「DEIMOS」さんのページ

総レビュー数: 126レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月14日

5点 ZOOKEEPER

ただ動物の可愛さにおんぶにだっこの漫画が多い中、動物と人間との関りあいとともに、それを取り巻く人間たちのヒューマンドラマを丹念に描き上げている点は好感が持てる。

ただ、作者本人も自覚しているように、キャラが「地味」な点と、(経験の少なさからくるのか?)ネームの粗雑さが散見される点は残念。

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[投稿:2008-03-24 01:36:06] [修正:2008-03-24 01:36:06] [このレビューのURL]

やはり、評価は「6点」。

かなり話が練りこまれていて、「よく出来ている」。

十分な取材と勉強をもとにした、緻密なストーリー構成は素晴しい。伏線の回収も確実で、絵も堅実。

だが、その安定感ゆえに面白味がないというのもまた事実。

日本の漫画文化がここまで栄えたのは、「キャラクター」の確立というものに大きく依存していることを考えれば、この漫画のキャラクターは「薄すぎる」。
また、後半のBLを受容した演出には好感が持てなかった。

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[投稿:2008-03-21 02:26:54] [修正:2008-03-21 02:26:54] [このレビューのURL]

「キャラクターのデータベース」というどこかの漫画評論家が唱えているモチーフを具現化した作品。

キャラクターと人間の共生は、鳥山ワールドなどでもお馴染みだが、ここまでメタ的なのは新しい。

作風は、「ヌルくて切ない」。
この哀愁に酔いしれていたい。

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[投稿:2008-03-11 08:13:43] [修正:2008-03-11 08:13:43] [このレビューのURL]

読んでいてイライラする漫画というのも珍しい。

リアルタイムで読んだのならまだしも、今改めて読んでみると、キャラクターの魅力の無さが際立っており、ストーリーにのめりこめないまま淡々と話が進んでいく。

作者の勉強量は確かにすごいものがあるのだろう。

しかし、エンターテイメントとしての漫画に馴染みすぎた現代人には、この漫画は退屈すぎる。

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[投稿:2008-03-01 17:33:35] [修正:2008-03-01 17:33:35] [このレビューのURL]