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原作の魅力は凍砂先生の細かい情景描写と交渉の頭脳戦。
でも時々、それが晦渋と感じる時もある。

その点、漫画の方はかなりはしょって描かれてる。
正直、読みやすいし説明が分かりやすい。需要はあると思う。

絵は同人誌界隈の中でも有名な小梅けいと先生が担当。
イラストレーターなだけあって絵がめちゃくちゃ上手い。
驚嘆すべきは背景とキャラクターの表情。


どちらのホロが可愛いか…

なんていう無意味な比較はしない方が良いと思う。
ホロの魅力は画風じゃないのに……あのキャラが可愛いのに……。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-07 20:03:24] [修正:2010-01-07 20:03:24] [このレビューのURL]

 単行本一桁台は次から次へと決闘が続くのでとても面白いです。それから佐々木小次郎が出てきてからもまあまあです。そのあと武蔵が悩み始めてから面白さは半減します。もっともっと純粋に斬りあってくれと思うのですが、作者はそうしてくれません。そこがこの作者の志の高いところなんでしょうか。唯のおもしろいバトル漫画にはしたくないみたいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-07 16:20:40] [修正:2010-01-07 16:20:40] [このレビューのURL]

  ネタバレ含んでます。

 素直にはまりました。毎巻でるのを楽しみにまったもんです。トンネルからの脱出、廃墟での自衛隊との攻防、房総半島での攻防。ここまで(7巻ぐらい)はほとんどの人ががおもしろいと思うはずです。
 ただそこから、ハラハラする部分は減ってきて、カーツ大佐のような奴も出てきて、いまいち理解が難しくなります。

 最後も謎は謎のままです。ただそれでいいんだと思います、この作品においては。結論付けたとしてもたかが知れてます。富士山噴火、隕石、核爆弾、巨大地震、どれにしたってチープになります。それよりもこれは極限状態の人間の心理を描いた傑作です。闇に恐怖したり、本能むき出しになったり、精神がおかしくなったり、逆に精神を取り除いたり。自分だったらどうなるか考えさせられます。そしてこれほどのエンターテイメントにできたのはすごい力量だと思います。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-07 14:48:29] [修正:2010-01-07 15:11:14] [このレビューのURL]

 成長期に、この漫画の連載期間が重なっていた事に感謝。間違いなく一番はまった漫画。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-07 15:03:51] [修正:2010-01-07 15:03:51] [このレビューのURL]

面白いところと少々退屈なところの差が激しいと感じました。
具体的に言うと大雑把ですが闘いのシーン(及びその前後)か否か。
成長のため、思い悩む葛藤の描写が必要なのはわかるけどちょっと多過ぎる
気がします。故になかなか進まない。

双方の心理が描かれた戦闘は面白いです。特に対清十郎は良かった。
小次郎の幼少期の話や辻風弟の回想もいい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-07 14:20:37] [修正:2010-01-07 14:20:37] [このレビューのURL]

9点 レベルE

 長くても2,3話で終わらせるためか、結末は肩透かしを食らった気分になる。今ひとつ盛り上がりにかける気がするのだ。ただ、話がつまらないということではないし、この作者の才能は唯一無二だなと改めて思った。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-07 13:52:38] [修正:2010-01-07 13:52:38] [このレビューのURL]

なるほど、これは万人にお勧めしたくなる良作スポーツ漫画だ。

チャンピオンのお家芸である自転車競技をテーマに据えつつ、オタク趣味の草食系メガネ男子を主役に据えることで本誌特有のアクの強さをゆるめることに成功しており、間口の広い作品となっている。
根性だ熱血だといった価値観から遠く離れた位置にいたはずの少年、小野田坂道は、しかし「アキバにタダで行けるから」というそれだけの理由から千葉県-秋葉原間往復90kmの道のりを幼少期からママチャリ転がし続けてきた。
運動音痴で人付き合いも苦手だったそんな少年がしかし知らずに蓄積し続けた才能の片鱗が、高校入学の新たな出会いを経て一気に爆発する展開はベタだが熱いものがあり、また三つ子の魂も何とやらでそのように才能を開花させた後も萌えオタクとしての本分を忘れず鼻歌(アニソン)を口ずさみながら箱根の山を駆け登る主人公の姿は別の意味で頼もしく、またある種の不気味な怪物性(凄み)を見せつけている。主人公の常人離れした天才性の発露を、まさかアニソン鼻歌で表現してしまうとは!
そしてそんな不気味さもしかしナチュラルに受け流せてしまいたくなるような爽やかさも活写されており、作者の優れたバランス感覚が冴え渡っている。バランス感覚と言えば、体育会系的ノリから距離をとる一方で努力や根性を否定しないあたりも巧い。

そんなわけで連載開始当初から面白がって読んできた一方で、チャンピオンらしいアクの強さももうちょっと欲しいなぁと贅沢な不満を抱いていた。いささか優等生的すぎてチャンピオンらしさが足りないというか何というか…。

ところが、そんなある日のこと、いよいよインターハイ編がスタートした丁度その頃…!!

「弱泉くんや。 キモッ!キモキモキモキモッ!」

「アブ(腹筋)!アブ(腹筋)!アブアブアブアブアヴィィィィィ!」

三つ子の魂何とやら。やはりチャンピオン漫画はチャンピオン漫画なのであった。今後も楽しんで読もうと思います。




ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-06 23:54:20] [修正:2010-01-07 00:03:01] [このレビューのURL]

自分の感性が合わなかっただけなのかも知れませんが
キャラクターの心理描写が妙に浅いなという印象でした。
ラストのエピソードも事の重大さの割に軽い描かれ方だと感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-09-13 14:26:09] [修正:2010-01-06 18:59:42] [このレビューのURL]

8点

第一話からその昴の眼力にひきこまれました。
若き「天才」を描いた作品です。

曽田作品をじっくり読んだのは実は初めてでしたが、読者をひきこむ絵の迫力はハンパじゃないです。
話のテンポはよく考えると異常なくらい早い、まさに才能で道を切り開くストーリーといえます。
しかしその事はリアリティが無い、訳でも無いと思います。
「本当の天才」を描いているからこそ、そうなるのではないのでしょうか。

キャラクターとしては、若さと才能の豊かさ故に不安定で、孤独で、かつ周りの事を考ず自分の事ばかり考えている、物語として眺めるにはいいけど現実では関わりたくない様なタイプのキャラです。
魅力あるキャラとは少し違うでしょう。特に2部になってから顕著です。
しかし、「天才というのは得てしてそういうモノ」という作者の考えには「確かに」と妙に納得できます。

そんな昴なのに、いざ踊りだすと作中の観客になったかの様に踊りにひきこまれ、息を呑み、ページをめくる手がとまらなくなります。
「やっぱり天才だ」と思わずにいられません。

まぁ、でもアレックス編は必要だったのか?と疑問です。
続編に絡んでくるならまぁいいですけど・・まだ未読なのでなんとも。
そうでないならあの部分は蛇足かなと思いました。

ストーリー・キャラ等総合的な面白さならピークはコンクール。
絵の迫力・昴の踊りについては二部でも健在だと思いますが、二部は昴の性格が更にはっきりしてきて、テンポが落ちます。好みも別れるでしょう。

作者の描きたいモノはしっかり表現されていると感じました。
続編も読んでみたいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-06 01:09:27] [修正:2010-01-06 01:09:27] [このレビューのURL]

 ジャンケン編は名作中の名作。その後も最後まで面白いが、ハッピーになる人間がひとりもいないので8点。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-05 11:08:26] [修正:2010-01-05 11:08:26] [このレビューのURL]

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