「」さんのページ
1点 MAR
異世界ファンタジーバトル漫画。
この作品の戦いは、様々な特殊効果を持った『ARM』と呼ばれるアイテムをメインに展開されるのですが、闘っている二人が自分の持つARMを交互に出し合っているだけなので、面白みも迫力も薄いです。バトル内容が『この敵キャラはこういうARM、もしくは能力を持っているんだぞ』ということが淡々と記されているだけのように見えます。台詞回しもそんな感じで、とりあえず必要最低限の台詞だけをキャラクターに喋らせているだけなのでとにかく浅く感じます。
加えて、一つの戦いは大体二話、幹部クラスの敵が相手だと三話でほぼ決着がつき、しかもその決着の仕方もワンパターンなのでやはりイマイチです・・・。物語が進むに連れて、その傾向は強くなっていきます。
全体を通して見ると、『淡白』の一言に尽きる作品です。
設定が、バトルが、キャラクター同士の掛け合いが、話の展開が、そして主人公達の台詞や行動がただただ淡白です。主人公の、一見良いことを言っている風に聞こえる台詞に対しても『何故このキャラがこれだけの台詞を言えるように成長したか』の過程がほとんど描かれていないので感動も何もないのです。
作品初期の頃のように、舞台が異世界であるという設定を活かして、ファンタジー世界を冒険するという事をメインに話を進めればまた違った評価であったかもしれませんが、同じ場所に留まって前半〜終盤まで一対一の戦いを延々と繰り返しているだけでは『異世界である』という設定にすら意味があったのかなと疑問を抱いてしまいます。
上記に加え、絵は綺麗だと思いますが画力という点では、少なくともこの作品(特に後半)を見る限りにおいては今ひとつという印象なのでこの点数にしました。というよりウォーゲーム5thバトル前後くらいからは明らかに手抜きしすぎでしょうコレ・・・。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-09 17:56:58] [修正:2008-04-09 17:56:58] [このレビューのURL]
7点 無頼伝 涯
そうですか…打ち切りですか…そんなに嫌いじゃないですよ。伝えたいことは十分理解できたし。少年雑誌でやらなければもっといい作品に昇華できただろうに。と思ったが、案外上手にまとめられているのでOK。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-07 22:31:55] [修正:2008-04-07 22:31:55] [このレビューのURL]
9点 YOUNG&FINE
漫画界屈指のテクニシャン、山本直樹があえてその技巧を抑えて
真正面からの正攻法で描いた青春漫画の名作。
ストレートなだけに著者の作品では逆に異質である。
4月、美人の彼女がいる灰野という高校生のもとに、兄の同級生だった女教師、
伊沢学が下宿することになるところから物語は始まる。あらすじだけ見れば
なんてことはない話だがこの人にしか出せない作中の情緒(日本映画的、ともいえる)
が実に味わい深く、数年毎に読み返したくなる。
最も印象に残ったセリフはラスト、灰野の「自分が誰かに影響するなんて思いもしなかった」。
それまでの淡々とした日常描写の積み重ね(それこそ人によっては退屈と思えるほど)は、
このセリフのためだけにあったのではないだろうか?
私はまだ19歳なので自分が他人に影響を与えた事など、ない(少なくとも自覚の範囲内では)。
しかしよく考えてみれば自分が他人に影響するなんて当たり前のことだ。
今、この瞬間にもどこかで他人に影響を与えているかもしれない。
そういうことに気付かせてくれた漫画。
ひょっとすると山本直樹の作品で一番好きかもしれない。
本当に上手い作家は技巧に頼らなくても良い作品が書けるのだ。
改めて山本直樹は凄いと感じた。名作だと思う。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-06 15:32:32] [修正:2008-04-06 15:32:32] [このレビューのURL]
6点 BLEACH
過去作品から革命的な変化こそ遂げなかったが、良くも悪くも、「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「幽遊白書」などのジャンプ特有の王道バトル漫画の正統進化系であり、その伝統を最も色濃く受け継いでいる作品である事は間違いない。
特に旧来のチャンバラアクションを演出するビジュアル面や言葉遣いのセンスは高い。この辺のアクション演出のセンスやアイデアはやはり日本の漫画が群を抜いている。
連載の長期化により顕著になってきたインフレバトルに嫌気がさしている人が多いのも分かるが、この手の「強敵現る」→「修行して撃破」→「新たな強敵現る」→「真の能力覚醒」→「敵も覚醒」→「友情や愛のパワーで辛勝」みたいな王道バトル漫画はあっても良いし、インフレがあるからこそ燃えるという部分もあるだろう。そう言う見地で評価すれば、某巨大掲示板やAmazonのレビューで酷評されているほどひどい漫画ではない(事実、ソウルソサエティ編まではバトル漫画として十分に面白いし、各キャラの背景描写なども丁寧で、全体的にバランスが取れていたから、幼稚な私見を挟まずに総合的かつ客観的に評価すれば、いくら何でも2点以下はあり得ない)。
ただ問題が多いのも確かw。
すでに多くの人の指摘にもある通り、虚圏編に入ってから、そのインフレ展開にあまりにも説得力が無い事(特に主人公サイドの戦闘力)、虚圏編とソウルソサエティ編の設定の酷似、無駄な新キャラの量産によるダラダラとした時間稼ぎ(仮面の軍勢や十刃落ちなど)、旧キャラの使い方のバランスの悪さ(人気のある隊長になかなか活躍の場が与えられず、逆に今までも見せ場の多かったキャラ(石田、チャド、ルキア、恋次etc)を使い続ける)など、明らかに引き延ばしの弊害が作品の質を落としている。特に最近(単行本31〜33巻)のザエルアポロ戦やグリムジョー戦の露骨な引き延ばしによるダラダラとした展開は、さすがに看過出来ないものがある。
この虚圏編が終わったら潔く終了してくれる事を願うのみ。
ソウルソサエティ編までが8点、虚圏編が4点として、平均すれば6点辺りが一番妥当な評価でしょう。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-06 14:29:40] [修正:2008-04-06 14:29:40] [このレビューのURL]
6点 NARUTO-ナルト-
絵がだんだん変わってきて
内容もなんかサスケもどうでもよくなったしで微妙になってきた
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-03-30 01:02:21] [修正:2008-04-02 19:15:23] [このレビューのURL]
8点 プラネテス
正統派SFの傑作。一話一話の完成度は見事だし、作者が伝えたいことを
しっかりと劇中でキャラにメッセージとして言わせており(ラストのハチマキの言葉)
他の方が仰るとおりとてもデビュー作とは思えない。
ただ、そのメッセージが青い。多分これは作者も自覚していたのではないか。
そのすぐ後にロックスミスが「気安く愛を口にするな」と呟く。
これが作者の照れ隠し以外の何だというのか。
「SFの新しいスタンダード」という売り文句に偽りなし。面白いといえる作品だった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-03-31 20:20:09] [修正:2008-03-31 20:20:09] [このレビューのURL]
5点 Mr.FULLSWING
餓鬼ははまるねこれ
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-03-31 16:13:49] [修正:2008-03-31 16:20:16] [このレビューのURL]
5点 GTO
鬼塚の不死身ぶりを少し直さないといけない
さすがに少年誌だからといって死なないのはおかしい
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-03-30 16:35:37] [修正:2008-03-30 16:35:37] [このレビューのURL]