「DEIMOS」さんのページ

やはり、評価は「6点」。

かなり話が練りこまれていて、「よく出来ている」。

十分な取材と勉強をもとにした、緻密なストーリー構成は素晴しい。伏線の回収も確実で、絵も堅実。

だが、その安定感ゆえに面白味がないというのもまた事実。

日本の漫画文化がここまで栄えたのは、「キャラクター」の確立というものに大きく依存していることを考えれば、この漫画のキャラクターは「薄すぎる」。
また、後半のBLを受容した演出には好感が持てなかった。

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[投稿:2008-03-21 02:26:54] [修正:2008-03-21 02:26:54]