「DEIMOS」さんのページ

総レビュー数: 126レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月14日

どんなベテラン作者かと思ったら、これがデビュー作とは。。。

確かな画力に裏打ちされた緻密な描写とリアルな設定によって、類まれなる「説得力」をもって見る者を魅了する。

しかし、この遅筆は。。。。芸術家としては一流なのだろうけど、漫画家としては。。。

また、キャラ造形においては、多かれ少なかれ、パトレイバー(ゆうきまさみ)の影響を受けていると思われる。

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[投稿:2007-07-13 05:30:25] [修正:2007-07-13 05:30:25] [このレビューのURL]

6点 LIAR GAME

「ショボいカイジ」、ってことでいいのではないかと。

ONE OUTSもそうだけど、冷めてるんだよなぁ。
トリックも先読みできちゃうものが多いし、キャラが薄い。
というか、競馬関係者ゆかりの名前を多数使ってるあたり、この作者は、キャラへの思い入れが少ない人なんでしょうね。

といっても、現在のYJ連載作品の中では、トップクラスの面白さであることは否めないです、はい。

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[投稿:2007-07-12 03:50:54] [修正:2007-07-12 03:50:54] [このレビューのURL]

5点

スピリッツ連載ということで、仕方ないかもしれないけど、作品通しての一貫性が弱い。その場その場のノリで描いてるような箇所が、相当数散見される。リアルタイムで読めてれば、もっと高得点をつけただろう。

主人公の特徴としては
・何を考えてるのかわからない
・とにかくワガママ
・夢に向かってまっしぐら
・見てる分には楽しいけど、実際には関わりたくないタイプ
・人間関係に無頓着

↑コレって、どうにも、個人的には、すっきりしない読後感。

また、この作者の漫画らしく、絵の「力」がハンパないのは言うまでもない。

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[投稿:2007-07-12 03:29:09] [修正:2007-07-12 03:29:09] [このレビューのURL]

長期連載における福本の成長が見て取れます。後にアカギ・カイジを描く実力をつけていくその変遷を楽しめます。

あまり意識してる人はいないけど、この作品からのスピンオフでアカギは生まれています。

本人もあとがきで書いていますが、東西戦決勝以降は冗長になってきており、コレの直前時期が福本マンガのピークであるという考え方もあります。ややもするとイカサマだらけに陥りがちなトリック合戦を、正攻法とのバランスを調整して、上手く魅せていたのもこの頃の特徴ではないかと。

いずれにせよ、きちんと完結したという点において、福本マンガの中でも高評価を与えられる作品だと思います。

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[投稿:2007-07-08 03:58:30] [修正:2007-07-08 03:58:30] [このレビューのURL]

ジョー&飛雄馬で読んで以来、3,4年ぶりくらいに通しで読んでみたけど、やっぱ、面白いわ。

その面白さは、ジョーへの感情移入に集約されてる。
あくまで視点がジョーで描かれてる。力石への憧れは、ジョーに感情移入しているからこそ。

女や食事という誘惑に屈しないストイックな姿、そして、挫折と栄光。

全てに共感がある。

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[投稿:2007-07-07 19:52:09] [修正:2007-07-07 19:52:09] [このレビューのURL]

このレビューしてる人、辛口意見が多いけど、いいマンガだとは思うよ。絵がきれいだし、話もコンパクトにまとめてる。

手法としては、スカイハイなんだよな。

ただ、やはり、「人間が人間を殺す(間引く)」システムの設定が、受容しがたい人は多いだろう。社会を成立させる常識的な倫理観に反するわけだから、反発を感じるのは当然だろうけど。

そこさえ割り切れれば、楽しめる作品。

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[投稿:2007-07-07 19:44:48] [修正:2007-07-07 19:44:48] [このレビューのURL]