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6部までの評価です


良かった点
・どのパートもラストバトルがアツい
・ウジウジタイプがいない明朗快活な主人公たち
・ネットミームにもなっている濃いセリフと名シーンの数々
・戦闘描写がロジカル
・スタンドのデザインが格好いい

悪かった点

・ストーリーが面白くない。

これが正直この漫画が手放しで面白いとは思えない一番の理由だった。
雑魚敵との戦いがどのパートもやたらとクドく、それが話の面白くなさに間違いなく一役買ってしまってる。行き当たりばったりな展開も多い。
あまり見やすくはない絵で数話完結バトルをひたすらと繰り返すストーリーはどうしても面白いと思えない。
特に第3部はDIOの館に着くまで延々とどうでもいい敵キャラを倒すだけの作業ゲーのような漫画だった。
恐らく荒木先生は短編を描くのはめちゃくちゃ上手いけど長期的な話を構想することはできない人なんだと思う。
だからどうしてもライブ感漫画になってしまう。


登場人物のドラマと成長、次の話と山場への伏線と溜めパート、存在感と出番のある非ラスボスの悪役がしっかりと用意されてる他の名作のストーリーがいかに面白いか、皮肉にもこの漫画のおかげで再確認させられてしまった。



ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-06-18 19:23:48] [修正:2024-06-20 01:50:32]