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ちょっとしたえろいことで鼻血だす漫画は個人的にきらい
だがストーリー性はあるが矛盾があるからダメだ
忍者が監視カメラつかえるならどんだけいいことか・・・ORZ

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-18 00:18:41] [修正:2008-05-18 00:18:41] [このレビューのURL]

5点 ONE PIECE

この作品ではどうしても泣けない。

本当の意味でキャラ達や話が冒険していない。

彼らは冒険するにはあまりにも強すぎる。
肉体的な強さの上に物理的な危機が訪れようが、
彼らは難なくそれをいなし、負傷もそっちのけで
「宴会だぁ〜!」 って、は?

「母をたずねて三千里」という作品では、無賃乗車がバレた
マルコが意地悪な乗務員に前後数十キロ何もない草原に
放り出されるシーンがあるが、命乞いもせず、泣くこともなく、
ただ強い意志と心をもって目的進路へ突き進むといった、あまり
インパクトもないこの状況にいざ自分を置き換えてみると
本当の意味で冒険なんだ、と実感できる。
幼く弱いマルコに感情も入れやすい。

「ゴムゴムの〜!!」「おにぎり!」「肉くいてー」
彼らの自称冒険に何を感じればいいのか理解不能。

でも作者の愛とやる気はすごく好感が持てるので5点にしときます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-16 02:05:06] [修正:2008-05-16 02:05:06] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

読み始めると世界観に引き込まれ一気に読み進めてしまったほど面白かった。

テーマとして重いものがあるもののそれを物語の主筋とはせず、あくまでも非日常に巻き込まれてしまった主人公の視点で描かれているのが良かった。
主人公に変にヒロイズムを持たせなかったのも好印象。

鬱々とした展開やグロテスクな描写がよく出るので人を選びそう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-15 03:43:56] [修正:2008-05-15 03:43:56] [このレビューのURL]

(2巻まで読了)

作画を担当している方の前作「BLACK CAT」を読んで、絵が非常に魅力的なので良い原作者さえつけば「ヒカルの碁」などを描いた小畑さんのような素晴らしい作品が生まれるのではないかと思っていたのだが、その予想の斜め上を行かれた感じ。

作画をストーリーの引きたてにするのではなく、ストーリーの方を作画の引きたて役にする手腕に驚きました。
可愛らしい絵柄やHなシーンを見たい読者層にとっては最高の原作者なのではないだろうか。

この作品の方向性は個人的に漫画に求めるものとベクトルが違ってしまっているので低めの評価ですが、合っている人から見ればかなりの高評価が出るのも頷けます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-13 10:36:23] [修正:2008-05-13 10:37:05] [このレビューのURL]

(7巻まで読了)
主人公がチームの絶対的な主力ではなく、あくまで一員として描かれているのが好印象。

部内でのレギュラー争いが敵意剥き出しの生存競争ではなく、チーム力向上を重きに据えた仲間同士の競争として上手く表現されているため、殺伐とした雰囲気にならず読んでいて非常に気分が良い。

選手は魔球の類や異常な身体能力を発揮せず、現実的な説明や戦術で野球を魅せている点も面白い。このままこの路線を維持することを願いたい。

個人的に主人公が最近あまり見ないタイプだと思う。自らの目標に一直線な熱血キャラだが認めた相手には敬意を払ったりと好感がもてるキャラで感情移入しやすい。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-05-13 04:18:28] [修正:2008-05-13 04:18:28] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ワンパターンという言葉がこれほど当てはまる作品も珍しいかも・・・。
内容は完全に

1.主人公、またはその周囲の人間が悪人に目をつけられる

2.主人公は怯えながらも、仲間達の協力を受けたりして悪人を倒す

3.主人公、決めゴマ(何故か毎回ほとんど同じ構図)にて悪人に説教。一件落着。


この1〜3を延々と繰り返すだけで、個々のストーリーも今ひとつ。何よりひ弱ないじめられっ子であるはずの主人公があまりにも強く、『不良達のトップとの一時的な人生交換』という物語の大前提である設定にほとんど意義を感じられませんでした。この設定だけみると面白そうだったのですが・・・。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-26 19:01:44] [修正:2008-04-26 19:01:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ラスト近く、竹本が買い物をするはぐみを見ているシーンが秀逸。
青春時代を終えて旅立つ若者の、寂寞感とか清涼感とかいったものをよく表現していると思う。

大ヒットした本作だが、いろいろ特色があるマンガだ。

まず、数多くの登場人物がそれぞれのエピソードを持っていて、またそれを各登場人物の視点を上手く切り替えながらつなげている。
一つ一つのエピソードでも十分なボリュームがあって、しかもそれを積み重ねるようにつなげているので、読者はそれぞれの登場人物に感情移入しながら飽きることなく読めるようにできていると思う。

もうひとつは、とても綿密に取材をして書いているということ。
竹本の自転車旅行とか、はぐみの入院とか、細部が細かく書かれていて感心する。(トンネルの中ではトラックがすぐそばを通っていくとか、自転車をこぐと食べ物がエネルギーになることを実感するとか、書物だけでなくきっと経験者に話を聞いたりしてると思う。)

三つ目に、森田というキャラクターの存在。
この人のエピソードだけ視点が一人称でなく三人称で、話にリアリティがない。他の登場人物のエピソードがリアルに書かれているのと比べてはっきりと違いがある。
これは、この人は(作中で実際そう言われているように)王子様キャラとして用意されているからだと思う。
明るくて、お調子者で、ちょっと天然で、ありあまる才能を持っている(しかも美形)、こんな人が身近にいたら楽しいだろうし、王子様なのだから現実感はなくて当たり前なのだ。
このキャラのおかげでせっかくのリアリティが損なわれているともいえるが、反面このキャラがいなかったらどうだろうか。ただの地味な青春マンガになってしまわないだろうか。良作だけど知る人ぞ知る、みたいな。
少女マンガとしてヒットするのに、森田は不可欠な王子様キャラだったのである。
他にも、少女マンガ的な悪乗りの部分があって、苦手な人にはつらいと思うがでもしょうがない。少女マンガなんだもの。

そして一番感心するのは、こういったことはきっと全て計算づくで書かれているのだろうということ。
いい作品を書いて、きっちりヒットさせた作者の手腕に感心する。

ただ、残念なのは「才能を持つもの同士の惹かれあい」みたいなテーマはあまり消化できていないということ。
はぐみの方はそのへんが直接的に描かれていないし、森田のほうは半分冗談のようにして描かれているので(アカデミー賞?とか)、この二人に突出した美術の才能があるということがあんまりピンとこない。
次回作ではきっとその辺を掘り下げるんじゃないかな、と勝手に期待している。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-20 16:25:05] [修正:2008-04-20 16:25:05] [このレビューのURL]

地味な題材だが、実に面白い。2編とも上手くまとめられており、
冴えた演出にも作者の力量を感じる。
確かな知識と豊富な経験に裏打ちされたベテランのきめ細やかな仕事といえば、岩明均の作品。
私にはそう思われる。

岩明均の「佳作」だなんてとんでもない。これこそ真に評価されるべき岩明均の「傑作」だ。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-20 15:05:15] [修正:2008-04-20 15:05:15] [このレビューのURL]

 壮大。の一言。
凄まじい事件や悲劇が起こるわけではない、宇宙人と遭遇して戦争になるわけではない。言うなれば人類が木星にたどり着いた、というだけのこと。

 それなのに何故こんなにも余韻に浸れるのか。

 俺はまだこの物語に含まれたすべてのメッセージ性について理解し切れてはいない。まだまだ沢山の命題が詰まっているのかもしれないし、はたまた何一つ意味はないのかもしれない。
 
 それぞれの読者がそれぞれ何かを読み取ることができれば、この漫画を読む価値があると思う。

 俺にはまだよく分からない。何年後かに読み返したとき、違ったよさに気づかされるのかもしれない。読後にすぐ書いているが、全体を評価して7点。しかし限りなく8点に近いし、もしかしたら9点かもしれない。悩む。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-19 15:46:33] [修正:2008-04-19 15:46:33] [このレビューのURL]

 微エロに持っていく展開がベタベタ。
しかし公然とベタな展開をもってくるので次第に
それがテイストなのかと思えてくる。

 最初から読むと誰もが東条エンドを予想するのに、
人気投票での結果で西野にシフトチェンジしてしまうあたり、
どちらがすきかということを抜きにしてもどうかと思う。

 真の漫画家であれば、
メインヒロインが読者に好かれるように描くのが筋。
途中で主人公が寄り道したとしても、
やっぱりメインヒロインはこいつだな、と思わせる
エピソードを盛り込んでラストにもっていけたら、
もっと評価は上がっていたと思う。

 主人公以外の登場人物の成長はほとんど見られなかった点も難。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-19 12:18:09] [修正:2008-04-19 12:18:09] [このレビューのURL]

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