「DEIMOS」さんのページ

グロイ描写と過剰な演出が特徴の「正義のヒーロー」もの。

基本は、井上敏樹氏の手がける平成仮面ライダーの構成に近い。

ただ、そういった一般のヒーローものと大きく異なるのは、
・ヒロインが徐々に「ロリぷに」化していく
・善悪二元論を超越した後に人間賛歌に収束
・後半に行くほど絵が下手になっていく
・見開きで絵無しの文字4文字のみという離れ業(11巻)
・右翼傾向・武士道の連呼
・○○の構え、というのが結構普通のポージング

熱さとグロさを調和させた唯一無二の作品とも言えようか。
ただ、その右寄りの思想が垣間見えることで、しり込みする読者は多いかもしれない。私もそうだったように―。

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[投稿:2008-10-14 01:21:40] [修正:2008-10-14 01:21:40]