「DEIMOS」さんのページ

漫画というものの多様性と、それが読み手を選別するものだということを改めて認識させられる作品。

この漫画が描きたいものは頭では理解できるし、それが一部の読者に支持されるのも頷ける。
が、過剰な演出のエンタメ漫画に慣れすぎた私にとっては、いかんせん退屈に感じられてしまうのだ。

もっとも、私自身にも馴染み深い神戸という地を舞台にして、リアルな「生と死」を巧みに描く姿勢は、否定のしようがないのだけれど。

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[投稿:2008-07-22 07:04:11] [修正:2008-07-22 07:04:11]