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個人的にはタッチ、H2より好きですね。
ヒロインが良いですね。
ボーイッシュでツンデレで年下ってところが良いですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-07 17:47:54] [修正:2010-04-10 11:13:41] [このレビューのURL]

少年漫画の最高傑作。
誰が何と言おうと、私の中でこれを超える少年漫画は存在しません。
『ドラゴンボール』も『スラムダンク』もついでに『ジョジョ』やその他もろもろの名作たちも、『うしおととら』には敵わないです。もちろん異論は受付中。

さて。本作のレビューとは無関係ですが、私はこのサイトで他の方のレビューを見るとき、その人が10点をつけた作品に注目するようにしています。
なぜなら10点はその人が「最高評価」を下した作品であり、その人のひとつの評価基準となっていて、その人の感性や趣味趣向が一番色濃く表れていると思うからです。
そして10点がつけられた作品を眺めながら、「この人とは趣味が似てそうだな、参考にしよう」とか、「これが10点か、うーん・・・」とか、好き勝手な感想を抱いたりしているわけです。
私の10点は『うしおととら』です。胸を張って言うことができます。自分の中で絶対の評価基準となるべき漫画は、この作品しかありえません。


『うしおととら』の何が素晴らしいのか。語りつくすことは不可能でしょうが、時間が許す限り列挙していきたいと思います。

まずはタイトル。何を置いてもタイトル。覚えやすい、響きがいい、本編に合う、最終回後はタイトルを見ただけで感動できる。

次に主人公。蒼月潮、中学2年生。イケメンとは言い難い丸顔に太い眉毛に短髪という顔の造形。しかしどこまでもまっすぐな瞳。
性格は一本気で嘘が嫌いで涙もろい。少年漫画の主人公とはまさにかくあるべき。行く先々でモテモテなのも納得。・・・いや、やっぱりちょっとだけ納得いかない。半分くらいは俺によこせ。真由子と小夜だけでもいいから。

さらにもう一人の主人公。雷獣とら。500年間獣の槍に封じられていた大妖。いつか潮を食うために潮にとりつく。そのくせ成り行きで潮を助けたり、現代の文明に翻弄されっぱなしなので憎めない。香水でくしゃみが止まらなくなるところとかガムを踏んでるところとかが超かわいい。ハンバーガーを食べてるところも最高。でも決めるときは決める憎いあんちくしょう。真由子がベタ惚れなのも納得。・・・いや、だから真由子は俺によこせよ。

そして何より最終決戦。33巻に渡る作品のピークがラストにあるというのはそれだけで驚嘆に値する。今までのエピソードひとつひとつが思い出され、読んでる方も潮たちとシンクロして「お前たちの旅は無駄ではなかった」状態。脳からアドレナリンや変な汁が出っぱなし。白面の最後も切ないんだよなぁ・・・。本当にいいラスボスでした。
とらのあのセリフには、何度泣かされたことかわからない。

それからついでにおまけ漫画。読者を少しでも楽しませようという藤田先生の心意気に脱帽。てゆーか藤田先生の方が楽しんでますよね。そうですね。
超難解クイズではいつも頭を悩ませていました。
1 真由子に変身
2 木に変身
3 ほふく前進
3番のギャグがわからんようではまだまだだな!
「秋葉流!」の登場シーン3連発とかも最高。


・・・勢いだけで挙げてみるとこんな感じです。書いてるだけでテンションが上がってきて、『うしおととら』を再読したくなったので一旦終了。登場人物の生き様とか死に様とか、他にも見所はたくさんあります。ネタばれになるので名前は伏せますが、あの人とかあの人の最後はもう・・・
「今帰ったよ、あけとくれ・・・」
「ああなんだ、風がやんだじゃねぇか・・・」
涙なしには語れないですね。あ、凶羅は最高のツンデレキャラだと思います。


少年漫画の金字塔『うしおととら』。
連載終了から10年以上経った今でも色褪せることのない、文句なしに不朽の名作です。

ナイスレビュー: 5

[投稿:2008-08-28 20:05:39] [修正:2010-04-09 22:01:19] [このレビューのURL]

 主に映画と舞台を鑑賞しています。最近の商業漫画に興味はない私ですが、つい先日この作品を読みました。若干まだ二十歳ですが、今までで一番心を抉られ感銘を受けました。

『誰となぜ戦うのか』『彼女はどうして兵器にされたのか』など読者には分からない事もありますが、私には全く気になりませんでした。それはこの作品がシュウジとちせ『二人の物語』であり、誤解を恐れずに書けば、『二人以外は関係ない物語』だと感じたからです。作者の高橋しん先生は全て整っている設定から二人だけを書き出すために、限界まで説明を省いたのだと思います。ですから物語はきちんと繋がりますし、矛盾もありません。
 私の考え過ぎかもしれませんが、コマ割、線のタッチ、言葉の挿入方法など作者の才能を感じました。一巻第二話の作中のタイトル挿入や、三巻の目次の配置はセンスを感じます。
  
 救われないが、不幸ではない と言うのか、涙なしには読めません。私の恋人・友人や、このレビューを今読んでいるあなたにもオススメします。
 結局は私の主観なのですが、この作品は強烈です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-09 11:25:08] [修正:2010-04-09 11:51:19] [このレビューのURL]

私の一番好きな漫画です
とにかく熱くおもしろい
作品の内容+個人的な贔屓点で10点をつけさせてもらいます

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-08 17:39:04] [修正:2010-04-08 17:39:04] [このレビューのURL]

10点 DEATH NOTE

ぼくはデスノートを信じています。お父さんは、世の中には働かない

大学生や犯罪をする悪い女の人がたくさんいると言っています。だから、

ぼくはデスノートを見つけて、たいじしてやりたいと思いました。死んだ

ほうがいいと思う人間は、デスノートで消したいです。それくらい、すごく

おもしろかったです。このマンガ家は天才です!!!!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-06 18:27:20] [修正:2010-04-06 18:27:20] [このレビューのURL]

ぼくの中で人生にえいきょうをウケた作品です!!!

将来ぼくはマンガ家になりますが、すごく参考になる

超スゴいマンガです!!!!!!!

というか、イライラするって言うバカはきっと加齢臭ですね!!!!!

蒼樹さんとエッチしたいですね!!!!!!!!!!!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-06 18:12:52] [修正:2010-04-06 18:12:52] [このレビューのURL]

10点 ONE PIECE

○これは僕にとってとても難しい作品です。

多くの人に評価されている作品でもあるし僕も好きなのは間違いないのだけど、マンガに詳しい人やいわゆる『ジャンプマンガ』を読めない人にとってはまったく受け入れられない作品だからです。

だからこそ、ちゃんとどこがいいのかを的確に言う必要があるのに、なかなかちゃんと捉えることが出来ないもどかしさがずっとあるのです。それは好きなもの同士が言い合える関係ではなくて、否定する人に対して納得出来る批評をしなければならないから。

そういうのが一番苦手なんですが。
それでもちょっとは自分の中で整理くらいはしないと、って感じで始まります。


○この作品連載最初の回を僕は見ていて、『あ、これはすげぇヒットするんだろうな』って思ったんです。それは僕が先見性があるとか、そういうのではなくただ『そりゃそうだろ』みたいな当たり前のような感じがあったんですけど。


○なぜならこのマンガには僕らが胸に思っていた『冒険マンガ』がそこにあったからです。

もちろん『悪魔の実』のアイデアも、海賊という設定もいいのですが、何より「この先何かとんでもない事が待ち受けている」感じがすごいしたんですね。

それは読者との約束のようなものであって「この先には無限の冒険が待っている」と言われたら、やっぱり期待しちゃうんですよね。
少年漫画は基本みんなそのようなつくりだと思うんですけど『本気』でそれをやろうとしているのは、今までもワンピースにしか感じませんでした。
(ナルトも好きですが、そういう感じではありませんでした)


○作者はそういう『ちゃんと言葉にはならないけども僕達が求めているもの』を描くことがすごいのであって、それこそがその他凡百のマンガと比べても突出していると思うんです。


○あと小さいことですが、最初に上限というか世界の頂点を設定したことは結構革命なんじゃないかと思っています。

『世界政府』『王下七武海』『四皇』など、最初にこいつらが一番強いんだと表明することによって、よく言われるパワーインフレについても一応なりとも説明が付き、それは『北斗の拳』『ドラゴンボール』そして『幽々白書』などで散々げんなりしてきた僕らへの回答なのではないかと思ったりするわけです。

つまり、はじめに上限を設定しておくことで強さの上限を上乗せしていくのではなく、その階調を増やしていくことが可能になったのです。


それはその後『ハンターハンター』の旅団の存在のように、新しいトレンドとして引き継がれていくわけですが、『能力者の戦い』がかって荒木飛呂彦が発明してきたように、この『上限を決める』っていうのは小さいことですが、僕にとっては結構衝撃だったんですね。


○前にラジオで尾田栄一郎さんが出ていらして、古い映画にものすごい詳しいことを知り驚いた記憶があります。

中でも仁侠映画については事のほか造詣が深いらしく、なるほど考えてみれば作中に出ている『男気』やら『討ち入り』のような場面はそういう所からきているのかもしれず、

さらにもっと考えれば、少年漫画というものは結構任侠映画を構成している要素と似通っているのかもしれないなと思うようになりました。

だからこそ、そこを受けつけない人には全然ダメなんじゃないか、と。


○別に僕がどうのこうの言わなくても、日本のマンガ史に残る作品ですし、そもそも初版が300万部なんていう訳のわからないカイブツマンガですから、やっぱり多くの人の心を打つ作品なんだと思います。
僕もなんだかんだで、やっぱり好きですし。

○ただ、ひとつだけ受け入れられない、というか個人的にナンクセつけたいのは、刀での斬撃。

それが刀の刃以上に切れたりしたらもう意味無いというか、じゃあ名刀である必要ないんじゃない?って思っちゃうのはただの意地悪なんでしょうか。



こまけーー!!と、我ながら思いますが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-06 03:00:27] [修正:2010-04-06 03:05:13] [このレビューのURL]

これは友達の家にあって、他の友人達が話しているのにも関わらず
思春期で一番、夢中で全巻読んだ作品です。とにかく、画風が凄く
個性的で、「DEATH NOTE」や「天上天下」などの絵が綺麗な物
しか受け付けない人はお薦め出来ません。しかし、構成力と演出は
前者よりも圧倒的に面白いです。主人公を襲おうとする化け物が、
段々人間の優しさや勇気、諦めの悪さを見て主人公と一緒に人間に
仇なす妖怪達に立ち向かっていく様がカッコいい。特に最終局面での
ラスボスの意外な弱点や誰もが思う事をさらっと描くなんて藤田先生は
本当に少年漫画を熟知しているなと思いました。さらに、最後は泣けます。
途中でもハラハラしますけど、完結した後でガッカリする事は無かった最高傑作
は「うしおととら」しかありません。哲学や恋愛要素はほぼ無いですが、ともかく
何も考えずに熱くなれよと読者に問い掛ける一品です。読んで損は無いと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-05 19:37:04] [修正:2010-04-05 19:39:26] [このレビューのURL]

新装版の1巻から7巻まで読んだ感想。
文明が衰退した世界でロボットのアルファさんがその辺をうろうろしたり近所の人と雑談したりする漫画。

読んでいると柔らかい空気に包まれているような気分になります。
面倒な事とか不安な事とかがその空気に溶け出して消化されたみたいにどうでもよくなってしまいました。
登場人物たちの気持ちや感覚をわかりやすくきもちいい簡単な言葉で表現していて、手に取るように伝わってきます。
ロボットだけど普通の人間以上に色んな出来事にウキウキしたりションボリしたりするアルファさんがとても魅力的です。
この漫画を読むと近所のどうでもいいと思っていた他愛の無い風景が少し輝いて見えてきます。

15年以上前に描かれ始めた漫画とは思えないぐらい新鮮で衝撃を受けました。
散歩をするのが好きな人とか廃墟に魅力を感じる人とかには非常にオススメな漫画だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-03 14:45:27] [修正:2010-04-03 14:46:01] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

この作品が評価されている一因は時代だと思います。

この作品が始まったときまだ私は生まれてすらいなかったのですが、
当時は凄い衝撃だったのだろうと容易に想像出来ます。

最終巻のあとがきで作者自身が語っているように、
当時はまだこんなこと(人間こそ悪魔だとか)言う人は世間一般にはあまり居なかったのでは。今ではやたらいますけど。

中には中二臭いなんていうレビューもありましたがこれらの作品の影響を受けた少年漫画なんかが増えたから、そういう印象を持つ人もいるのだと思います。

終わり方は、否定的な意見もあるようですが私は最高だと思いました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-03 13:35:37] [修正:2010-04-03 13:35:37] [このレビューのURL]

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