「かずー」さんのページ

 
やっぱり名作。
ボクシング漫画ではあしたのジョーと双璧でしょう。

現実離れした部分もあるけど、基本的に現実性のあるヒューマンドラマで、
楽しく、切なく、そして悲しく・・・考えさせられる部分も多い。

おとうちゃんが死んだとき、三島さんが死んだとき、やっぱ泣いたなあ。

火山や海道の無念さ、露木さんの葛藤、山谷さんの意地、のぼるの執念など、
随所に素晴らしいキャラクターが躍動し、それでいて主役の元気も輝く。
なんと素晴らしい作品なんだと感動してしまいます。

芦川先生とはどうなるの?、って少しヤキモキさせる部分を残してのラスト。
19歳で帰郷する姿にもったいなさを感じつつ、元気の笑顔で納得。

続きが見たいけど、続きがないから名作なんでしょうね。
何度も何度も読み直したい作品です。
 

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[投稿:2010-02-05 18:45:40] [修正:2010-02-26 19:45:00]