「」さんのページ
8点 テニスの王子様
「あれはワシの百八式より危険だぁー!」
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-05-09 20:18:23] [修正:2008-02-17 19:44:32] [このレビューのURL]
7点 無頼伝 涯
福本作品は、出鼻にハイスピードで飛ばして後半gdgdになるというのが定番であるが、この作品に限っては、その短さゆえか尻上がりに面白くなっていったと思う。
「孤立する主人公(少年)像」は、少年誌の王道とは反しているのだが、極稀に描かれることで、強烈な共感を残していくケースがある。
というのも、少年は誰でも、「みんな仲良く楽しく生きていけるわけもない」、ということを肌で感じているからである。
反抗期の少年には特に共感できる主人公像ではないだろうか。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-16 01:10:14] [修正:2008-02-16 01:10:14] [このレビューのURL]
8点 ハヤテのごとく!
少年誌なのに、現代の少年をないがしろにする懐かしネタ。
全部のネタに反応するには、まだ修行が足りない。
しかし、ただのオタクネタ漫画ではなく、ちゃんとラブコメな所がいい。
ネタ知らなくても楽しめると思う。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-15 23:52:16] [修正:2008-02-15 23:52:16] [このレビューのURL]
10点 めぞん一刻
もう何度読み返したか分からない。
何度読んでも素晴らしい。
ラスト6.7話位から泣きまくり。
本気で保育士なろうかと思った。
全ての登場人物が素敵過ぎる。
これ以上感動する作品に、この先出逢えるのだろうか?
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-11 23:59:14] [修正:2008-02-11 23:59:14] [このレビューのURL]
バトルとか関係無しに最初から面白くなかったですけどね。
・・・カラーは綺麗です!!
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-10 02:32:00] [修正:2008-02-10 02:32:00] [このレビューのURL]
7点 ブッダ
面白いというよりは考えさせられる漫画という感じ。
世界観は同作者の火の鳥が近いように思うが、この漫画では主に生物の死について描いている。ブッダが死というものに対して、どう思い、どう考え、そしてどう結論づけたのか。細かく描かれていて、共感できるかどうかは別としても、読みながら同時に考えさせられる。
昨今の、というか特に戦国時代なんかの日本の仏教は、祈れば極楽に行けるとかカルトじゃねぇか、とか思っていたけど、元はと言えば一人の人間が悩みぬいて苦しみぬいて、やっとたどりついた境地の教えだったのだ思うと、権力に利用されるのはすごく不憫に思う。まあそれはキリスト教もイスラム教も同じようなものなのだろうけど。
自分がどのような思想を持っていたとしても、2500年もの長きに渡って多くの人を救って、または勇気づけてきた人間の思想の断片でも知るのは意味があるのではないかな、と思う。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-07 07:49:02] [修正:2008-02-07 07:49:02] [このレビューのURL]
6点 バキ外伝・疵面
個人的に花山は「バキ」の中でも一番好きなキャラなので、本編のインフレのせいで出番が無くなった花山が、外伝とは言え活躍してくれているのは嬉しい限り。
ただ、あのオカマはどうかと思う。本編にいないタイプのボスキャラというコンセプトで考えたのだろうけど、いくらなんでもあの見た目と催眠術はやりすぎ。どの作品でも「完全催眠」系の技が出てくると途端に話がつまらなくなるのは常識(最近では「ブリーチ」の鏡花水月、「ナルト」の万華鏡写輪眼など)。
しかもオカマボスは格闘家ではないので、この手の格闘漫画の最大のタブーである「遠距離からの狙撃」をあっさり敢行する始末。「バキ」の勇次郎でさえ、かつて麻酔銃に遅れを取っているくらいで、本来は「武器でも銃でも何でもアリ」という格闘漫画でも「遠距離狙撃」だけはしないのが暗黙の了解だったはず。
そのタブーをあえて破った英断(暴挙?)は凄いが、やはり、その後の展開には作者本人も大困りのようで、2008年1月現在で三ヶ月連続休載が続いているw。「組織力最大、暗殺OK、完全催眠、超絶パワー」というオカマキャラを、ほとんど死にかけている花山がどうやって倒すのか見当もつかない。実際、万全の花山の全力パンチを二発も喰らっているのにほとんどダメージも無いような化け物である。
また本編でけっこう人気のあったキャラ、マスター国松を、オカマの言う事を聞くだけのただの手下にする有様(おかげでネットではこの展開の批判が非常に多かった。これが休載の遠因になっている可能性もある)。それに完全に花山を殺すために狙撃しているから、「ボスに従ったと見せかけて実は…」みたいな名誉挽回も、これではもう無理。この辺の「キャラの使い方」も下手。
さらにこの作品はスピンオフ企画だから、勝手に花山を殺すわけにもいかない。そのせいで緊張感は無いわ、ストーリーは破綻しかかってるわで八方塞りなのでは?
今後も期待したい漫画ではあるが、どう決着をつけるつもりなのか不安がある。そういう意味で四巻までの地点での評価は6点にしておく。
※ 追記 ※
2008/02/18現在
チャンピオンREDにて、作画担当「山内雪奈生氏の都合により」
連載終了と告知。
「休載」ではなく「終了」w。完全に予想が当たってしまった。
色々と大人の事情もあったのだろうが、やはり上記のように、無理のあるボスキャラと無理のある展開にし過ぎた事が原因になっている可能性は高いだろう。
何にしても残念。板垣氏が引き継ぐ可能性はあるが…。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-05 19:11:09] [修正:2008-02-05 19:11:09] [このレビューのURL]
3点 ノノノノ
スキージャンプに目をつけたのはいい。現実世界においては近年は低迷が続くジャンプだが、札幌世界選手権では奇跡的な表彰台を見ることができ、少しは上り調子に思えてきた中で、ジャンプ漫画という新しい存在が出てきた点は素直に嬉しい。
また女子選手に目をつけたのも鋭い。女子の世界選手権が現実味を帯び、また伊藤という幼きヒロインが登場した現実がある中で、実に旬の素材を見つけたものだ。
だが誉められる点はここまで。旬の素材を手に入れたのに、見事に料理に失敗している。
まず肝心のジャンプの飛翔感や緊張感が描けていない。本来ならスタートの緊張やアプローチのスピード、そして踏み切りのタイミングといった息詰まる要素の積み重ねがあるからこそ、その後の開放感が引き立つのだと思う。いくら時間的に短いからといって、ほとんど描写や説明を放棄していきなり宙を飛ばすのはひどい。ジャンプに興味がない人に説明するとすれば、例えば野球漫画で「バッターボックスに立った後、ピッチングのシーンやスイングのシーンを省略して、次のコマでホームラン。」とでも言えばわかってもらえるだろうか。スポーツの面白さが伝わらないスポーツ漫画は成り立たないだろう。
まだおかしい点はある。いきなり安易にヒルサイズ越えを描いて、後は何を描くつもりなのかわからないし、飛距離の話ばかりしていてゲート設定の説明がないのも変だし、そもそもかなり競技人口が少ない筈なのに無名の選手がいるというのも不自然である。長野五輪の少し後という設定のようだが、ジャンプのフォームがいかにも今風のフォームなのも気になる。
ストーリーも変に奇を衒い、スケート選手やホモや兄弟など、目眩ましのように雑多なネタを放り込んであって咀嚼し切れていない。軸が定まらないのをごまかすためにあちこちに伏線を張っているだけのように感じる。既にスキージャンプ漫画という一大ジャンルが存在し、後進の若手が隙間を狙っているとでもいうのならわかるが、ほとんどエポックメイキングな作品なのにいきなり奇襲攻撃に出る必要はないだろう。
まっとうな競技の面白さと健全な競技者では漫画を描く自信がないのだろうか。
(得点は素材を見つけた点への評価。)
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-04 01:32:38] [修正:2008-02-04 01:32:38] [このレビューのURL]
7点 いでじゅう!
2巻から薦める漫画です。とりあえず何も考えずに2巻を読んでもらって、それで面白かったらその前の1巻や、その後の3巻を読んで欲しい。そういう漫画です。
しかしそれには理由があり、1巻の内容に品が無さ過ぎて、その内容に引いてしまう可能性が高いからです。その後、1巻の終盤辺りからヒロインの森さんが出てきたりして、話の質が安定してくるのですが、いずれにしても、1巻の序盤だけを見てそのまま避けられてしまうのは惜しい作品です。
2巻以降、話の内容としてはほのぼの漫画として進んでいきますが、後半、主人公やヒロインの恋愛物語が主軸となってからは、いまいち話の展開が普通過ぎて、それまで持っていた個性が薄れていってしまった様な感じがします。
頭と尻尾がつまらなく、中間が面白いという不思議な作品です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-03 20:18:30] [修正:2008-02-03 20:18:30] [このレビューのURL]