「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

全巻まで揃えましたが、残念な事に紛失。でも、買った事自体は全く後悔していない。そんな良作。

ますびこと須藤真澄氏が個人で行ったり担当と行ったりしてお散歩を楽しんでるという、ただそれだけの漫画ですが、。大体の場所が東京近郊のお話なので工夫を凝らして書いてたり、ゆるゆるながらもこれが実に楽しそう。どれも楽しい話ばかりなのですが、何気にドクター中松や故ジャイアント馬場氏と会ったお話なんかもあり侮れません(笑)個人的に衝撃的だったのは、河内音頭が関東で激しい踊りな事でしょうか。

最終巻での裏話なんかもほほえましく、ますびさんってば本当に頑張ってたんだなぁ、と感心しました(笑)

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[投稿:2010-09-22 23:35:36] [修正:2010-11-05 18:42:26] [このレビューのURL]

一言で言うと、作者の特撮愛がこの漫画を作らせたと言える作品。

作者がイブニング誌上で連載していた「がんばれみどりちゃん」に出てきた、あこぎというか商魂逞しい特撮モノ「きなこマン」を舞台とする漫画です。
唐沢なをき先生の作品らしく、出てくる登場人物全てが曲者、いや、変態揃いで、主人公名神イリヒトが自分の緊縛好きの性癖に一致した為にスーツアクターの道を進むというお話。こいつが一番の社会不適合者といえますが、こいつなりに成長していく漫画とも言えますがここは唐沢先生の描く漫画、あんまりカタルシスは感じられません(笑)

きなこマン自体は戦隊モノや仮面ライダーといったメジャーな作品では無くて貧乏会社が製作する深夜の時間帯の特撮番組で、その撮影は行き当たりばったりながらも渋太く作られているのが実にリアルだったりします。特に凄いなと思ったのは、だめグラビアアイドル・乙梨キミエの火の不始末で撮影所が燃えてしまった時に、社長がヤケになって撮影所が焼け落ちるシーンを撮影したという、決してタダでは転ばない所でしょう。撮影スタッフが、おかげでリアルな炎上シーンが撮れたとか言うのは爆笑しました(笑)

表現こそ誇張気味に描かれているものの、作者サイドの特撮に対する現状・知識・何よりリスペクトの感じられる作品となっています。

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[投稿:2010-10-30 07:43:01] [修正:2010-11-05 18:35:42] [このレビューのURL]

この漫画の初期はまだ登場人物の表情や台詞が固かった感じではありましたが、連載を進めていくうちに色々な意味で上達(笑)し、果てには無茶とも言えるその勢いを持続したまま完結まで持っていった「奇跡の作品」と認識しています。
普通の漫画だったら死んでいる位の無茶苦茶さえも「熱さ」に変えて突き進み、最終回はこれ以上無い位の大団円を魅せてくれました。

物凄く濃すぎるんですが、個人的には大傑作だと言う風に認識しています。

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[投稿:2010-11-04 00:24:29] [修正:2010-11-04 19:10:14] [このレビューのURL]

個人的に思うに、表向きの主人公は前作の主人公小沢番太郎の弟小沢亜穂(通称アー坊)ですが、この漫画の新の主人公は縞青海だと思ってます。
縞青海を通して、真のキャプテンシーとはこういうものだよ、と原作者が読者に語りかけているように感じます。

ラブコメ要素とかは読者を楽しませる要素以外の何者でも無いですし、作品の締りが悪くなったとも感じました。それなりに面白い作品ではあります。

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[投稿:2010-11-04 00:14:19] [修正:2010-11-04 00:14:19] [このレビューのURL]

この漫画は前作と比べても「失敗した」作品だと思う。

何が一番まずかったかと言うと、料理漫画なのに資本主義がどうたらこうたらと語ってしまった所にあると思う。読者はそういうのは求めていなかった筈である。正直、前作のままの向こう見ずに突き進むテンションのままで行った方が良かったのに、要らぬ小細工をしてしまった為にこの漫画の料理漫画としての純度を損ねてしまったのが非常に惜しい。そんな作品です。

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[投稿:2010-11-03 23:54:17] [修正:2010-11-03 23:54:17] [このレビューのURL]

同じ掲載紙のひだまりスケッチは美術学校を舞台にした日常系漫画に対し、GAは美術学校を舞台にした美術漫画です。

美術漫画らしく実ににぎやかな色彩ですが、その分ちょっと目が疲れます(笑)でも、キョージュ初め(笑)、登場人物達は学園生活をエンジョイしながらも自分の進むべき道を進もうとしている点が眩しいです(苦笑)

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[投稿:2010-09-23 02:43:13] [修正:2010-11-03 23:39:21] [このレビューのURL]

読んでいて、ほっとする日常系の漫画。
宮子・吉野家先生を除く登場人物の何気ない行動が我々がいわゆる「それやっちゃうよね」「あるある」と思っちゃうリアクションなのが可愛らしいく、読んでいて思わずニヤリとしてしまう。大阪の人である乃莉の関西人リアクションが関西人の自分でも納得の出来だったりします(笑)

現時点では、どうも時間の進み方が遅くなっているのはどうかとも思いますが、作者がどういう風にケリをつけるのか楽しみにしております。

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[投稿:2010-11-03 23:31:53] [修正:2010-11-03 23:31:53] [このレビューのURL]

原作者はどんな事があろうと、土下座してでもこの漫画を続けさせるべきだった。というか、この件で原作者の愚かさが実によく分かった終了劇。というのを決して言い過ぎだとは思いません。

コンビニにてこの漫画を表紙買いしたのですが、すっかりこの漫画の魅力に取り付かれて全巻購入した程、作者の伊藤悠さんはこの小説の魅力を十二分に引き出していた。だから、この漫画が突然連載終了した時は本当にショックでした。えぇ。
原作者はノータッチである程度まで伊藤悠さんに任せれば良かったのに。と言える位です。そしたらこの漫画はもっと凄い漫画になっていたと想像出来そうなものを・・・。

原作者は嫌いでも作品に罪は無い。本当に不遇な作品でした。その分の8点です。

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[投稿:2010-11-03 23:09:45] [修正:2010-11-03 23:10:23] [このレビューのURL]

同じパニックモノであろう週刊少年チャンピオンで連載された「BM ネクタール」比較すると、この漫画が登場人物を格好良く動かしたいだけの都合の良い漫画なんだと思う。

良い所を挙げるとすれば、主人公初め、出てくる人間の心の弱さとか心理状況とかが「それなり」に表現出来ているかな?とは思いますが、 この漫画に流れるバックボーンが感じられず、ただ作者に都合の良すぎるように見える。つまりは世界観が狭く、まるで箱庭で起きているようにさえ感じる。で、その小さな世界で「かっちょいい」主人公等が「かっちょよく」ゾンビ共をなぎ倒していく。それいいのなら面白い漫画でしょうが、自分にはやっぱりどうかと思うので低い評価とします。

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[投稿:2010-11-03 22:48:49] [修正:2010-11-03 22:48:49] [このレビューのURL]

競馬系の漫画の中では一番サラブレッドを美しく描けている漫画家です。馬自身のお話というより、馬に関わってきた人達のお話といった意味合いの方が強い漫画であります。ただ、それ以上の感慨を呼ぶかというとそうでも無く、飽くまで馬と人とのドキュメンタリー漫画の域を抜け出せていないと感じます。ただ、それなりに良く出来ている漫画では有ります。

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[投稿:2010-09-30 23:53:46] [修正:2010-11-02 08:28:15] [このレビューのURL]

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