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これはもう名作なので言う事はないですね。
志士雄編、人誅編(追憶編含む)が特に好きです。

敵含めた各キャラの個性、そして展開の面白さ、また物語性がとても好きです。
勝った者が必ずしも正しいわけではないというのは、正直幼いながらにこの漫画で学んだ気がします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-06 18:38:46] [修正:2011-12-30 17:44:23] [このレビューのURL]

名作「風雲児たち」の副読本みたいなものか。
故に「風雲児たち」と同様10点差し上げます。

所収された「大谷吉継の謎」は秀逸。
おススメです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-29 15:03:39] [修正:2011-12-29 15:03:39] [このレビューのURL]

松本人志、千原ジュニアらが絶賛していたので読んでみたが期待を裏切らない傑作だった。筋を通して生きていくジョーの生きざまに心揺さぶられる。展開をよませない裏切りによって面白味が増している

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-28 21:19:21] [修正:2011-12-28 21:19:21] [このレビューのURL]

10点の基準
「漫画というメディアを超え魂を揺るがし、人生に影響する作品」
と言ってしまえば確実に大げさなんですけど、
女性漫画として久々に楽しませてもらったので10点で。

遊知やよみ作品はCookie連載物しか知らなかったのですが、
文庫本のページを開いて
「初期だなあ」と変な実感。
1巻あたりだとやはり絵柄が大きく違いますね。


老舗和菓子屋あたりには縁はないのですが、
京都でご高齢者と接する日々を過ごしているもので、
そういう意味では
「京ことばの使い方が絶妙」だと思いましたね。
方言を全面的に取り入れると、妙な違和感が出てくるのはしょうがないとある程度割り切っているのですが、
この作品は特に違和感なく読めました。
若い人がここまでの言葉を話すのかと問われればわかりませんが。


老舗和菓子屋の娘三人(雛、あられ、ハナ)が主役で、
語り部は三女のハナ。
三人ともそれぞれに個性を持っていて、
それぞれの葛藤と恋愛模様が印象的でしたね。

雛の場合、
彼女の性格と、「のれんを守る」ことを意識する背景柄や相手(桧山)の婚前の女性関係(市雀)のしがらみなど、
現代物と言うよりは時代物を読んでいるような感覚でした。
彼女と桧山の結婚の話がたぶん一番ドキドキした。

対してあられの場合、
相手が信頼されている相手(健司)なので、雛よりライトに楽しめました。
あられと健司の会話はもう夫婦漫才みたいな感じですしね(^_^)
比較的のほほんとしているので、
朝帰りしてしまう場面がスパイスになっているのがよかった。

ハナの場合、
中学生から高校生に年齢が変わる頃で、
相手である庵も転校を境に「少年」から「青年」へと変わり、
他の姉二人とはまた違う、
彼女の場合はそのまま「少女漫画の恋愛模様」を楽しませてもらいました。

ハナの相手候補として、庵と壬生が出てくるんですけど、
個人的には壬生のほうが好きなんだけどなあ……(笑)
健気なのが泣かせます(^_^;)
6年後の大人になってからも報われない壬生君(^_^;)
頑張って壬生君!と思わず言ってしまいそうになる(笑)



雛とあられは特に子ども時代の境遇に苦しめられ、そこから解決策を見つけ出すのですが、
最終話である6年後、
自分の子どもに同じように接してしまうあたり、考えさせられるけども、たぶん、そういう人っていてもおかしくないのだろうなと。
自分だったらどうなんだろうな、と考えてしまいました。
締め方としては好きです。


多分読む年代でまた感想が変わってくる作品なのかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-26 00:28:31] [修正:2011-12-26 00:28:31] [このレビューのURL]

SF漫画の達人、星野之宣氏の短編集。

個人的にはSF短編マンガの五指に入る名作だと思っている
「セス・アイボリーの21日」が所収されているので10点差し上げます。

何度読んでも泣けます。
これぞ星野氏の真骨頂ですな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-24 23:56:10] [修正:2011-12-25 00:40:56] [このレビューのURL]

これまでで一番泣いて笑って心に沁みた作品。
連載終了後20年以上経過した今も多くの人に世代を越えて読み継がれる感動の一作。
何回読み直しても新鮮で、笑顔を私たちに与えてくれます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-12-21 08:34:43] [修正:2011-12-21 08:34:43] [このレビューのURL]

少数派みたいですが、7部が一番好きです。

ほかの方があげてるように、伏線未回収や能力の複雑化はあったがそれを考慮に入れても圧倒的な面白さがあった。

なぜこんなに主人公たちに魅力があるのか不思議でならない。

なぜ受験生なのに一気読みしなければならないのか分からない。

最初はアンチジョジョだったのに、今となっては全巻揃えたくなってしまっているのが・・・自分でも何が起きたのか分からない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-20 19:01:47] [修正:2011-12-20 19:01:47] [このレビューのURL]

 大学生の頃、毎週(隔週)月曜日、本屋さんでまだビニールから出されてもいないスピリッツの本に心をときめかせ、夢中でその物語の続きを追いかけた傑作「めぞん一刻」。最近久しぶりに読み返したのですが、この不滅のラブストーリーは、今も私の心をやさしく抱いてくれました。
 特に、多くの人が指摘するように、この物語の最終巻である第15巻は至宝の一作です。もう本当に美しいシーンの連続で、心があらわれるかのようです。
 ラストシーンは、五代くんや響子さん、そして一刻館とももう会えないという読者にとっては、何ともいいようのない切なさにとらわれますが、本当に読み終わってこれ程幸せな気持ちになれる作品はないと思います。
 昭和の最後を飾った人間のやさしさや温もりに満ちた宝物のような一作。若い人にも是非!

ナイスレビュー: 3

[投稿:2011-12-20 08:42:15] [修正:2011-12-20 08:42:15] [このレビューのURL]

大変申し訳ありませんが、僕としてはこの作品は思い出補正がかかり過ぎているので10点にします。これを初めて読んだのは中学生の時でした。当時ピュア(?)だった時期に読んだため、これは衝撃的でしたね。
とにかく素性が分からない敵となぜか戦争になって世界がダメになっていく、それと並行してちせがどんどん兵器としての純度を上げていく。だけど恋はしたいという、どうしようもない無力感とかが切なすぎました。あと最後のシュウジとちせの○○のシーンは、それまで我慢してきた遣る瀬無い感情が溶けるような気持ちになり、「行くとこまで行っちゃえ!」と2人を応援しつつ号泣でした(笑)
読み終わった時、胸にボーンと大きい孔が開いたようになり、頭がボーっとして何も考えられなくなりました。それからしばらく中毒になり、授業中ふと気がつくとシュウジとちせが幸せに暮らしている様子を妄想してしまうという、治療の方法がないハマり方をしてしまいました。ここまでハマってしまった漫画は他にないかもしれないですねぇ。

いろいろ考えて10点

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-20 00:03:48] [修正:2011-12-20 00:27:14] [このレビューのURL]

私の中では不朽の名作。
その完成度は他の追随を許さない。
これ以上の作品に今後出会えるのだろうか。

根底に流れるのは重く、辛く、悲しいストーリーだけど、それを稲中より培かわれた抜群のユーモアセンスで絶妙に中和している。
悲惨な境遇に振り回されながらも、たくましく、明るく生きる主人公たちには本当に勇気付けられた。

最後の「お前がイトキンを殴るなー!!」は、心に残る名シーン。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-12-19 23:53:04] [修正:2011-12-19 23:53:04] [このレビューのURL]

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