「DEIMOS」さんのページ
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評価してるのは、最近読んだものだけ。
昔の感性で評価するのは無意味なので。
単行本を読破した漫画のみレビュー。
連載の斜め読みで評価することは無意味なので。
全巻or既刊読破が大前提。
ただし、続刊の場合、3巻以上出てるものが評価対象。
点数は、
10点 「墓まで連れて行く」
9点 「人生のバイブル」
8点 「良く出来ている。否定の仕様が無い。」
7点 「安心して他人に薦められる」
6点 「個人的には好き」
5点 「暇つぶしにちょうど良い」
4点 「お金を出さなければ読みたい」
3点 「資料として割り切る」
2点 「読む価値すら疑問」
1点 「悪評を言いふらしたい」
0点 「焚書決定」
↓非日記のブログやってます。

4点 どろろ
48か所の体の部位が欠落して生誕した百鬼丸が、妖怪を倒すことで失った体の部位を取り戻していく妖怪退治冒険譚。なお、タイトルにある「どろろ」とは、この百鬼丸の旅に同行する、コソ泥の少女で、こちらは単なる脇役。
体の部位が欠落、という障害者を想起させる設定にさすがに当時の読者も抵抗があったのか、サンデーでの連載は打ち切りとなっていたようだ。今見ても、この設定は相当気持ち悪く、胸がスカッとする類の冒険譚とは一線を画す、陰惨な雰囲気の漂う漫画である。百鬼丸×どろろは、ブラックジャック×ピノコにも通じる面白いカップルであるが、どろろが思いを寄せる部分をもう少し掘り下げてもらっても良かった。
全4巻で描かれるのは、せいぜい妖怪数体を倒す部分だけで、感動を得るには物語が細切れすぎた。バトルシーンも単調で、1,2ページで終わってしまうのも、今となっては迫力に欠く印象。手塚漫画は、粛々と大河を描き切った火の鳥やブラックジャックでこそその真価を発揮しているといえるだろう。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-04-27 23:37:04] [修正:2013-04-27 23:37:04] [このレビューのURL]
4点 バトル・ロワイアル
リアル描写による学園バトルサバイバル系の元祖的作品。
一時期、小説や映画、漫画等メディアミックス展開によって有名となった作品であり、ひとまず漫画から入ってみたが、正直馴染めない。
というのも、登場人物は、中学生なのに、どうみてもオッサン&熟女で、かつ、筋肉ムキムキで知識レベルが高すぎる。なのに倫理観は皆無。学生の純朴さ・無垢さありきでの感動演出だと思うが、こんな頭のネジの抜けたおっさん達の殺戮ゲームに感情移入は出来ない。
また、ゲームの存在意義や社会の倫理観が無視されている無茶苦茶な設定は、マンガ読みからすれば大幅減点ポイント。読み流すジャンクフード以上でも以下でもない。「狩猟本能による生存競争」という人間の本能を充足するだけの「麻薬的快感」だけを提供するアダルトビデオみたいなものだろう。
さりとて、以後、閉鎖空間におけるサバイバルゲーム、という後続作品を次々と生み出す下地を築き上げた功績には疑う余地はないだろう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-02-23 16:54:12] [修正:2013-02-23 16:54:12] [このレビューのURL]
4点 アスカ@未来系
島本和彦による学園SF異能バトル漫画。
島本ファンだからこそ、本作を酷評せざるをえない。島本が輝けるのは、おそらく、こういった真面目なSFバトル作品ではないだろう。パロディや自伝などのメタ的作風こそが彼の本分。本人は楽しんで書いていたのかもしれないが。正直、こういう作品の中に一々ギャグを入れられたら、読みづらくて仕方ない、というのが読後感だ。「バカなことを大真面目でやる」という方がしっくりくる。
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[投稿:2013-02-14 00:14:17] [修正:2013-02-14 00:14:17] [このレビューのURL]
4点 夜の童話
キャラでもなく、人間関係でもなく、雰囲気で読ませる短編集。
否定するほどのことはないが、心に染み渡る何かがあるわけでもない。
漫画に何を求めるのか、を再認識させてくれたことは一つの成果だが、私の求めるものはここにはないかなと。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-02 05:00:56] [修正:2010-05-02 05:00:56] [このレビューのURL]
4点 忠臣蔵
忠臣蔵を愚直に劇画化した作品。
意外にも、忠臣蔵の漫画は少ない。真面目に忠臣蔵を描いた漫画は、本作品が初めてかもしれない。そういった意味で、本作は資料として一定の価値があるが、遊び心や意外性がなく、愚直に忠臣蔵を漫画に焼きなおした、という印象。
それならばいっそのこと、映像作品でよいではないか、そう思えてします。
女や金に負ける人間のリアルさを描くあたりは、個人的には好きですが、内面に到達する「群像劇」の域には達していないかなぁと。
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[投稿:2010-02-28 23:08:17] [修正:2010-02-28 23:08:17] [このレビューのURL]
4点 星守る犬
タイトル名を大きく下回る素朴な漫画。
タイトルからは、「どこにでもいるような一匹の犬が、空前絶後の地球の危機を救う一大冒険浪漫譚」を想像していたのだが、
守る=見つめる、という誤解で、その内実はお涙頂戴のハートウォーミングストーリーという罠。
ハートウォーミング度合としても、ありきたりで佳作の域を出ないし、ラストの救いの無さは今どきガロ系を彷彿とさせる。
そもそも、動物を使うこと自体、反則技感が強い。
予想を反対に裏切られたため、この評価どまり。
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[投稿:2010-02-14 21:57:23] [修正:2010-02-14 21:59:51] [このレビューのURL]
4点 覚悟のススメ
グロイ描写と過剰な演出が特徴の「正義のヒーロー」もの。
基本は、井上敏樹氏の手がける平成仮面ライダーの構成に近い。
ただ、そういった一般のヒーローものと大きく異なるのは、
・ヒロインが徐々に「ロリぷに」化していく
・善悪二元論を超越した後に人間賛歌に収束
・後半に行くほど絵が下手になっていく
・見開きで絵無しの文字4文字のみという離れ業(11巻)
・右翼傾向・武士道の連呼
・○○の構え、というのが結構普通のポージング
熱さとグロさを調和させた唯一無二の作品とも言えようか。
ただ、その右寄りの思想が垣間見えることで、しり込みする読者は多いかもしれない。私もそうだったように―。
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[投稿:2008-10-14 01:21:40] [修正:2008-10-14 01:21:40] [このレビューのURL]
4点 神戸在住
漫画というものの多様性と、それが読み手を選別するものだということを改めて認識させられる作品。
この漫画が描きたいものは頭では理解できるし、それが一部の読者に支持されるのも頷ける。
が、過剰な演出のエンタメ漫画に慣れすぎた私にとっては、いかんせん退屈に感じられてしまうのだ。
もっとも、私自身にも馴染み深い神戸という地を舞台にして、リアルな「生と死」を巧みに描く姿勢は、否定のしようがないのだけれど。
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[投稿:2008-07-22 07:04:11] [修正:2008-07-22 07:04:11] [このレビューのURL]
4点 バオー来訪者
仮面ライダーのような設定だし、ウォーケンはどことなしか永井豪っぽい造形にも思える。
それでも、「ありきたりだ!」とは思わず、「勉強家だなぁ」と思えるのは、これが荒木先生の作品だからwww。
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[投稿:2007-03-26 02:27:41] [修正:2007-03-26 02:27:41] [このレビューのURL]
4点 ねじ式
正直、採点不能、というのが正しい表現かも。
一時代の影のムーブメントを形成したという歴史的な意味では偉大なのかもしれないが、今これ読んでも・・・。
つまらなくはないが、とりわけ記憶すべき作品とも思えない。
元ネタが夢なのだから、記憶に残られても困るんですけどもw。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-03-13 02:41:28] [修正:2007-03-13 02:41:28] [このレビューのURL]
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