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王位継承問題から、物語は王女たちが事件に巻き込まれるところから始まる。

命を狙われているのだが、読者も主人公たちも「誰」に狙われて、「何」が起きているのかもわからない状態におかれるのだ。

起きている「謎」を解明し、それを打ち破るという形式をオムニバス形式でとっており、高い「ミステリ性」と「サスペンス性」から知的興奮を得ることができる。

コナンなどの単純な推理漫画と異なるのは「完了した過去の事件」に対して真理を得るための謎解きでなく、「今現在進行している事件」に対して生き残るための謎解きであるという点だ。


僕の中では「寄生獣」などと同等の評価を与えている。

特に8巻以降は表現の幅が広がり、この評価につながった。


「何」が起きているのかを考えずに、ただ受動的に読むだけではこの本の面白さは伝わらないだろう。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-17 13:20:48] [修正:2010-01-17 13:35:00] [このレビューのURL]

7点 寄生獣

この作品の凄いところは20年も昔の作品だというのに今現在全く色褪せていないというところである。

そのメッセージ性も強いが、今では似たようなことも多くいわれているように思う。

ただそれを20年以上前に漫画という媒体で発信して多大な影響を与えた傑作だということだと思う。


冨樫大先生も00年代後半に「後藤」まで登場させて極限のバイオ・ハザードをハンタで描いている。

完成度も高く読んでみても損のない作品だと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-17 12:35:22] [修正:2010-01-17 12:35:22] [このレビューのURL]

21歳男である僕のバイブルです。

優しさに溢れた作品であり、涙がとまりませんでした。

自分のことを大切にすること。
相手のことを思いやること。

そんなことを教えてもらった作品です。

漫画としてもさりげない伏線の回収が非常に巧みです。


恋愛色が薄いので少女漫画に恋愛を求めている人間にはきっと面白くないと思いますが、多くの子供たちに読んでほしい作品です。

皆が少し優しくなったら、きっと世界は良くなると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-16 17:36:01] [修正:2010-01-16 17:36:01] [このレビューのURL]

最高の王道少年漫画。

平成育ちの僕には
「最近は美形キャラしかいないからダメだ。」

という評価が理解できなかったのですが、この作品を読んで少しわかったような気がしました。


とにかくキャラクターの魅力で溢れています。

作者の藤田氏の描く人間の表情が温かく大好きです。


絵や台詞回しなど独特なので好き嫌いはあると思います。


ただ後世に伝えたい名作です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-16 16:54:45] [修正:2010-01-16 16:54:45] [このレビューのURL]

結構有名な作品なのに
辛口のレビューが見当たらないので、私が泥をかぶります
(単に自分がこの漫画好きじゃないだけですが)

まず何よりも
キャラクターが好きになれません
絵柄もそうなんですが、性格面もデフォルメが効きすぎていてくどい
そして、人物の一面しか描写しないので浅い感じがします

歴史漫画でありながらバトル漫画のようなノリにも正直ついていけません
リアル(歴史)とファンタジーの融合に失敗している

画力は低いと言って差し支えないレベルだと思います

究極的には好みの問題であることは間違いないんですが、
好きじゃない漫画であると最後に言っておきましょう

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-16 01:16:44] [修正:2010-01-16 01:20:59] [このレビューのURL]

漫画を読んでから原作にまで手を伸ばしてしまった作品は久しぶり

このサイトで平均点数が高かったのでずっと気になっていたんですが、
面白い漫画を掴むためにこのサイトは本当に便利!!
(私は管理人さんではありません)

原作と比べても漫画のほうが出来がよい
軽妙なテンポと卓越した画力
人物の内面まで描写するような迫力に驚かされる

しっかし、ユーリアのまつ毛はなんとかならんかったのかね
いや、別にいいんだけどさ

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-16 00:49:31] [修正:2010-01-16 01:04:16] [このレビューのURL]

3点 BENGO!

法廷関係の漫画って確かに最近増えてます

いろんな法律漫画を読みましたが
この漫画ほど、テキトーな法律漫画を僕は知らない

「なんで原作か監修つけないんだろ。素人に書かせるのは無理だろ」
とずっと思っていたのですが、
きちんと監修の弁護士さんがいることを知り、余計にショックです

どう考えても裁かれるべきは作者です
罪状は法廷侮辱罪です

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-16 00:31:51] [修正:2010-01-16 00:33:31] [このレビューのURL]

お手本のようなジュブナイル作品

背伸びしたい子供と
青春が恋しい大人が
すごくすごく好きそう。うん、好きだ

SFの骨格がしっかりしているのが好印象
細部までこだわるのではなく、アイデアできちんと勝負している
こういう作品が真のSFファンに受けるんだと思う

本作とは関係ないが、
なんたらなんたらな解説が多めなSFは
「SFファン」じゃなくて「SFオタク」に受けているだけだと思ったりする
今日この頃

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-16 00:20:08] [修正:2010-01-16 00:20:08] [このレビューのURL]

あれだけネット上でネタにされれば読まずにはいられません笑
文庫版で読みました。
それにしても・・・何故か面白い妙な魅力を持つ作品だと思います。
あらすじとか内容を文章にすればするほど「なんでこれがこんなに面白いんだ」と不思議な気持ちになりますw

料理を美味しそうに描くのはもちろんこの手の作品には必須ですが、
この作品は料理だけでなく店の内外の描写も丁寧なので、その店に行った気分になれます。
独りで店に立ち寄って食べる、というスタンスの作品なのでここらが上手に描けているなぁと思いました。

そして料理に対して「これはうまそうだ」「この注文は失敗した」等のゴローの心理描写がいちいちハマります。面白い。
独りで食事しながらぶつぶつつぶやく様子(本当に口に出していなくても)が、漫画としてはありそうでなかったモノで、かつ共感できるからではないでしょうか。

沢山漫画を読んだ方こそ、この作品の妙な中毒性に気づけるんじゃないかと勝手に思ってます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-15 03:53:36] [修正:2010-01-15 03:53:36] [このレビューのURL]

6点 flat

普通のストーリー、キャラクターより半音下がってる感じ、らしいです。(どこで読んだんだか忘れましたが・・w)
そう言われて妙に納得できる作品です。

基本的な内容は超マイペース高校生・平介と超忍耐児・秋との交流・日常を描いてます。
主人公は男子高校生でしかも基本やる気のないマイペースな性格をしているにもかかわらず、何故か菓子作りは得意だったり、何故か皆から好かれ、何故か秋にも懐かれてしまいます。
秋に懐かれるようになってからも秋を積極的に可愛がる様な事はせず、相手をするのが面倒・・とまではいかずともできればしたくない、みたいなそんなスタンスを続けてます。

しかし秋は忍耐強く、泣きわめいたりせずに背中でしょんぼりしたりするタイプなので、結局平介は秋の相手をせずにはいられないという不思議な関係です。
普段感情表現が苦手な事もあり、秋の喜ぶ様子は読んでて非常に微笑ましいです。

3巻では平介とは対照的に超真面目なキャラクター・海藤君が登場して、平介の性格とその魅力がより強調される様な形になりました。
自分は基本海藤君の様に真面目な性格なので、海藤君の気持ちにもの凄く共感できてしまいました。

今のところ「面白い!」と言って誰にでも薦めたくなる程の爆発力はありませんが、単行本一冊読む事は苦痛ではない、位の面白さ。
男女問わず読める内容だとは思いますが。
絵も癖は少ないですが、特徴も少ないという印象です。

「マイガール」「うさぎドロップ」「よつばと!」等が好きな方におすすめらしいです(自分はその中だとよつばとしか知らないのですが・・)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-14 07:22:53] [修正:2010-01-14 07:22:53] [このレビューのURL]

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