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<所持歴:全巻。現在は売却>

(要らん与太話のせいで訳分からん文章になってたので修正)

大ヒットを飛ばしましたが、それ故にジャンプの毒牙にかかってしまった作品でもありますね。
ただ、ジャンプの犠牲作品は多数あれど、これはその中ではチョッと違うかな、と。
その殆どが潰された形になったのに対し、これは失速こそしたものの
潰されはしなかったのではないかと思ってます。

皆さんが指摘される様に、後付の繰り返しや際限なく繰り返されるパワーインフレなど
長期連載(連載のムリヤリ延長)の弊害=クオリティの低下などはあったかもしれませんが、
それでも良い物にしようとし、被害を最小限に留めていると思います。
「○○編以降はダメ」と言われますが、そうだとしても、それをひっくるめてこれだけの人気作になったのは、鳥山明という作者の力があってこそ。

この作品は、作品そのものよりもこうした「鳥山明という作家の力がどれだけ凄いか」
という事を評価するもんかな、と思ったりもします。

まぁ、あえて1作品として評価をするならば、良作(以上)であることはとりあえず間違いないでしょう。
ただ、自分が読んでた時、最後の方は飽きてたのも事実なので8点以上はちょっと付けれない。
てことで、7点を付けました。



全くの余談ですが、実写版の完成が怖くて仕方ありません。
ドラゴンボールってのは、鳥山明という作家が作ったキャラ・世界があってこそ
成り立ってる作品だと思ってます。
極論言うと、そこに「鳥山明」が無ければ意味が無い。

ま、何だかんだ言って、結局この作品が好きなんですよね

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-10 09:59:43] [修正:2010-02-07 21:00:32] [このレビューのURL]

ラブリー変換とは、自分の気持ちを伝える際、相手を尊重した柔らかい表現に変える、という処世術。
そのネーミングもいいですが、ラブリー変換の存在感が、この作品に華を添え、
色鮮やかなものにしています。

変換前のきつい言葉でしか話せず、周囲から孤立しているマリア。
ラブリー変換がうまく使いこなせないマリアは、口先だけの褒め言葉ではなく、
自分なりにラブリー変換を理解し、変化させ、マスターしていきます。

自分自身をラブリーに変換するために。

「誰かに好きと言えるように 自分が好きだと言えるように
 心から好きだと誰かに言ってもらえるように」

マリアは自分をいじめる者に対しても屈せず、拒絶せず、否定せず。
堂々と自分をさらけ出し、意志を伝え、同時に相手を理解しようとします。

マリアが人と交わることで周囲を変化させ、またマリアも周りの影響を受けて変わっていく、
そんな姿を見守っていきたい作品です。

ちなみに、こういう作品では悪役がいないと締まりが悪くなってしまうかもしれませんが、
それにしても担任には腹が立ちます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-07 20:54:53] [修正:2010-02-07 20:57:00] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

マッタリ、陽だまり、昼寝

形容するならばそんな感じ。
色々と謎?が残ったまま、あえてそれらに触れないまま完結しているけど、
それら(の回答?)を読者に委ねる・・・といった作品でもないと思う。
深く考えずに読む、と言うか、考える気が起きないw(良い意味で)
本作独特の世界観に浸りながら、コーヒー片手に読みましょう。

てことで、マンガに「ハラハラドキドキのエンターテイメント」を求める人には不向き。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-10-21 22:04:09] [修正:2010-02-07 20:53:38] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

熱いけど、画力も含めて「荒削り」な熱さ。
対して後発作品、特に現在連載中のcapetaやMOON(昴)は
熱さは変わらず、それでいて洗練されている。

好みの問題やろうけど、作風(画力という意味ではなく)は
今の方が好きやなぁ。
主人公、全然しゃべらんし。

ただ、天才を描く天才「曽田正人」の原点を知る上では
欠かせない作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-26 23:03:43] [修正:2010-02-07 20:51:03] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

タイトル通り舞台は刑務所の中ですが、その中の医者にスポットを当てたジョブ(医療)系の作品です。

巻末に参考文献が多数挙げられてる様に、取材を重ねた上で描かれてると思われ、(言葉は悪いですが)いわゆる「塀の中」の医療面の実態が丁寧に描かれてます。
内容は「刑務所内の医療そのもの」というよりは、「医療面から見た受刑者の置かれる状況」という感じです。
なので、物語のメインとなるのは、あくまで「受刑者」

減点対象として挙げるなら、その絵柄。
正直地味で、それ以上にかなり不安定。登場人物の顔が全く定まってません。
これは今後に期待。



「命」に関わる仕事をする者には、何らかの責任がある。

これは、作中の台詞です。
そして、それをマンガ作品として世に出す場合でも、やっぱり「責任」はあるはずです。
エンターテイメントに執着し過ぎて、医療をテーマにしながら「命」を軽く扱う(描く)作品が見受けられますが(敢えて作品名は挙げませんが、小学館漫画賞を獲った獣医みたいなマンガとか)、本作はその心配は要りません。
(とは言っても、結果として読者に受け入れられなきゃそれも良し悪しですが)


掲載誌もマイナーなので、このまま埋もれていく気がしないでもないですが、それはちょっと惜しいかな、と。


期待を込めて7点。(絵柄のマイナスを含んで)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-29 23:13:14] [修正:2010-02-07 20:46:15] [このレビューのURL]

7点 ANGEL

<所持歴:3巻まで(ヤンサン版)。気が付いたら無くなってた>

自分が知ってるのは、問題になった3巻まで。
シュベール版(連載再開後)は読んだことありません。
シュベール版は成年向けですが、連載誌自体はヤンサンなので多分レビューしても大丈夫・・・かな?


さて本作、幾ら青年誌とはいえ、ここまで凄い(性)描写はアリなのか?と
思っていましたが、案の定PTAに大目玉を喰らいました。
とにかく凄かったです。
スクリーントーンを駆使した描写は、いや、ホントにもうw
そのせい?もあって、ストーリー云々を語れる程深く読んでません。




正直に言います。

当時は大変お世話になりましたw
文字通り「夢中になって読みふけった」ので(違う意味で)、7点としましたw

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-10-17 18:35:38] [修正:2010-02-07 20:45:01] [このレビューのURL]

7点 からん

<所持歴:全巻。収集中>

メインは高校部活動(柔道)
が、舞台は京都のお嬢様学校

お嬢様学校の柔道ってどんなん?・・・と思いきや、
萌先輩のオトコ前っぷり大爆発でかなりの体育会系。

そんなスポ根路線の合間に、キナ臭いオトナの裏事情が
見え隠れするシーンがちらほらと。

序盤はあちこちで種(伏線)撒いてる状態ですが、
とりあえず気にせずにスポ根を楽しみましょう。
その内、芽が出て凄い事に・・・なるかは乞うご期待。


現段階でも面白いけど、「名作」になるかどうかはこれから。
てことで、現状は7点で。

あと、タイトルの「からん」ってどんな意味でしょう?
誰か教えて下さいw

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-02 00:25:26] [修正:2010-02-07 20:44:06] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

メイドラブに勝るとも劣らない中央アジアラブな作品。
そして細部までキッチリと描かれた物凄い描写。アッパレ。
あとがきマンガのテンションも全く変わらず。アッパレ。

特にあの病的なまでの描き込みは素晴らしい。

中身は・・・これからの展開次第ではあるけれど、
多分期待してても良いでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-18 15:10:03] [修正:2010-02-07 20:42:51] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

ラブコメ、と思いきや全体的にシリアスな場面が多く、
特に後半からラストにかけては流血・抗争?シーンも。
ドラマ化されたけど、確かに涙を誘うようなシチュエーションなど
ドラマ化し易そうな展開でした。

「ツルモク」のイメージが強いと肩透かしくらうかもしれません。
良作と言えるか微妙なところではあるけど
相変わらず絵が丁寧で見易いので6点。

やっぱり「ツルモク」は越えれないな、と。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-18 19:10:18] [修正:2010-02-07 20:40:04] [このレビューのURL]

10点 SF全短篇

天才の、天才による、大人のための短編集です。

不条理な設定、ブラックユーモア、鮮やかなドンデン返し、強烈な社会風刺。
もちろんハッピーエンドになる作品も多数。夢と希望と毒と皮肉に溢れた作品が満載です。

笑いあり、涙あり、驚きあり、怖さあり、下ネタまであり。もう言うことなし。
読むたびに衝撃が心にズシリと響きます。
凡庸な作品ではどれだけ長く描いても表現できないような衝撃が、
一話30ページ前後の中にたっぷり詰まっています。

短編集のレビューが「異色短編集」と「SF全短篇」の2つに分かれてしまっていますが、
少なくとも異色短編集にある話はすべてこちらにもあるようです(たぶん)。
なので、もしどちらも選べるなら、こちらを手に取ることをお薦めします。
PERFECT版も選べるなら、もちろんPERFECT版の方がいいですが。

個人的ベストは「カンビュセスの籤」です。
他に3つほど無理に挙げると、「箱舟はいっぱい」「流血鬼」「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」あたり。

異色短編集も含め他の方のレビューを見ると、お気に入り作品の何と多彩なことか。
読んだ人それぞれに思い入れのある作品にきっと出会える、極上の作品集です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-07 20:33:53] [修正:2010-02-07 20:33:53] [このレビューのURL]

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