「DEIMOS」さんのページ
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評価してるのは、最近読んだものだけ。
昔の感性で評価するのは無意味なので。
単行本を読破した漫画のみレビュー。
連載の斜め読みで評価することは無意味なので。
全巻or既刊読破が大前提。
ただし、続刊の場合、3巻以上出てるものが評価対象。
点数は、
10点 「墓まで連れて行く」
9点 「人生のバイブル」
8点 「良く出来ている。否定の仕様が無い。」
7点 「安心して他人に薦められる」
6点 「個人的には好き」
5点 「暇つぶしにちょうど良い」
4点 「お金を出さなければ読みたい」
3点 「資料として割り切る」
2点 「読む価値すら疑問」
1点 「悪評を言いふらしたい」
0点 「焚書決定」
↓非日記のブログやってます。

9点 キーチVS
神がかった少年を描いた物語「キーチ!」の続編。
キーチ青年は、前作から明確な成長を遂げ、神がかった存在感を獲得している。この成長に対する爽快感は、ドラゴンボール・ピッコロ大魔王編後の悟空の成長にも近いものを感じる。この平伏したくなるような爽快感は、「真っ当に生きた」御姿への畏怖と尊敬であることは自明であろう。
聖書のオマージュともいうべきこの?ノンジャンル?漫画は、私が生きる糧の一つとなっている。
政治や宗教や財力とは違う絶対的権力。
誰かに用意された既製パッケージ思想の妄信(=思考停止)への警鐘。
個人と対等な神。
個人の内面が大事などとエゴを唱えるセカイ系への反駁。
我々は、個々人の中のそれぞれの「真っ当な姿」を理想モデルとして、生きていくしかないんだ、という一つの訓示は、この腐りきった世の中で折れそうになった心が安易に低きに流れるのを阻止してくれる。
その個々人の「真っ当な姿(=キーチ)」は、多重な経験で紡がれる複合物でしかありえない。
生き方の模範を提示してくれた、この偉大なる書に感謝!
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[投稿:2009-11-29 04:48:02] [修正:2009-11-29 04:55:57] [このレビューのURL]
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