「かずー」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月28日

4点 レベルE

 
評価も高かったしSF好きなので楽しみにしていたのだが・・・。

私にはちょっと合わないマンガだった。

まずSFではなくドタバタコメディ色が強かったこと。
「読者の裏をかく」というストーリー紹介だったが、別に裏はかかれなかったこと。
「読み応えがある」という紹介だったが、別に読み応えはなくさらっと読めたこと。

以上が理由。

別につまらないというわけではなく最後まで読めたが、面白くもなかった。
期待していただけに非常に残念・・・。

コメディ好きな方には合うかもしれません。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-26 19:20:45] [修正:2010-02-26 19:59:14] [このレビューのURL]

 
やっぱり名作。
ボクシング漫画ではあしたのジョーと双璧でしょう。

現実離れした部分もあるけど、基本的に現実性のあるヒューマンドラマで、
楽しく、切なく、そして悲しく・・・考えさせられる部分も多い。

おとうちゃんが死んだとき、三島さんが死んだとき、やっぱ泣いたなあ。

火山や海道の無念さ、露木さんの葛藤、山谷さんの意地、のぼるの執念など、
随所に素晴らしいキャラクターが躍動し、それでいて主役の元気も輝く。
なんと素晴らしい作品なんだと感動してしまいます。

芦川先生とはどうなるの?、って少しヤキモキさせる部分を残してのラスト。
19歳で帰郷する姿にもったいなさを感じつつ、元気の笑顔で納得。

続きが見たいけど、続きがないから名作なんでしょうね。
何度も何度も読み直したい作品です。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-05 18:45:40] [修正:2010-02-26 19:45:00] [このレビューのURL]

7点 YAWARA!

 
テンポがよくとても面白い作品ですね。

浦沢氏のスポーツマンガは、モンスターや20世紀少年のような膨大な
伏線がないので、非常に分かり易く読みやすい。

よって浦沢ワールド(ミステリー)が苦手な方も、素直に入れると感じる。

また悪役や味方、ちょい役キャラ設定の絶妙な味付け、ストーリー展開が
非常に上手なので、ワクワク夢中になれる秀作になっていると感じます。

まあ良者と悪者がハッキリしていて、ベタと言えばベタなんですけど・・・。

ただ間違いなくお奨めできるマンガです。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-22 10:36:44] [修正:2010-02-22 10:41:56] [このレビューのURL]

 
歴史好きはもちろん、歴史に多少疎くても面白いマンガではないかと思う。

マイナーな武将である仙石秀久を主役に据え、その視点から戦国時代を
描くなんて、なんと凄い作家だと思ってしまう。

キャラは全般的に美形に書きすぎの感がある(そうでもない人物もいる)し、
歴史認識に若干違和感を覚えるが、しっかりと時代考証をしたと思われる
ストーリー、合戦描写で、日本史(戦国)の勉強としても使えそう。

また作家自身の独自調査による見解も盛り込まれ、非常に興味をそそられる。

キャラは完全独創で肖像画などのイメージとかけ離れている人物が多いが、
その独創キャラが大きく躍動し、物語を独特な面白さへと導いてくれる。
これは作家の力量の高さを物語るものであると思う。

続きも楽しみに読んでいきたい。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-18 18:28:06] [修正:2010-02-18 18:29:03] [このレビューのURL]

 
闇金融の社会をリアルに描く作品。基本的に1テーマ完結物語。
思わず嗚咽しそうなほど、グロテスクでリアルな内容が展開される。

ハッキリ言って主役とされるウシジマは、社会のクズであり凶悪犯罪者。
なのにギャル汚、宇津井や板橋といった、いわゆる 「被害者たち」 の方に
嫌悪感を感じてしまう。

これは作中のギャル汚や宇津井など、テーマ主役たちが持っている自分の
弱さや虚栄、ちっぽけな自尊心や虚無心などが、自分の中にも存在すること
への 「恥ずかしさ」 ではないかと感じる。正直怖さをも感じてしまった。

この漫画を受け止めるか、簡単に突き放すか・・・。

個人的には社会へ出る前にこの漫画を読み、しっかりと受け止めることが
出来なければ、作中の悲惨な人達と同じ運命をたどる可能性があると思う。

逆に考えればこの作品は、見栄や虚栄を捨てて受け止めさえすれば、自分の
弱点をしっかりと見つめ直すことが可能な、秀作であると思う。

面白いが本当に怖い漫画。

私は決してサラ金には手を出さないし、ギャンブルにものめり込まない。
そうしっかりと今は言い切れます。

「物事の考え方が変わったりするほどの力を持った作品」

この評価で間違いないです。
 
いやはや、ある意味本当にスッゲー漫画。劇薬だ。
子供には高校入学か卒業のタイミングで絶対読ませよう・・・。
 

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-17 17:27:42] [修正:2010-02-17 17:40:26] [このレビューのURL]

 
面白くて一気に駆け抜ける。
そして続きが読みたくなる。そんなマンガ。 

特異なキャラや、度肝を抜く展開で一気に読者を引きつける手法は
新井氏の得意とするところだと思うが、本作品も例外ではなく序盤で
過激にヒートし、一瞬にして 「キーチ!ワールド」 に引き込まれる。

全般通して 「こんな子供たちなんて存在する訳ねえ!」 と突っ込みたく
なるものの、作品のテーマが非常に大きいこと(社会への批判・挑戦)や、
主役(キーチ)を最初に 「スーパーマン」 として認識されられていること
から、嫌悪感はほとんど感じない。

新井作品の中では 「シュガー」 と並ぶ面白さだと思う。

続編の 「キーチVS」 にも期待!
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-17 16:46:52] [修正:2010-02-17 16:47:32] [このレビューのURL]

 
子供の時読んで夢中になり、大人になって読んでも面白かった作品。

大地震などの災害に注意して、対策を考えている方は必ずハマります。
またキャンプやアウトドア、釣りなどに興味がある人もハマると思います。

特に前半の無人島編は、いわゆる 「文明人」 の少年が、サバイバル生活を
行って、人間として成長していく様が非常に面白い。

自分がそのような状況に置かれたらどうしただろう、罠や武器は自分で
作れるだろうか、イワナや熊の肉、旨そうだけど、調味料なしで食えるか、
など、自分に置き換えてのめり込んでしまいます。

無人島を脱出し、少しずつ人との接触が増えていく過程で、サバイバル的な
「無中度=面白度」 は下がっていきますが、それでも人の極限状態での心理
状態などがよく描写されており、アウトドア的サバイバル生活編とは違った
面白さがあると思います。

かなり昔の作品なので古くさい部分もありますが、全般を通して
1970年代の作品とは感じない、力強く夢中になれる作品です。

お奨めです。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-16 19:59:22] [修正:2010-02-16 20:02:00] [このレビューのURL]

 
やはり何度読んでもラオウの昇天までですね。

そのラオウ昇天までも伏線と回収に無理がある点は散見されるが、
以降はちょっと酷いなあ。ドラゴンボールのようなギャグ要素が
ないだけに、ちょっと嫌悪感が残る。

全体的な評価は素直に楽しめる良作、というのが妥当に思えます。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-16 19:31:07] [修正:2010-02-16 19:31:07] [このレビューのURL]

6点 MONSTER

 
面白いし夢中になれる作品には間違いない。

ただ伏線張りすぎで、途中話の相関関係が分からなくなったり、ちょっと
頭がこんがらがったりする。かなり気合いを入れて読まないと・・・。

また張りすぎた伏線を回収できたか疑問が残るし、ラストが少し拍子抜けの
ような気がする。最終的にラスボス(敵)の伏線の張り方に疑問が残った。
だから拍子抜けするのかなあ、と感じました。

良くも悪くも浦沢ワールド全開。
アンチ浦沢以外は読んで損のない作品です。
 

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-16 19:16:46] [修正:2010-02-16 19:16:46] [このレビューのURL]

 
とにかく面白い。
クセのある画はすぐに慣れると思います。

金融という世界、特に裏側を良く掘り下げていますので、自分の現実世界に
役立つ情報も満載。決して社会は甘くないんだよ、と認識させてくれます。

確かにそんなことあるか、解決策が甘いよ、と突っ込める部分はあるのですが、
キチンと法律の裏付け(抜け道?)を提示しているので、現実的にあり得る
という感覚を得ることが出来ます。

思いっきりクセのある画 (というより 「下手」 な画です) を敬遠せずに、
一度は読んでみられることをお奨めします。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-15 10:07:31] [修正:2010-02-15 10:07:31] [このレビューのURL]

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