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10点 うしおととら
まさに人生に影響した作品です。
中学生の時に初めて読んで、現在でも人生No.1の作品です。
自分の内面を見つめ始め、人生とは何かと考え始める多感な時期に
同年代の主人公の、絶対に背けることのない真っ直ぐな眼差しは、
一筋の光明となり、思春期の自分を支えてくれました。
冒険活劇ですが、
家族愛、希望、他者を受け入れる心、
人の持つすべての温かい部分が詰まっています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-06 18:47:35] [修正:2010-02-06 18:47:35] [このレビューのURL]
8点 魔人探偵脳噛ネウロ
一言で言えば狂ったジャンプ漫画です。
独特の癖のある画風、犯人は最大限までデフォルメされていて、もう人間には見えない人も多いです。そしてどきりとするぐらい黒いブラックなギャグの数々。「作者は一体どんな人間なのか!?」と思わずにはいられないぐらい狂ってます。もちろん全てほめ言葉ですよ。
ただ、狂った ジャンプ漫画というのが大切です。
ひねくれて見えるけれども良く見ると 友情+努力+勝利+推理もの+狂気=魔人探偵脳噛ネウロということが見えてくると思います。以外にもストレートなジャンプ漫画なんですよね。
万能の者一人の力ではなく仲間の力を借り。主人公や仲間たちがピンチを切り抜け成長して、巨悪を倒す。まさに、ジャンプ黄金の方程式にぴたりとあてはまります。この方程式はマンガ界最強の方程式なだけあって、うまくいけば最高の感動を人に与えてくれます。
作品終盤の怒涛の展開は感動を覚えずにはいられませんでした。
ジャンプ式推理マンガ+狂気「魔人探偵脳噛ネウロ」最高に感動を与えてくれた作品。超お勧めです。
ただ書いていて思いました「このレヴューは推理マンガに対するレヴューとは思えないな」と・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-06 02:37:40] [修正:2010-02-06 02:37:40] [このレビューのURL]
8点 めぞん一刻
大昔に買いそろえて何度も何度も読んだ作品。
最近改めて読んでみると、やっぱり夢中になりますね。
ストーリーは平凡なんだけど、その平凡さがいい。
何と言ってもキャラ作りが上手すぎます。
やっぱり感情移入しちゃうんですよねえ。
やっぱ五代が告白するときの前後は眼が潤んじゃいます。
ラストも心しみるほのぼのさ。暖かいんですよねえ。
ラブコメ不朽の名作といっていい作品なんだろうなあ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-05 18:32:19] [修正:2010-02-05 19:02:53] [このレビューのURL]
9点 プラネテス
緻密な絵も世界観も文句無しの最高の漫画。
細部まで気を配って書かれているのですごい説得力があります。
宇宙で生活するってこういう感じなのかって気にさせられますね。
ごみ問題、喫煙、被爆、メンタルケア、国際紛争、企業競争、テロなどなど色々出てきますが、人類が本格的に宇宙空間に進出した時に抱えるであろう問題がすごくリアル。
ちょっと個人的にベタベタなヒューマンドラマが合いませんでしたが絶対読むべき作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-05 13:50:15] [修正:2010-02-05 13:50:15] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
この作者はほんとにすごい。
とにかくまだ読んでない人は読んで下さい。なるべく事前情報無しで。
読む前によく睡眠をとって、宿題や仕事など余計な気掛かりを終わらせて集中して読んで下さい。
まだ読んでない人がうらやましい・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-05 13:20:07] [修正:2010-02-05 13:20:07] [このレビューのURL]
10点 ドラえもん
大人が読んでも楽しめる子供のための漫画だと思ってしまいがちだけど、よく読みこんでみると、実は藤子先生は子供が読んでも楽しめる大人のためのギャグ漫画を書いていたんじゃないだろうかと思わされてくる。
子供時代にただ楽しんで読んでいたエピソードを、大人になった時に再度読み返すと、子供時代に気づかなかったメッセージがその作品に込められていたことに気づくことがある。
これぞ、ドラえもんの醍醐味ではなかろうか。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-04 18:36:31] [修正:2010-02-04 18:36:31] [このレビューのURL]
6点 イキガミ
素直に面白いとは思える作品。
ただ壮大な世界設定を生かし切れてない感が強い。
1テーマ完結手法について特に異論はないが、主役(イキガミ届け人)を通し
別の一貫したテーマを同時進行させれば、もっと骨太な作品になるのでは?
あの世界を作った背景を掘り下げたり、それを推し進めた黒幕・組織とか、
いろいろ考えられると思うんだけど・・・・。
確かに小さくその設定は入っているように思われるんだけど、凄く弱い感じ。
それが薄っぺらに見えたり、1テーマ完結物語になってしまいマンネリ化
しているように思えてしまう。
面白いのに勿体ない。
あと問題になっている星新一氏の 「生活維持省」 との関連について。
個人的にはよく似ているけど、著作権侵害までいわれるとキツイ感じ。
特にパクってはないと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-04 16:56:01] [修正:2010-02-04 16:56:01] [このレビューのURL]
5点 RIN
SUGARの続編ということで、相当の期待を持って読んでみた。
結論から言うと、面白さと期待はずれが同居した内容でした。
リンのヒールぶりはちょっと行き過ぎ感があるかなあ。やや嫌悪感を感じる。
途中不覚にも立石に感情移入してしまったのは作者の狙い目なのか?
最後までリンの行動や感情の方向性がぶれなかったのは素晴らしいが、
ある意味想定できたラストで、ちょっとヒネりがなかったような・・・。
新井氏なら 「どんでん返し」 や 「思いもよらぬ展開」 があるかな、と
ちょっと期待しながら読んだだけに、拍子抜けの感が拭えませんでした。
シュガーで感動しただけに、個人的には若干期待はずれの内容。
ただ夢中になって読める面白さはあると思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-04 15:36:56] [修正:2010-02-04 15:40:46] [このレビューのURL]
最近、面白いけど自分の人生の切り売りをしているかのような痛々しさを感じる作品に触れる機会が多い気がします。しかし河合さんは自分の中に無いものでも取材を生かしてマンガを作れる作家です。この作品は皆さんがレビューしている通り書道というマイナーな題材と、なんか冴えない主人公のせいか、ガツーンとくるインパクトは無いですが、個人的には難しい題材に挑戦する河合さんのプロの仕事っぷりに感銘を受けます。高校が舞台ですが、大人に読んでもらいたいマンガだと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-03 21:23:24] [修正:2010-02-03 21:23:24] [このレビューのURL]
9点 SUGAR
これは面白い。興奮する。
序盤はちょっとグダグダ感はあるものの、中盤から終盤にかけては圧巻。
一気に引き込まれ興奮の坩堝の中、終演を迎える。
新井氏の作品は、「宮本から君へ」 が全く合わなかった(面白くなかった)
ため、ずっと敬遠してきたが、本作品を読んでイメージが一転。
氏の他作品も読んでみようという気になった。
ただ何気ないシーンで、本編に関係のないセリフが入りすぎ。
おそらく生活感というか現実感を出すための演出なのだろうが、スムーズ
に読むことへの阻害要因になるだけで、必要のない演出だと感じる。
この作品には続きがあると察するので、早速探して読んでみようと思う。
いやー、面白かった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-03 18:12:48] [修正:2010-02-03 18:12:48] [このレビューのURL]