「即身仏」さんのページ
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とりあえずは、自分の思った事を書いていってます。
今の所はそれだけ。

7点 フルアヘッド!ココ
剣が両刃の剣とか化獣等の攻撃方法(ビーム)がちょっと画一的・テンプレート化ながらも、キャラクターに関しては海賊スイートマドンナ等面々のキャラクター設定が実にしっかりと掘り下げて描写されていたのが印象的で、個人的なお気に入りのキャラクターは海賊クロウバードのキャプテン・グラフ。いっつもロバーツにおちょくられ、部下達にも何だか放っておけないと思われてる三枚目なキャラクターながらも、やる時はやるといった男らしさが良かった。
個人的には米原秀幸氏の作品の中では一番の作品だったと。
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[投稿:2010-10-20 23:32:23] [修正:2010-11-20 20:47:05] [このレビューのURL]
8点 弁護士のくず
「釣りバカ日誌」や「深夜食堂」目当てにビッグコミックオリジナルを読んでいますが、この作品にも惹かれるものがあります。
実の所は有能で己の中に確固たる正義があるんだけれど性格的にかなりいい加減なおっさんである九頭元人が実に面白いし、周りの人物、果てはそのお話だけに出てくる人物達が騙されやすかったり擦れていたり欲深く反省していなかったり純真だったりと、とにかくお話共にしっかりしているので見ていて嫌な気持ちにはならない。絵柄は紙細工みたいだけどお話の骨格が実にしっかりしているからだと思う。
間違い無くお勧めの漫画である。
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[投稿:2010-10-26 23:53:34] [修正:2010-11-20 09:48:49] [このレビューのURL]
1点 GOLDEN BOY
掲載誌で読んでいた記憶あり。
最初の方は江川節ながらもそれなりには読ませてくれたのですが、最後の方になると読者を完全に置いてけぼりにしていた様に感じ、いつ本筋に戻るんだろうと不快感を感じながらも読んでたら、あさっての方向に行ったまま打ち切り。
読者を完全に無視した流れだったので打ち切りは当然の措置だったと思う。「まじかる☆タルるートくん」の時も読んでて思ったのですが、この人の漫画は中身があるようで実は空っぽなんですよね。だから、それ以降の漫画も碌に完結できないんでしょう。
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[投稿:2010-11-03 19:09:34] [修正:2010-11-20 09:47:04] [このレビューのURL]
6点 おれはキャプテン
飽くまでも、この漫画はファンタジーです。
現実っぽい構成ではありますが、主人公の指導方法を現実でやったら普通は上手くいく筈がありません。連載誌において巻末の目次の所でも作者はそういう事を書いていたという記憶があります。ただ、漫画自体は非常に読ませる代物であるのは間違い無く、過剰なまでの狸の化かし合いとも言える進め方は痛快なものがありますが、これも過剰な描き方の出来る漫画だからこそでしょう。
面白いんだけど、野球漫画としてはちょっと毒が強すぎるかと思う。
この人の漫画でまともな野球漫画を見たければ「ショー☆バン」(この漫画の原作をしていた)を見るべき。
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[投稿:2010-11-19 23:39:12] [修正:2010-11-19 23:39:12] [このレビューのURL]
9点 パタリロ!
作風が恐ろしく繊細ながらも実にマニアックなネタをさらりと見せてくれる漫画。漫画としてのレベル自体は非常に高いと言える。
主役のパタリロが破天荒で凄い超人的であり非常に俗物なのが良い。あのバンコランすらも手玉に取るというかおちょくりまくり。それ位キャラの強い個性・周りの個性も強く、素直に凄い漫画と思う。
ただ、ホモ描写がうわ、って思う時があったり(笑)そういうのに免疫があれば、この作品は凄い名作だと。
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[投稿:2010-11-16 00:27:45] [修正:2010-11-16 00:27:45] [このレビューのURL]
8点 孤独のグルメ
内容自体は大した事無い、井之頭五郎という男性が腹が減ったので近くにある店で食べ物を食べるという流れの漫画なんだけど、その注文の仕方が、酒の飲めない日本人である井之頭五郎の食欲と言うか、どこか食い意地が張ってる性分のせいで余計なものを頼んで食べ残してしまったり、焼肉屋で調子に乗って注文しすぎて満腹になりすぎてしまったりとある意味微笑ましい失敗をしたりとかが実に愉快。
料理漫画の中でもこの漫画の料理が一番美味に見えるし食欲がそそる。更に思いがけず美味い食べ物を食べた時の井之頭五郎の表情が実に説得力があり、ここら辺の見せ方は流石は谷口ジローと言える。素直に巧い。
内容自体は平々凡々なのではあるけれども、作・画共にレベル自体が高いのでそれだけでも面白く感じてしまう。そんな良作であります。
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[投稿:2010-11-16 00:12:13] [修正:2010-11-16 00:12:13] [このレビューのURL]
9点 アカギ
麻雀漫画としての完成度も高いですが、この漫画は天才・赤木しげるの生き様にこそ魅力がある漫画だと思う。赤木しげる自体、まるで麻雀版・矢吹丈とも言える。痺れる勝負をするためならば己の命を守ろうともしない様が凄い。
今現在、鷲頭麻雀の長さには確かに辟易しますが、決して手を抜いてると言う訳では無いというのは理解できます。けど、そろそろ先を見たいな、とは思う。そう思わせるだけでもこの作品は凄いものだとも感じます。
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[投稿:2010-11-15 23:58:45] [修正:2010-11-15 23:58:45] [このレビューのURL]
8点 みどりのマキバオー
物語初め’(カスケードとの最初の対決)から有馬記念までは本当に「燃える」展開だった。
主人公である「うんこたれ蔵」ことミドリマキバオーがサラブレッドとしては余りにもちんちくりんな馬体で鞍上の山本菅助だけでなくマキバオーの頭の上にはネズミのチュウ兵衛親分と、下手したらサラブレッドを冒涜しているとも言えかねない見せ方ですが、ライバルであるカスケード達との死闘やチュウ兵衛親分の死別等の前には、そんな事は些細な事だと思える位に命を削りあって闘っている言える描写と説得力があった。前半のピークは正に4歳(現3歳)での有馬記念でした。
ただ、その後のドバイ遠征のお話がちょっと良くなかった。例えば、最強馬鹿のベアナックルのダートの中を潜って潜水艦さながらの勝ちっぷりだとか例はいくつかありますが、余りにも荒唐無稽の範囲を超えてしまったから。そこまでやってしまうと、ただでさえ危ういのにやり過ぎによって一気に白けてしまうからです。それでも、単行本最後のエルサレムらとの死闘や予後不良(サラブレッドにとっては助からないと同義語)級の骨折から再起し、大舞台でマキバオーの異父弟に当たるブリッツを追い詰める程の走りを見せた輝きは本物で、パッと見は異形ながらも実の所は競馬の「熱い」部分を見事に体現した競馬漫画の傑作なのは疑い様が無いと思っています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-10-02 21:14:59] [修正:2010-11-10 19:17:01] [このレビューのURL]
6点 西遊妖猿伝 大唐篇
最近連載を再開したモーニングから。この漫画が長期連載モノというのを初めて知りました。
諸星大二郎の作風は独特でいたって真面目な作風ですが、たまに入るギャグなんかで思わず爆笑してしまったり、ここら辺は流石の実力者だと思います。とにかく八戒が徹底的に駄目過ぎます。まぁ、こいつがムードメーカー的役割なんでしょうけど。しかし、この作者は妖怪伝記モノが好きなんだなぁ、って思う。
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[投稿:2010-11-06 13:22:26] [修正:2010-11-06 13:22:26] [このレビューのURL]
6点 バトル・ロワイアル
チャンピオン系列の雑誌の掲載漫画らしくエロいしグロいし、何より涙に頼り過ぎの描写はどうかと思った。そこはマイナス。
杉村と琴弾のエピソードの改変は原作より良かったと思う。原作だと杉村の死に方があんまりだったので。
(有馬光子のアレはすべからくやり過ぎではあったけど・・・)
最後まで読んだ漫画ではありますが、個人的な不満があったとすれば、川田章吾の最期のシーンにおいては原作の方が感慨が深かった。漫画の方が何かあっさりした感じだったので。
原作より過激というかやり過ぎではあったものの、作者の力量のお陰かグイグイ読ませられた印象があった。そういう漫画でした。
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[投稿:2010-11-05 20:11:10] [修正:2010-11-05 20:18:04] [このレビューのURL]