「即身仏」さんのページ

オリジナリティという点では、ピース電気のロボ系の顔が「ああっ女神さまっ」の番兵くんに酷似していたり、ピース電気の発明品が「ドラえもん」のノリに感じたりとデジャブ感の強い漫画ではあるものの、この漫画の最大の長所はピース一家が実に家族らしい点にあると思います。

人体構造を無視したお話とか血の色がジャムみたいでうそ臭いとか欠点は散見されるのですが、ソレを補って余りある面白さのある漫画だったと。

ただ、最終回では一応上手くまとめて終わらせた感じがしたものの、モモコをそそのかして月に行かせた公安委員のハッチャンがうやむやのうちに居なくなりその後を見せなかった事など、カタルシスを欠いた終わり方なのはマイナスです。そういうのは少年漫画なんだから、そういったのは手を抜かずにちゃんと描くべきなんじゃないでしょうか?これは今でも残念に思います。

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[投稿:2010-10-01 00:04:33] [修正:2010-10-01 00:08:53]