。

面白いですよ?話の展開は。

ただねぇ・・・

死想とも私想とも言える思想が入っちゃった本には点数はあげられないよ・・・・

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-08-20 20:19:01] [修正:2006-08-20 20:19:01] [このレビューのURL]

私的な考えですが、作者はもう少し内容も重視した作品を書きかかったと思う。話のところどころに、夢を追う少年の気持ちを描きたいという感じがにじみ出ていた。悩んで苦しむ思春期を描きたかったんじゃないかな?ただ残念な事に腕不足。まあ本来少年誌におけるエロ目的の漫画であるだろうし、そのおかげでヒットした訳だから、人間の内面を描く必要なんてないと思うが、そこにこだわったために、登場人物の優柔不断さや話のつじつまのなさ等がどうしようもなく目立ち、いらいらした人もいるだろう。終盤、人間関係を描こうとしたために、Hシーンが激減して掲載位置もどんどん後ろにいって行ったのが悲しい。作者の理想と自分の実力のなさがギャップを生んだと感じた。しかし魅力的でかわいい女の子を描けるということはそれだけで大きな才能であり、少年誌におけるひとつの役割は十分果たしたと思う。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-08-01 18:18:06] [修正:2006-08-01 18:18:06] [このレビューのURL]

まあ途中まではスポーツ漫画だったんだけど、いつのまにかキャプテン翼になって、最近はドラゴンボールになったギャグ漫画。みんなビジュアルナルシーで婦女子は喜んでるでしょう。ただ、そんな婦女子にうけるのも成功といえば成功。作者も相当儲けただろうし、一概に悪くいうのもなんかひっかかる。カッコイイと彼女達に思わせたのは画力と演出力の力。なにも漫画通にうけることが成功とは限らないので総合評価でこの点にした。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-07-31 00:28:46] [修正:2006-07-31 00:28:46] [このレビューのURL]

柔道といえばスポ根という当時のイメージを打ち破った作品。

シンプルかつスタイリッシュな画風、画面の雰囲気としては白いのにそれが全く気にならないのは河合先生のセンスの賜物なんでしょうね。

現代的なんだけど、最初から主人公が強いといういわゆる天才型の物語では無く、努力を放棄しているわけでもない。
過去の柔道漫画ほど汗臭くはないが強くなるために論理的に努力している。
努力をきっちり描いているから強大なライバルに勝利した時にとんでもないカタルシスがあるんですよ。

個性的なキャラクターたちの青春群像劇としても楽しいです。
柔道漫画の金字塔。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-07-20 22:30:18] [修正:2006-07-20 22:30:18] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

これはこの漫画に限ったことじゃないけどエロがテーマの
漫画にはわかりやすい事件に強姦がでてくる。
自分が女ということもあるのだろうけど
ドラマを盛り上げるのに安易に強姦をいれてほしくない。
そりゃあ世の中には強姦というシチュエーションに
興奮を抱く男性読者が少なくないことは知っている。
フィクションだからいいじゃないか、と思われるかもしれないが
物語が始まりそれぞれのキャラクターに感情移入して毎週楽しみに
している人間にとってはやっぱり不愉快だ。
(感情移入しているからこそ強姦に更なる興奮を得られるという
客層がいるんだろうな・・・)

唯一ほめられる点は強姦された側にもした側にも
カウンセリングをすすめるシーンがあることだ。
ちさ×ポン読んでて唯一の救いかな、それが。

ああ、なんだか漫画における強姦への批判になってしまった。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-05-08 23:47:53] [修正:2006-05-08 23:47:53] [このレビューのURL]

0点 GANTZ

最初の頃は楽しく読んでいたんだけど、だんだんとドラゴンボール状態。
後付けの都合のいい設定を付け加えてどんどん悪くなっている。
さらには、話の展開が二転三転と何がやりたいのかわからない漫画になってしまった。
雑誌で休載が頻発するようになり、作者も分からなくなっているのではないだろうか?
このまま竜頭蛇尾にならなければ良いが、なんだか風呂敷を大きく見せているのが胡散臭くて仕方が無い。
コミックのデザインが赤主体の頃はハマっていたけど、17巻くらいから本誌を読むだけで十分になってた。
結局描き始めた頃の構想と現在の構想が違っていて、その溝を埋めるのに苦労しているようにも見える。
単純に訳も分からず星人と闘っていた頃の方が面白かった。



もーー呆れ果てて物も言えない。
め〜てるの気持ちを掛け持ちで連載出来るのなら、ちゃっちゃと描けよ。
出来もしない事をやって連載を滞らせてちゃ〜なぁ。
まぁ自力で畳めないくらい風呂敷を広げちゃってるのかもしれないけどさ。
20巻位で完結出来るように描いていたら7点くらいは付けられる漫画だったであろうに…。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-04-29 21:26:18] [修正:2006-04-29 21:26:18] [このレビューのURL]

0点 DEATH NOTE

得点のみ

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-04-29 17:25:00] [修正:2006-04-29 17:25:00] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

『ドラゴンボール』は,冒険漫画から始まり,格闘漫画へと発展した,という読み方が一般的だが,それはどこを起点として考えればいいだろう.僕は,厳密には冒険漫画としての『DB』,格闘漫画としての『DB』とは分けられないと思っている.せいぜい分けられるにしても,それは最後の「魔人ブウ」編くらいだろう.ここでは確かに,冒険という要素は影を潜めているといっていいかもしれない.

だが,『DB』は,中国のような山奥から端を発して,宇宙にまで足を広げる「フリーザ」編まで,冒険を拡大し続けてきた.中国のような山奥にいる,『西遊記』の孫悟空を模した主人公に,あたかも「開国」を迫るようにやってきた「西の都の少女」ブルマ.この関係にどこか明治時代の日米関係を観たくなる読者もいるだろう.パンドラの箱を開けてしまったかのように,孫悟空は世界を制圧し,宇宙を制圧してしまうのだけれど,「フリーザ」編の宇宙的大活躍を見ると,僕ら読者は,日本が,米国を超え,世界を超え出でていけるような錯覚を抱いても,変ではない.

僕らネチズンが,ネットサーフィンをしていて,『DB』の情報を集めると,奇妙なことに,「フリーザ」編の人気が高いことに気づく.それは,冒険漫画としての『DB』が,頂点に達した瞬間であるからに他ならない.中国の山奥のような異世界から出発した孫悟空は,遂に宇宙の極みにまで達した.それを描く「フリーザ」編は,文字通り『DB』の最終譚として見たがる読者がいるのも妥当だろう.

結局冒険は,地球への孫悟空の帰還ということで終止する.「人造人間」編は,昔々に孫悟空が妥当した筈のレッドリボン軍の生き残りが作ったロボットが,孫悟空の敵として立ちはだかる.これが嫌だという読者は冒険後の内省すべき心理を読もうとしていないように思う.「人造人間」編ほど孫悟空が脇へおいやられている物語もない.事実上孫悟飯が主人公の位置へかけあがる章である.悟空は,「人造人間」編で心臓病を患って死に掛け,最終的には地球を救うために死ぬ.

ベジータやトランクス,息子の悟空の成長に比べて,孫悟空の地味な存在の置かれ方.悟空は相変わらず強いが彼ら三人のように成長したという描写は多くないままに終わっている.「魔人ブウ」編よりも成長していない.あたかも日本経済の失墜のように孫悟空は地味な存在になった.最後の「魔人ブウ」編においては,奇想天外さが更に増した内容になっており現実味が薄れた.これは「人造人間」編で描かれた,「倒すべき相手」を見失った孫悟空に,日本人の不安さを対照させているものを,更に延長させたものだが,蛇足であるのは否めない.これさえなければ,『DB』は最高だが,という声があるのを僕は何度も見てきた.

とはいえ,「人造人間」編までの冒険漫画としての『DB』は,ひたすらな経済成長を経て,行く末を見出せなくなり,内省するだけの日本のそれと同じになっていることを読むことができる.その時,『DB』が冒険物語を途中で捨て,単なる格闘漫画に成り下がったというような批判はまとはずれであることが,理解されるに相違ない.

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-03-27 22:02:21] [修正:2006-03-27 22:02:21] [このレビューのURL]

良質、この一言に尽きるであろう。
一話一話のクオリティが高く、このページ数でよくまとめられた
もんだ、と感心する。浦沢氏がポスト手塚をささやかれるのも
わかる気がした。でも浦沢氏は浦沢氏で手塚は手塚だけど。

よんでいてあることに気づいた。
これだけすばらしい人格のキートンさんはなぜ離婚したのか?
物語内でいろいろと語られてるようだが私の結論は
キートンさんは男としてセックスアピールがないということ。

俗にいういいひとであっていい男ではないというやつだ。
そう結論付けると離婚で失った男性としての自信を
「鍛えなおす」べくインテリの座をなげうって
軍隊という体資本の場所に180度転換を図ったのに
合点がいくのである。

だけど男フェロモンでむんむんのキートンさんなんて・・・
いやすぎる・・・・・。


ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-03-16 16:06:52] [修正:2006-03-16 16:06:52] [このレビューのURL]

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