「ヨノナカ」さんのページ

家族を失った主人公を中心に描かれる物語はそこそこ読み応えがあります。が、この作者さんってもしかして前作もこんな感じだった?なんかあまりにも設定がこなれすぎているというかなれているというか、空気が出来すぎちゃっていていまいち違和感を感じます。言ってみれば私小説みたいな作者の心情をそのままマンガに投影したような感じなんですよね。冬目景さんとかがその代表格ですが、羽海野チカさんは、それよりももっと作品の雰囲気が幼いというか、拙い空気感をかもしているので、アイデンティティクライシス真っ最中の少年少女ははまるかもしれないですが、もう社会人年目に突入するようなおじさんにはちと物足りない感じです。

まぁ2巻に期待ってことで1つ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-24 01:43:27] [修正:2008-03-24 01:43:27]