「即身仏」さんのページ

手塚治虫といえば、言うまでも無く「漫画の神様」と表現しても良い人ですが、この作品にそれを思わせてくれる場面があります。

最初の方と最後辺りの方に全く同じ画のページ(2ページ位?)がありますが、読んでいてちゃんとそれが別の意味合い・視点で表現されていました。正直、ここまで巧みな見せ方というのは記憶には無かったです。もうずいぶん昔の記憶だったのですが、この事は今でも覚えています。

もし、この作品が描き切れていたらどんな作品になっていたであろうかと虚しい想像をしてしまいます。

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[投稿:2010-09-25 02:29:31] [修正:2010-09-25 02:29:31]