「DEIMOS」さんのページ

福本作品は、出鼻にハイスピードで飛ばして後半gdgdになるというのが定番であるが、この作品に限っては、その短さゆえか尻上がりに面白くなっていったと思う。

「孤立する主人公(少年)像」は、少年誌の王道とは反しているのだが、極稀に描かれることで、強烈な共感を残していくケースがある。
というのも、少年は誰でも、「みんな仲良く楽しく生きていけるわけもない」、ということを肌で感じているからである。

反抗期の少年には特に共感できる主人公像ではないだろうか。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-02-16 01:10:14] [修正:2008-02-16 01:10:14]