「DEIMOS」さんのページ
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評価してるのは、最近読んだものだけ。
昔の感性で評価するのは無意味なので。
単行本を読破した漫画のみレビュー。
連載の斜め読みで評価することは無意味なので。
全巻or既刊読破が大前提。
ただし、続刊の場合、3巻以上出てるものが評価対象。
点数は、
10点 「墓まで連れて行く」
9点 「人生のバイブル」
8点 「良く出来ている。否定の仕様が無い。」
7点 「安心して他人に薦められる」
6点 「個人的には好き」
5点 「暇つぶしにちょうど良い」
4点 「お金を出さなければ読みたい」
3点 「資料として割り切る」
2点 「読む価値すら疑問」
1点 「悪評を言いふらしたい」
0点 「焚書決定」
↓非日記のブログやってます。

9点 火の鳥
広大かつ深遠なストーリー構成で見るものを圧倒させる。
「不死」というモチーフを扱い、人生とは何か?自ら生きる目的は何か?を改めて考えさせられる作品。
そして、その問いへの一つの解として、人生の根幹に位置づけられているのは、「愛」である。
多くは男女間の恋からはじまるが、兄弟愛、家族愛、人間愛など愛の形も多岐にわたる。「愛」なき人生に幸福はない、猿田彦の叫びは我々にそれを教えてくれる。
晩年の手塚絵は往年のディズニー画のバタ臭さがあるという印象だったが、改めてみてみると、さほど違和感はなく読めてしまう。それだけ、ストーリーに散りばめられたスパイスが話に重量感を与えているということだろう。
手塚の懐の深さを改めて実感できる作品。
よしんば、子供の頃に出会いたかった。。
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[投稿:2010-09-26 15:17:48] [修正:2010-09-26 15:17:48] [このレビューのURL]
9点 キーチVS
神がかった少年を描いた物語「キーチ!」の続編。
キーチ青年は、前作から明確な成長を遂げ、神がかった存在感を獲得している。この成長に対する爽快感は、ドラゴンボール・ピッコロ大魔王編後の悟空の成長にも近いものを感じる。この平伏したくなるような爽快感は、「真っ当に生きた」御姿への畏怖と尊敬であることは自明であろう。
聖書のオマージュともいうべきこの?ノンジャンル?漫画は、私が生きる糧の一つとなっている。
政治や宗教や財力とは違う絶対的権力。
誰かに用意された既製パッケージ思想の妄信(=思考停止)への警鐘。
個人と対等な神。
個人の内面が大事などとエゴを唱えるセカイ系への反駁。
我々は、個々人の中のそれぞれの「真っ当な姿」を理想モデルとして、生きていくしかないんだ、という一つの訓示は、この腐りきった世の中で折れそうになった心が安易に低きに流れるのを阻止してくれる。
その個々人の「真っ当な姿(=キーチ)」は、多重な経験で紡がれる複合物でしかありえない。
生き方の模範を提示してくれた、この偉大なる書に感謝!
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[投稿:2009-11-29 04:48:02] [修正:2009-11-29 04:55:57] [このレビューのURL]
9点 SF全短篇
PERFECT版の評価です。
20年以上前の作品ばかりなのに、全く古くない。
それどころか、最近どこかで見たような設定がかなり出てくる。
デスノート、LOST、…挙げればキリがない。
それだけ時代を先どっていたということか。
これは、SF漫画大全的な意味づけを持つと思う。
また、PERFECT版一巻のF先生のご子息のあとがきが涙を誘う。
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[投稿:2008-02-27 05:31:33] [修正:2008-02-27 05:31:33] [このレビューのURL]
9点 あしたのジョー
ジョー&飛雄馬で読んで以来、3,4年ぶりくらいに通しで読んでみたけど、やっぱ、面白いわ。
その面白さは、ジョーへの感情移入に集約されてる。
あくまで視点がジョーで描かれてる。力石への憧れは、ジョーに感情移入しているからこそ。
女や食事という誘惑に屈しないストイックな姿、そして、挫折と栄光。
全てに共感がある。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-07-07 19:52:09] [修正:2007-07-07 19:52:09] [このレビューのURL]
この名作をタイムリーで読めなかったことが残念でならない。
バイオレンスに始まりSFでまとめる。
誰しも大人になれば気付く、社会の「裏事情」にメスを切り込む。しかも、それは、小憎たらしい「脇役」たちの口を通じてw。
ゲーム脳により、世界を自分の思う通りに動かせると妄想する子供が増える「自分以外はバカ」の時代背景。
そして、この漫画が完結したわずか半年後に、あの「アメリカ同時多発テロ」。
あれから人は、成長したか?
それにしても、この漫画に出てくる女性キャラ、みんなブサイクなんだwww。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-02-28 11:31:59] [修正:2007-02-28 11:31:59] [このレビューのURL]
9点 DEATH NOTE
バトルも恋愛も薀蓄もミステリーもSFも用いずにここまで面白いマンガを作れるものか。
面白いとか面白くないとかいう以前に、ここまで衝撃的な作品を作った人は素晴らしい。
単行本よりもジャンプで一話ずつ読んだときにこそ、素晴らしさを感じられた作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-01-14 20:54:06] [修正:2007-01-14 20:54:06] [このレビューのURL]
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