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昔何気なく読んだチャンピオンにこの漫画が連載してあり
その完成度の高さに衝撃を覚えたことがあります。
結局それが自分がチャンピオンを買い始めるようになったきっかけでした。

ストーリーは基本的に一話完結もの。
近未来の電器屋「ピース電器店」で引き起こされるドタバタコメディをメインに
ピース一家の温かな家族像も合わせて描かれてあります。

比較的低年齢層の読者が楽しめるように作られているので
過激なギャグや感情が浮き沈みするような激しい描写はありません。
しかし親しみやすい身近なSFと科学技術の魅力を余すことなく描いており
童心に帰れるようなワクワクする設定が用意されています。
また漫画としての画力も非常に高く、
特に手の込んだ背景が描きこまれたコマから生み出されるダイナミックな演出が魅力的。
そんな作品の中でどのキャラクターも愛らしく生き生きと躍動します。
ちょこちょこ描かれる伏線やマニアックなパロディが仕込まれていたり
遊び心も盛りだくさん。
ツツさんの言われるようにいつまでも作品の世界観に浸っていたい、そんな気にさせてくれる傑作です。

上でも書きましたが、少年漫画として限りなく完成されていると思います。
このサイトのレビュアーの方々のように
いろいろな漫画を読み慣れた方にこそ、おすすめしたい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-14 18:34:45] [修正:2010-05-14 18:34:45] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

  
いやー、面白いですね。
SF好きにはたまらないです。

レビュー点数が高かったのと、岩明均氏の七夕の国が面白かったので
本作品を読んでみたのですが、ビックリしました。

表紙とか見ると、私のようなホラー嫌いには手を絶対に出さない作品
なのですが、決してホラーは前面にでていない。

しっかりと練り込まれたストーリーと、夢中になれる展開の上手さには
ただただ脱帽する限り。非常に優秀な作家さんだと感じます。

個人的にホラー嫌いなので、少しグロい描写にマイナス1点。
でもそんなに嫌悪感はありません。
 
<後記>

読み直したが、初めて読んだときよりも面白さを感じ、そして感動した。
いやはや全く素晴らしい作品だなあ・・・。

前回のレビューで 「グロ描写」 にマイナス1点をしたが、今回取り消し。
全く気にならない。

改めて名作中の名作と評価し直します。
 

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-03 11:19:42] [修正:2010-05-11 13:07:54] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

これほど作中のキャラクターの成長を楽しんで読める作品ってなかなか出会えないと思います。

確かに初心者の花道があんなスピードで上手くなるのはできすぎですが、それが気にならない程、花道がどんどん上達していく姿、またそれ以上にバスケを好きになってのめり込んでいく姿が読んでいて気持ちいいし、シュート合宿を経て試合で初めてジャンプシュートを決めるところなんて何度読んでもゾクゾクします。

そして夢をあきらめず地道に努力してきたゴリ、小暮や、安西先生を慕って集まった三井、宮城、流川が花道の影響を少なからず受けてそれぞれ成長し、自分の長所を磨いていく。
湘北がチームとして成長していく過程がしっかり描かれているから、試合で感動するし、湘北以外のチームもいいキャラクターが盛りだくさんにもかかわらず、湘北を応援してしまう。

どう考えてももっと続きが読みたかったと思える終わり方ですが、あそこで終わってたからこその現在の高評価なのかなとも思います。
ゴリ・小暮のいない湘北バスケ部はなんとなく寂しいですし、決して競合校ではない、急成長したチームが選手層の薄さからあっさり敗退してしまうというのも、結果的にはリアルだったんじゃないかなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-11 01:38:29] [修正:2010-05-11 01:38:29] [このレビューのURL]

10点 BANANA FISH

全巻持っています。
賛否両論ある作品だろうなと思います。
絵的にも最初と最後ではガラッと代わりますし、同性愛的な表現が多いので最初入り辛いかもしれません。
ですが、この作品にはそこを補って余りある感動があります。
主人公2人は同性愛的な関係ではありませんが、お互いを思いやる気持ちはもはや愛以外の何者でもありません。

例えば、感動して泣ける本はなんですか?と問われた場合、真っ先にこの本を推します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-09 03:14:41] [修正:2010-05-10 19:42:10] [このレビューのURL]

絵にややクセがあるのですが、絶対に読んだ方がいいマンガだと思います。作者独自の戦闘のかけひきは、肉弾戦はもちろん心理戦も思わずニヤリとするスカッとした爽快感があります^^巻数が多いのが唯一の難点ですが、一日中読んでいても疲れない、スゴイ超大作です!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-10 14:31:40] [修正:2010-05-10 14:31:40] [このレビューのURL]

10点 ARIA

アクアでもレビューしたが、風景を描くのがものすごい上手い。灯里が小さな幸せを見つける度読み手は、非常に癒される。
こういう漫画は現代に必須でしょう。

追記
やっぱ10点に変更します。何回読んでも鳥肌たちまくりなんで。
それともうラストは感動の嵐ですわ!散歩が異常にしたくなってきまっせ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-30 07:52:28] [修正:2010-05-09 15:08:06] [このレビューのURL]

今まで読んだ漫画の中で一番面白いと思える作品。
文句なしで10点。冨樫先生の天才ぶりには唖然とするばかり。
とにかく心理描写がすごい。キャラ達の心理が言葉から絵から心にストレートで伝わってくる。一巻?既存最終話まで一気に読める。といか一気に読まさせられる。読むべき作品。

評価
作画 9/10
今ジャンプなどを呼んでいる人では、「画が雑」、「画が手抜き」など言う人がいると思う。確かに一見するとそうだ。だがこの画を描ける人が冨樫以外にいるだろうか。いないだろう。コマの使い方も、ペンの走らせかたも、どれをとっても天下一品だと思う。表情なんてもうなんでこんなに人間的な表情が描けるんだ!と思うくらい。癖はあるが、冨樫の世界を支えているのは確かにあの作画なのだ。

ストーリー 10/10
ジャンプ的王道ストーリーをとりながらも、彼の作品がここまで面白いのはその「心理描写」からであろう。戦闘シーンではデスノートばりの読みあいが展開される。また知的感漂う言葉選びも作品に深みを持たせ面白くしている。複線やあっと驚くことは少ないが、その場面、場面が面白く、夢中になってしまう。そしてなにより長期連載にありがちななかだるみや竜頭蛇尾現象がほとんど起こっていないことがすごい。なんど読み返しても、どの巻を読んでも面白い。そしてその先も面白くなるであろうという期待感までも持たせてくれる。


最近では 冨樫おさぼり事件 とさわがれていますが(むしろ呆れられている?)あれだけ面白いものを読むのだから待つのなんて当たり前だと私は思う。むしろ締め切りに焦り面白くなるほうがいやだ。プロとしてどうなんだという意見もあろうかと思うが、尾田や岸本同様 集英社を支えているのは間違いないのだからやはりプロなのであろう。
もう面白いとしか言いようがない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-09 01:00:08] [修正:2010-05-09 01:07:00] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

最近また読みなおしました。
何度読みなおしても泣ける・・・。


いろんな漫画を読んできた方だとは思うけど、この漫画だけはやっぱり別格ですよね。
もう少し子供のころに読んでたら、確実に影響されて、どっぷりバスケにはまってました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-08 23:52:13] [修正:2010-05-08 23:52:13] [このレビューのURL]

一番好きな漫画は?と聞かれたら迷わず「うしおととら」をあげます。
小学校のころに読んで、完全にはまりました。他のどの漫画とも比べ物にならない大冒険活劇。

いくつもの困難がうしおととらを襲い、彼らの行く手を阻止し、時には仲間に助けられ、新たな仲間を増やし、真実を知り、、その全てが壮絶な最終決戦に繋がり、その迫力と緊張感を超える作品には未だに出会っていません。


特筆すべきは魅力的なキャラクター達。特にとら。今見るとかなり古臭くって、好き嫌いの分かれる濃い絵柄ですが、中でもとらは初めて見たときは「なんだこのデザインは」と子供ながらに感じました。しかし、読み進めるごとにどんどんとらが好きになるのです。


そして、ボスはラストの一体、白面のみです。一本の大きな戦いを描く大作です。フリーザ編で終わるドラゴンボールとでも言いましょうか(?)。全てのフセンや謎がその大戦のためにあります。大迫力のラストバトルの緊張感は異常です。
スラムダンクのラストも凄いですが、うしおととらはさらに盛り上がり、締め方も素晴らしい。
「うしおととら」。絵本のようなシンプルなタイトルは、この作品を最後まで読めばまさにベストだと感じるでしょう。題字がまた潔くて良いんです。


いつまでも色あせることの無い少年漫画の最高峰です。
ラストページはマジで泣けます。あの大きな空を僕は一生忘れないでしょう。
かなり褒めすぎかもですが、僕の中での暫定一位なのでまあいいです。
激しくおすすめです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-07 21:30:04] [修正:2010-05-07 21:44:22] [このレビューのURL]

10点 ぱにぽに

ぱにぽには今までに読んできたことのない類の作品でした。
日常系でほのぼのとした作風なのかと思いきや、突然シュールなネタが飛び込んできたり、カオスな展開があったりと読者を飽きさせません。
そして特筆すべきは登場人物の魅力です。非常に多くの登場人物が出てくるにも関わらずどのキャラクターも個性が強く、影が薄くて埋もれてしまうようなキャラがいないと思えるところがすごいところです。
また登場人物間の人間関係や小ネタ、伏線などの張りかたが非常に丁寧で二度目に読んで気づかされることも多々あります。
力を抜いて何度も読める良作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-04 21:55:08] [修正:2010-05-04 21:55:08] [このレビューのURL]

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