「かずー」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月28日

 
ほんとにイラつく主人公ですね。(苦笑)
クセのある画がイラつきに拍車をかけています。

ただストーリーは秀逸だと思います。
よく取材していると思うし、医療現場の現実を垣間見た気になれる。

この内容はほんとなのか、大げさに捉えているの?、それとも本当・・・?

日本の医療世界に興味が出てくること間違いない。
そう言う意味では素晴らしい漫画だと思う。

画と主人公のキャラを受け入れられれば、かなり夢中になれる漫画だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-15 09:58:15] [修正:2010-02-15 09:58:15] [このレビューのURL]

 
読むほどにのめり込んでいくいく作品。
大いにお奨めしたい。

基本的に 「愛」 をテーマにしており、主役の父親の物語から始まり、主役
である鉄太(ケンタ)のSEXあり、単純な喧嘩あり、抗争ありの、純粋な
ヒューマンドラマである。

途中からボクシング編となりバイク編へと、その内容は大きく変貌していく。
但し基本テーマはやはり 「愛」。そこは不変。

特にボクシング編はかなり本格的で、「はじめの一歩」 も、この漫画を参考に
したのではないかと思われる描写がたくさん出てくる。

極論で 「はじめの一歩」 の序盤は、この 「あいしてる」 をパクったもの、
と断言する人もいるくらいである。

最近、マンガ喫茶等でも見かけることが少なくなった作品ではあるが、
是非とも見かけたら読んで欲しい作品である。

「あつい! つよい! まもる!」
このフレーズがクセになること間違いない!
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-10 19:53:33] [修正:2010-02-15 09:50:10] [このレビューのURL]

どなたかもレビューされていますが、前半はそれなりに感情移入
出来るものの、後半はもうウザイだけ。私的にはイラつきました。

現実になぞらえた熱い展開は理解できるものの、表現が極端すぎて
逆に現実感を感じられず、わざとらしさが鼻につきました。

向かう方向性も不明確で結局何を訴えたかったのか?
後半の彼女が犯される展開は、どういう意味があるのか?復讐??
全体的に宮本の人間的成長を描いている、というのは分かるが、
どうにも非現実的すぎて、納得できないストーリー構成だった。

画的にもちょっと汚くて好みではない。

同じ熱い漫画なら、花沢健吾氏の方が面白い。個人的には。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-03 12:13:35] [修正:2010-02-15 09:30:35] [このレビューのURL]

 
本格的ボクシング漫画であり恋愛物語。

専門的な技術論、スピード感、ドラマ性、どれをとっても一級品の出来で、
人気のあるボクシング漫画と比べても引けをとらないばかりか、こちらの
方が素晴らしいとも言えると感じる。

基本的にはヒューマンドラマ要素が強く、本格的ボクシング展開と同時に
微笑ましくもあり、じれったくもあり、時に切なくもある、引き込まれる
ラブストーリーも展開されている。

ヒューマンドラマが好きな方にはお奨め。

本格的なボクシング漫画を所望される方にもお奨めできる秀作だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-10 20:03:15] [修正:2010-02-10 20:03:15] [このレビューのURL]

 
政治に興味を持つには最適な漫画。

魑魅魍魎とした部分、政治家として辛い部分などを、素晴らしく上手に
エンターテーメント化していると思う。

確かに偏った部分や極論などが展開されるが、そんなに気にならない。

現状の日本(ちょっと前の時代かな)が抱える問題を、真正面からテーマ
として取り上げており、楽しめる上に勉強にもなるという、一石二鳥の
作品だと評価する。

まず深く考えずに一気に読んで、そのあと内容を理解しながら読み直す。
それが苦もなく楽しくできる面白さがこの漫画にはあると思います。

お奨めです。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-10 19:38:25] [修正:2010-02-10 19:38:25] [このレビューのURL]


奥深い漫画ですねえ。

エロ描写が度々出てきますが、どちらかというとイヤらしさより
怖さの方が感情的に感じます。いったいどんな集落なんだ!と。

画はちょっとクセはありますが、見易い描写で特に問題なし。

ラストはちょっと切なさが残る。
なかなか良いラストだと思いました。

実体験に基づく漫画とのことで生々しい面白さがあり、夢中になって
読める作品だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-08 13:06:50] [修正:2010-02-08 13:06:50] [このレビューのURL]

7点 あずみ

 
途中までは間違いなく10点。

修行仲間との非情な殺し合い、そして下界へ・・・。
爺を信じ役目をこなしていくうちに、どんどんと減ってくる仲間たち。
そして、ついにあずみ一人に。

爺の秘密、家康との因縁、仇敵とのコラボ、家康成敗へ・・・。

ここらあたりまでは完璧。
単なるチャンバラ漫画ではなく、良質なヒューマンドラマと言っていい展開。

しかし話が進むにつれ1テーマ完結構成になり、なんかマンネリ感が出て
きてしまう。確かに面白いんだが・・・。それは作者の力量か。

そしてあるテーマの時に、いきなりあずみ出生の秘密テーマに飛躍し、
突然のフィナーレ。うーんストレス溜まるなあ。

なんであんなに飛躍したんだろうか?
小山ゆう氏なら、もっと上手いエンディングを創作できたんじゃないかなあ。

途中のマンネリ化と、最後の(悪い意味での)飛躍ぶりが減点材料。
うーむ、惜しい。

ただ全体通して夢中になって読める漫画だと思います。
 
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-05 18:59:46] [修正:2010-02-05 19:51:10] [このレビューのURL]

 
大昔に買いそろえて何度も何度も読んだ作品。
最近改めて読んでみると、やっぱり夢中になりますね。

ストーリーは平凡なんだけど、その平凡さがいい。
何と言ってもキャラ作りが上手すぎます。
やっぱり感情移入しちゃうんですよねえ。

やっぱ五代が告白するときの前後は眼が潤んじゃいます。
ラストも心しみるほのぼのさ。暖かいんですよねえ。

ラブコメ不朽の名作といっていい作品なんだろうなあ。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-05 18:32:19] [修正:2010-02-05 19:02:53] [このレビューのURL]

8点 H2


とにかく面白い。

相変わらず野球と青春ドラマを描かせたら天下一品ですね。あだち充は。
あだち充作品は、高校時代に読んだタッチ以来だったが、やはりあだち充は凄かった。

展開の面白さ、巧みさ、キャラ作りの上手さ、そして切なくなるくらいの
青春満開の色づけは、やはり巨匠の力量の凄さを感じる。

マンネリの意見もあるかもしれないが、それがまた魅力だと思う。

久々に氏の漫画を読んで、他の作品も読み漁りたくなった。
さあ、青春時代に戻れるかな?(苦笑)
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-04 19:42:07] [修正:2010-02-04 19:42:07] [このレビューのURL]


夢中になります。
本書を読んで美術品への造形が少しだけ深くなった気になりました。(笑)

基本的に1テーマ完結の構成ながら、大きなテーマ(モナリザの謎関係)や
なかなか進まない恋愛などが織り込んであり、しっかりと芯の通った構成に
なっています。

キャラ設定も良く感情移入させられることもあり、作者の力量を感じます。
ラストの持って行き方も面白く、読み終わったあとの満足感もグッドです。

老若男女楽しめる秀作ではないでしょうか。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-04 19:07:24] [修正:2010-02-04 19:07:24] [このレビューのURL]