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自分の一番好きな少女漫画です。
十二支+αの登場人物が居るので名前を覚えるのに時間がかかりましたが、自分から見て欠点というかマイナス面はそのくらいです。
一族の呪いによってそれぞれくらい過去を持っていて、その呪いと現実の狭間で苦悶している閉鎖的な草摩家と献身的な愛を捧げる透。
ほんとに透が良い子で困っている人を見過ごせない性格なんです。自分好きなんですこういう子。
呪いのかかっているそれぞれにとって、透の役割が違い、姉であったり、妹であったり、恋人であったり、母親であったり、そのすべてに通じる愛でもって閉じた心をほぐしていきます。
抱きつくという行為は一番簡単な、しかし広く深い愛情表現だと思います。その行為を禁じられるというのは、自分から愛するということを禁じられることであり、他との間に壁をつくらざるを得ないということです。人は一人では生きていけないです。必ず他との関係があって自分が存在するのだと思います。そんな自己を完全に否定せざるを得なかった彼らをありのまま愛する透のその愛は、本当の愛と呼ぶにふさわしいものだと思います。

作風はバリバリ少女漫画だし、絵も1巻と最終巻を比べると誰ですかって感じになるし、その透のすがたを受け付けない人もいるかもしれません。でも、自分はこの漫画に出会えてよかったですし、できれば多くの人と共感したいと思っています。

(稚拙な文章故、言いたかったことをあまり伝えられてないと思います・・・。)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-22 19:04:23] [修正:2010-01-22 19:04:23] [このレビューのURL]

囲碁なんて興味ないし、読んでもルールわかんないからおもしろくないだろうとずっと避けていたけど、これ、やばいですね。
おもしろい。そして熱い。スポ根にも通じるものがある。囲碁ってこんなに熱い競技だったのか。囲碁と言えば、縁側でおじいちゃんが老後の楽しみで打つイメージしかなかったので、目から鱗でした。
ヒカルの成長や佐為との別れ、ライバルたちとの戦い。どれも少年漫画として完成された一つの形だなと思います。
結局最後まで囲碁のルールは全くわかんなかったけど、それでも全く問題なく読めます。
最後の方は蛇足だという意見もあるようですが、ジャンプ的には佐為に依存した成長だけではらしくないと思います。佐為がいなくなったあとも一人で成長し続けるヒカルを描く上で大切でしょうし、佐為編に負けない熱さを持っていると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-22 17:37:17] [修正:2010-01-22 17:37:17] [このレビューのURL]

おお、危ない危ない。青島さんのあまりの可愛さに、危うく12点をつけるところだったぜ・・・
冷静になってみて8点。3分の1カットです。30巻のうち3分の1は青島さんの分です。10巻分が青島さんです。そう考えるとなんだか幸せな気分になれますね。

さて。

内容についてですが、絵も話も非常に丁寧で、面白いです。作者の漫画に対する真摯な姿勢には脱帽ものです。この作品は本当に、漫画の教科書にしてもいいくらいじゃないでしょうか。
綿密な取材というものがどれだけ作品の面白さに関わってくるのか、この漫画を読んで思い知りました。
作者独特の空気感も好きなので、『とめはね!』も期待しています。


それにしても青島さんは、本当に反則級に可愛いなぁ・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-21 02:11:01] [修正:2010-01-21 02:11:01] [このレビューのURL]

『人の歯車はからからと互いを回し、
 人生というサーカスを演じてゆくのかもしれませぬ。』

運命共同体=家族としてのサーカス。
妥協なき面白さを媒介とした観客との信頼関係。

人間に作り出された人形は心から笑えるのか。
人形として育てられた人間は心から笑えるのか。

「からくり」と「サーカス」を「笑顔」で繋ぎながら、
世界中を行き来し、過去に遡るなかで、
隠された真実や絶望的状況に直面し、苦悩しながらも
意志を持って前へ進もうとする主人公たち。
まさに王道中の王道少年漫画であり、
誰かと一緒に心から笑いあうことの暖かさを伝えてくれる漫画です。心に、直撃します。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-06-18 23:11:24] [修正:2010-01-20 07:06:44] [このレビューのURL]

ガンガン低俗化を促した作品。
媚びた画に何も面白くないストーリー、なんでガンガンはこんなのに長期連載させたんだ?本当に読んでてイラついた覚えしかない。

女が男にメロメロなラブコメってところが多少評価できるかも。
でも藍蘭島とかの方が遥かにマシ。

固定ファン向けなら同人誌でやってくれ。



ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-19 23:24:39] [修正:2010-01-19 23:24:39] [このレビューのURL]

全巻まとめ読みして鬱な気分になりました。
メッセージ性のある話なのでしょうが、残虐シーンの印象が強すぎて・・・
ぱっと見のタイトルからは想像できない内容、描写でした。
好きな人にはど真ん中のストライクだろうなって感じの漫画です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-19 19:57:46] [修正:2010-01-19 19:57:46] [このレビューのURL]

おもしろいんだけど行き当たりばったり感が否めない。
あとデスノートにも言えたが1ページ1ページに文字が多すぎて
読み返す気力がなくなる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-19 19:36:11] [修正:2010-01-19 19:36:11] [このレビューのURL]

作品自体がもつパワーは感じますが、
10点(人生に影響)とか9点(物事の見方がかわる)なんてことはまずないでしょ

誤解を恐れずにはっきり言うならくだらない話です。
劣悪な環境の中でけなげに笑顔を忘れずに生きる人間たちのお話
子供という語り部を通している点が若干あざとく感じれるのを差し引いても
それ以上でも以下でもない

こういう絵柄だと得てして「味がある」なんていう風に思いがちだが
下手すぎる。話にならない
高い画力とメリハリのついた画面構成で同じ話を書いたら、どう考えてももっと読みやすくなる

作者の実体験に基づいた話という噂をどこかで聞いたが、
にわかには信じられない。普通に脚色(というかデフォルメ)していると思う

笑えるポイントも泣けるポイントも特に感じ取れなかった。
延々と最底辺に生きる人間の生活が描写されているだけ。
読ませはするが、これで涙を流せとか感化されろとか、それは無茶な注文だ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-18 00:12:16] [修正:2010-01-18 00:18:04] [このレビューのURL]

2点 SKET DANCE

へんがおや作者のコメントなど全てにセンスが感じられない。
たまに面白い話もあるが本当にほんの一部
空知のパクリに思える

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-17 19:30:30] [修正:2010-01-17 19:30:30] [このレビューのURL]

6点 童夢

著者は映画監督志望で、撮りたかった映画を漫画に置き換えたのだろう。だから題材は実写向きである。大友克洋以前、以降とも表現され、また海外での評価も非常に高いグローバルな大家でありながら、彼の本質は非常にアンダーグラウンド的である。世間が求めるメジャー性を裏切り続け、彼の映画は興行的に成功しているとは言い難い。

本作はそういう世間とのずれがなかった頃の作品。絵のち密さは言うまでもない。この頃の漫画家、アニメーターは中毒になったようにみんな影響を受けた。だから氏のキャラクターから徹底的に距離を置く作風までが奔流になってしまって漫画自体の面白さが半減してしまった罪もある。
あんまりかわいくない少女と中途半端に不気味な老人。リアルに走るとこうなってしまう。白け世代の到達点。絵の凄さで圧倒させるしか表現手法が残されていないのか。読んだ時分、そういう虚しさがあった。
異様な完成度。アニメ映画の「AKIRA」の冒頭シーンを思い出す。完成度を求めて間延びしてしまった。

一度、読み直して再評価したいが、今私の手元にはない。昔友達だった男に貸したままである。その男はアニメ界でカルトな一部ファンに知られる男となった。ますなりこうじという。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-17 15:15:42] [修正:2010-01-17 15:15:42] [このレビューのURL]

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