「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

今の現状の浦安鉄筋家族は、ギャグとしてのルーチンワークがこの作品の中で確立されている為に一定以上の面白さは感じられなくなっているように思えます。個人的には初期からある程度過ぎた時期のが好きでした。あかねちゃん不死身ネタやアホの春巻先生恒例の夏休み遭難ネタや浦安地下闘技場等のネタが爆笑モノでした。

ルーチンワークが確立されているとは言え消耗の激しいギャグ漫画を現在に至っても続けていられるのは素直に凄いと思います。

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[投稿:2011-02-15 00:21:03] [修正:2011-02-15 00:21:03] [このレビューのURL]

うさくんの漫画らしく、ギャグ漫画としても非常に笑える作品ばかりなのですが、とにかく作者の「毒」の強さはこの漫画が一番であろう。お話によってはただ片方に迷惑をかけている描写が厭らしく、「マコちゃん絵日記」や「しあわせももりんご」に感じられた視点の優しさが欠片も感じられない。と言える様な不快なキャラクターやオチが散見されたのは非常に残念。ギャグのキレとかが感じられるだけに余りにも惜しい。

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[投稿:2011-01-29 19:28:13] [修正:2011-01-29 19:28:13] [このレビューのURL]

「無敵看板娘」の続きの漫画ではありますが、正直言って、辻とか権藤とか茅原先生といった、前作からのキャラクターを何故にレギュラーから外したのか理解に苦しむ作品だった記憶があります。それ位、この作品で初登場したレギュラーの魅力が前作のキャラクターの魅力に負けていたと感じたものです。正直な気持ち、残念な続編でした。

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[投稿:2011-01-29 19:03:14] [修正:2011-01-29 19:03:14] [このレビューのURL]

競馬系の漫画の中では一番サラブレッドを美しく描けている漫画家です。馬自身のお話というより、馬に関わってきた人達のお話といった意味合いの方が強い漫画であります。ただ、それ以上の感慨を呼ぶかというとそうでも無く、飽くまで馬と人とのドキュメンタリー漫画の域を抜け出せていないと感じます。ただ、それなりに良く出来ている漫画では有ります。

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[投稿:2010-09-30 23:53:46] [修正:2010-11-02 08:28:15] [このレビューのURL]

原作者が元名ジョッキーらしく、レース中の騎手の心境や、お手馬に乗れない葛藤とかがなかなかリアルだったし競馬漫画としての完成度が高いが、原作者の憂さ晴らしの場面があったのは非常に余計。

その原作者も今は堕ちるとこまで堕ちてしまったのは非常に悲しい。

ただ純粋に評価すればこの点数です。

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[投稿:2010-10-26 20:37:28] [修正:2010-10-26 23:13:02] [このレビューのURL]

こちらも「聖☆お兄さん」と同じく神様を題材にした漫画ですが、仏教・キリスト教よりマイナーで、しかも神々が実に人間臭いギリシャ神話なのであんまし違和感とかは感じず。とりあえずちゃんとギリシャ神話とかの薀蓄とかはあるものの、そんなに深い感じはせず。今の所はこいつら馬鹿だな、と笑い飛ばしながら見れる流れですが、主人公の青年が爆弾を背負い込んだ状態なので、展開次第でどう転ぶか分からない。という面白さはあるが、絵柄のHさ以外は「聖☆お兄さん」のスケールダウン版といったところでしょうか。今後の展開次第。

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[投稿:2010-10-26 19:55:04] [修正:2010-10-26 19:55:04] [このレビューのURL]

この主人公の一応のモデルは、RUFFIAN TURFMAN CLUB(ラフィアンターフマンクラブ)という一口馬主の会社を1代で大きくした岡田繁幸がモデルとされています。
基本的に話の調子は「風のシルフィード」等の流れ(臭い人情話や典型的な悪徳オーナーなど)に酷似しているんですが、肝心の骨組みはそれらよりもしっかりしているのは間違い無いので、それなりに読めます。そういう意味ではまだ良心的ではあります。が、素人よりちょっとだけ競馬を知っているつもりの一般人の自分としては、ちょっとした知識を大げさに描くかのような見せ方なのはどうかとも思う。それでも競馬ファンでもそれなりに楽しめる作品かと。

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[投稿:2010-10-12 22:10:22] [修正:2010-10-20 23:13:15] [このレビューのURL]

一回読んだ事がありますが、まさに抱腹絶倒の漫画でした(笑)

大体がお酒に呑まれて前後不覚になってとんでもない事とかしてしまうという内容だったのですが、これが実に愉快だった記憶があります。個人的に何より衝撃的だったのは、チャーリーとチョコレート工場上映されるずっと前の話なのにウンバ・ルンバの踊りを酔っ払いながら踊っていた事でしょか(笑)

本当の所、酩酊状態ほど情けなくて嫌悪感が大きいのものなのに、この漫画だと実に愉快そうに見えてしまうから困ります(笑)ここら辺は作者の人間観察の妙とも言えるでしょう。

ただ、殆どがそういった感じなのでダレてしまう部分は有りますが、実に楽しい漫画でした。

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[投稿:2010-10-11 16:24:16] [修正:2010-10-11 16:24:16] [このレビューのURL]

5点 DEATH NOTE

この作品が面白いと感じるのは、原作者・ガモウひろしの力では決してありません。作画担当の小畑健の画力の高さによる説得力の付与に他ならないと思う。

主人公である夜神月がデスノートを手にしてから、その強大な力に慢心し蝕まれていく様をちゃんと魅せてくれているから。(例:計画通り!とか、だめだこいつ、早く何とかしないと 等)

月とLとの対決までは良かったけれども、それ以降はどこか宙ぶらりん。言い方は悪いけど、月の向かう先は崖に向かって真逆さまというオチだけしか見えなかった。ここら辺の描写は原作者の力量不足だと思います。

言わせて貰いますが、正直、作画担当が小畑健で無かったら、ここまでの人気は出なかったと確信しています。

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[投稿:2010-09-25 01:44:25] [修正:2010-09-25 01:44:25] [このレビューのURL]

この漫画の一番のキモは、有名漫画家さんの本当の意味での実力が見えるという、ある意味残酷な点でしょうか(笑)こういう漫画は西原氏でこそ出来る・許される漫画でしょう。

で、サイバラ漫画でいつも思うのですが、西原氏は他人の人を面白おかしく・しかも際どく表現出来ていて読んでてそんなに不快感とかは感じないんですよね。(西原氏を真似しているその他大勢の漫画家?とは一線を画すと思う)だからこそあんな画(失礼)でもこの世界で生き残れるんでしょう。

ただ、1巻の最初の方については見切り発車での連載でしょうか、方向性が定まらない感じでちょっとダレますね。

点数はこんなですが、自分は大好物です(笑)

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[投稿:2010-09-23 00:07:44] [修正:2010-09-23 00:07:44] [このレビューのURL]