「DEIMOS」さんのページ

総レビュー数: 126レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月14日

漫画というものの多様性と、それが読み手を選別するものだということを改めて認識させられる作品。

この漫画が描きたいものは頭では理解できるし、それが一部の読者に支持されるのも頷ける。
が、過剰な演出のエンタメ漫画に慣れすぎた私にとっては、いかんせん退屈に感じられてしまうのだ。

もっとも、私自身にも馴染み深い神戸という地を舞台にして、リアルな「生と死」を巧みに描く姿勢は、否定のしようがないのだけれど。

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[投稿:2008-07-22 07:04:11] [修正:2008-07-22 07:04:11] [このレビューのURL]

新しい切り口の野球マンガ。

軟投派は軟投派でも、精神まで「軟弱」な投手が主人公というのは新しい。

これは、王道の少年漫画ではありえないことだが、それもそのはず。このマンガを楽しむには、部員やそれを取り巻く人たちの心の交流と成長を描く「少女マンガ」として捉えた方がよいのではないか。

そう考えると、BL的盛り上がりを無視しても、野球マンガとして十分に面白い。こっ恥ずかしさに耐えれればw。

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[投稿:2008-07-22 06:00:00] [修正:2008-07-22 06:00:00] [このレビューのURL]