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6点 ヴィンランド・サガ
某人気重要おじさんキャラが死ぬところまで読んだ。
面白くはあるのだけれど結局主人公が望まない形でカッコよく死ぬってのは大方予想通りすぎると言うか、そのシーン以外に特に大きな見所はなく、キャラもそいつ以外印象に残らないのばかり。ただ自分が悪いだけの逆恨みだったのに自己中な行動ばかりしてる主人公に感情移入が難しい。その後の奴隷編?は割とテンポがグダグダらしいけど今まで見てきた話以上にダルいのなら多分もう読まない。
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[投稿:2023-03-14 11:51:31] [修正:2023-03-14 11:51:52] [このレビューのURL]
9点 進撃の巨人
少年漫画、名作アニメ、海外のドラマ、洋画、オタクコンテンツまで幅広く摂取して、それらの良いところだけを抽出して11年かけて1つの作品にまとめたような傑作。
読み応えや完成度、先の読めない展開等を踏まえて娯楽として単純にここまで面白いと思わせるほどの漫画が他にあるだろうか。
右肩上がりに絶望感と面白さが上がっていった杞憂な例。
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[投稿:2023-03-14 01:19:58] [修正:2023-03-14 01:24:38] [このレビューのURL]
9点 宇宙兄弟
ムッタだけでなく様々な大人たちの生き様、ヒューマンドラマに感情移入してしまう。
どの登場人物も嫌味がなく気持ち良く読める。
カッコいい大人…と言うよりはどこか弱さがあり、現実を直視しながら夢に向かって前進していく大人たちを魅力的に描くのが本当に上手い。
世界に誇るべき日本の漫画とはこう言う作品のことを言うのだろう。
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[投稿:2023-03-13 22:30:29] [修正:2023-03-13 22:30:29] [このレビューのURL]
8点 黄泉のツガイ
この人の描く漫画はやっぱり自分に馴染む。
まだまだ物語は序盤だが、さすが偉大な実績を残してきたベテランだけあって、話と設定とキャラの肉付けの上手さから読者にとって面白い漫画とは何なのか、どう言う漫画が人を惹きつけてどうやって読者を食い付かせるかをしっかりと理解してるのがプロじゃない自分でも伝わって来る。
今後の展開次第で評価が変わるかも知れないが、現時点では間違いなく面白い。
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[投稿:2023-03-13 19:35:25] [修正:2023-03-13 22:07:41] [このレビューのURL]
4点 ゴールデンカムイ
話に起伏がない。終始地味。数話で終わるチンケな戦いとグルメの永遠ループ。
ハガレンなんかもそんな感じだったが、ハガレンみたく続きが気になるような作風でもないので完全な下位互換。
樺太編で明らかにダレてしまって傑作にはなれなかったように思う。
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[投稿:2023-03-12 23:12:17] [修正:2023-03-13 00:37:34] [このレビューのURL]
2点 呪術廻戦
何千万部も売れてるので駄作ってことはないのでしょうが、わたしには良さが分かりませんでした…。
散々ネットで描かれてることで作者さんも自虐気味に仰ってることですが過去の有名少年漫画の焼き直しにしか見えない。
虎杖や伏黒や順平に生き様だの人の命だのについて独自の哲学のようなものを語らせてましたが、全くグッと来ない。現代人の死生観を左右させるような深い描写なんて勿論あるわけない。
あの主人公を心の底から応援したがる人なんて安易なイケメンキャラビジネスにまんまと釣られた腐○子以外では多分存在しない。
リスペクト先のワールドトリガーにも言えることだがキャラの顔は良くても中身がカッコいい、深みがあると全く思えない。
そしてなにより、
「日本人って単純な答えを複雑にして悦に浸るの好きですよね」
「この国では足の引っ張り合いが美徳なのよ」
「日本人は車とアニメでも作ってろ」
などと言った性格の悪い自国dis、他にも田舎dis、老人disだったりと、キャラのセリフからインターネットの捻くれてるブサイクたちが集まるコミュニティの偏った意見に作者があからさまに毒されてるのが伝わってくるのがほんとにキツい。
この漫画の1番苦手なところがこれ。
まるでツイッターとネットサーフィンが趣味の、今までジャンプ漫画とオタクアニメしか見てこなかった20代オタク女子が描いたような漫画。
登場する女性キャラクターも全員苦手。
男勝りな口調でキツい言動をとらせることがジェンダー平等を意識し始めている現代に相応しいとでも勘違いしてそうな格好良くも素敵でも何でもない自称サバサバ系女しかいない。
他にも単行本の表紙で舌とか出してイキってるポーズのキャラと言い、「俺の漫画センスあるだろ?」感がすごい鼻についてしまう。
まあ、過去の名作少年漫画達とちゃんと差別化ができるように頑張ってください。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2022-12-24 01:04:41] [修正:2023-02-13 14:11:23] [このレビューのURL]
5点 ジョジョの奇妙な冒険
・それぞれの能力を駆使し相手の盲点や弱点をつくロジカルな戦闘描写の上手さ。
・様々なネットミームになってる印象に残る名シーンと独特な台詞回しの多さ。
・カッコいいスタンドのデザイン
・あの年代で吉良や露伴のような斬新なキャラを生み出したこと
・DIOのような正統派悪役や吉良のような尖った悪役も生み出せる器用さ。
・後世の有名漫画家に大きな影響を与えたこと
これらに関しては誰にも真似出来ないし、間違いなく漫画史に残る傑作だと思います。
だけど、ストーリーのちぐはぐ具合や行き当たりばったり感はまぁ昔の漫画だよなぁ…って
カーズはワムウと同じように矜持がある悪役だと思ってたら急に路線変更し出して卑劣な悪役に成り下がったり
アヴドゥルは実は生きてましたみたいな冷める展開やらかしたり
話の展開に行き詰まったらバイツァダストやらGERなどのご都合覚醒に頼ったり
フーゴをあのまま放ったらかしにして終わらせたりと、後先の展開考えずにライブ感で描いてるんだろうなぁってのが嫌でも伝わって来てしまう。
そもそも3部以降のストーリーって、新たなスタンド使いが現れる→ピンチに陥るがなんとかして倒す→また新たなスタンド使いが現れる
これを無限に繰り返してるだけの超絶ワンパターンシナリオなんですよね。
鬼滅の刃にも同じこと言えるんですけどずっと戦闘描写ばかりなのがくどいし読んでて疲れる。やたらゴチャゴチャして読みづらい漫画なのもあってか。
バトルより物語を面白くしてほしい。
物語における悪役ってのは作中において大きな存在感を放てば放つほど倒した時のカタルシスが大きいと言うのに、ラスボス以外はどれも初登場から数話でやられちゃうってのが面白くない。ホルホースみたいな例外もいるが。
3部〜6部なんかポルナレフや康一やブチャラティを主人公にしてもストーリーが成り立つんじゃねと思うくらい主人公の存在意義が薄く、承太郎も仗助もジョルノも他のメインキャラと立ち位置が大して変わらない、悪役を倒すためのキャラとしか機能してないからやっぱりシナリオにおけるカタルシスが弱い。
それと悪役が協力せずに戦略も立てずにいちいちタイマンで主人公一行に勝負を仕掛けてくるのは何でなの?
て言うかメイドインヘブンで作品の象徴的存在だった承太郎を無惨に殺して、今までキャラクター達が築いてきた世界を壊してまでやりたかったことがジョジョリオンみたいなどっからどう見ても微妙な作品って…
やっぱり昔の漫画補正+ネットミームのおかげで過大評価されてる感がどうしても否めない。
余談ですが、カーズとか4部のあの岩の奴とかディアボロとか、成仏させずに永遠に苦しみを味合わせる末路を悪役に与えるアレは正直引いてしまう。爽快!ざまあみろクズめ!とは全くならない。人間讃歌を謳ってる割に人間と言う生き物に対して慈悲が無さすぎて怖い。
どんなに悪い奴でも永眠させる権利くらいは与えてあげましょうよ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-01-07 15:24:13] [修正:2023-02-05 23:56:37] [このレビューのURL]
7点 ONE PIECE
良い点
「多様な楽しみ方が出来て、エンタメの幅が広い」ってのがこの漫画の1番の評価点。
・仲間を作りながら特大スケールの世界を旅するロマン溢れる冒険活劇
・海軍、七武海、最悪の世代、四皇と言ったかなりの多くのキャラが掘り下げられてるが、どれもちゃんと存在感はデカく印象強く描かれてる
・Dの意志や世界政府の謎と言ったワクワクさせるミステリー要素
・チョッパーの過去編、世界政府への宣戦布告、メリーの最期、ボンちゃんの犠牲、「雷ぞう殿はご無事です」のシーンなど他にも色々あるが胸を打つドラマを描くのがとにかく上手い。
・綺麗事ばかりな作風ではなく腐敗した政府や貴族社会の闇、人種差別問題なんかも描かれてる。
単純な正義と悪の対立に持ち込もうとせず善悪の描き方がとても柔軟。
それぞれ違った人種で食卓を囲むことを夢見てるビッグマム、強きものの力によって支配しようとするカイドウ、そして「友達が飯いっぱい食える世界」を望んでいるルフィなど、それぞれ違った価値観を持つキャラが数多く存在する。
陽キャ漫画に徹することなくちゃんと世の中の負の側面も描いてる。
などなど、個人的にこの漫画で過小評価されてると思うのは各章のオチの秀逸さ。
アラバスタ編のビビとの別れやエニエスロビー編のメリーの最期と言った作品を代表する名シーンは勿論、空島の「黄金郷は…そこにあったのか……?」やスリラーバークのブルックの悲惨な過去とリンクさせて大合唱する「ビンクスの酒」、
最近で言えばワノ国の成長したモモの助が国の暗黒時代の終わりを告げるかの如く統治を宣言するラストも上記のオチに負けないくらい素晴らしかった。
作者は友達作りの道具、会話のネタになってくれればそれでいいみたいなことを仰っていましたが、それが見事なまでに有言実行されてるし、この作品を語ってれば本当に会話のネタに困らない。
登場キャラが多すぎる作品や複雑なシナリオに思考停止で拒否反応を示し、単純な内容を好み初期の作風を大事にする保守的な漫画読みからは叩かれがちな漫画だが、しかしこの漫画にしかないと言っていいほどの唯一無二の魅力があることは確か。
25年以上、100巻以上も続いてもなお世界に何百万といるファンを熱狂させるドでかいストーリーをたった1人の作者が描いてる漫画なんて本当に世界にこれしか存在しないので、尾田先生の根気強さと功績は正当に評価されるべきだと思います。
一方で気に食わない点も多い。
・1つ1つの章が長くテンポが悪い。
・島を乗っ取る悪の大王を皆で力合わせて倒すぞ!的なワンパターンな展開があまりにも多い。
・ルフィが主人公補正で勝利してしまうことが多い。
・頭脳やそれぞれの能力を活かした戦闘の傾向が覇気の設定が登場してからさらに薄まり、「能力バトル」とはカテゴライズされない漫画だと思う。ふざけてる戦いが多くて読み応えがない。
キャラクターの位や強さをタイマンの武力やケンカの強さだけでしか測れないのも不器用だと思う。
・クロコダイルやルッチみたいなかつてのボスキャラがまるで何事もなかったかのように復活してまたルフィの前に立ちはだかる展開が冷める。
何のためにアラバスタやらエニエスロビーをあんな長い巻数かけてやってたのか。
捨てることが出来ずに増やしてばかりだから100巻以上も話が続いてるんでしょうね。
・ヴィンランドサガやデスノートなどの読みやすく綺麗な漫画に比べると正直絵面がゴチャゴチャしてると言わざるを得ない。しかも不細工な見た目のキャラが非常に多い。
それに加えあのギャグのノリや大袈裟なリアクションがずーーーっと昔から変わり映えがなくて流石に飽き飽きする。ストレスフリーとは程遠い作風。
懐古厨は昔の路線に戻ってほしいと言うが私はいちいち1対1のタイマンで戦わせて戦闘中に寒いギャグやるあれが昔から気に食わなくてそれが現在に至っても同じようなノリが続いてて、いい加減マンネリを改善してくれよって思ってしまう。
これに比べて第二部から作風をガラッと変えて話がより重厚になった進撃の巨人は優秀でした。
総評として、キラいな所もあるけど好きな所がやや勝ってる漫画
って感じです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2022-10-18 16:25:17] [修正:2023-02-05 23:51:26] [このレビューのURL]
7点 スティール・ボール・ラン
従来のシリーズのようにスタンドバトル一辺倒でやらずにアメリカ横断レースやら遺体探しやら色んなことにチャレンジした意欲作に思えたが、後半の大統領とのやたらと何してるのか分かりづらいバトルをグダグダやりすぎて、レースと遺体集めの要素が疎かになってしまったように感じる。
グダグダの果てには主人公が覚醒して得た能力がラスボスのよく分からん能力のスタンドの突破に都合の良すぎる能力で、まーた5部のレクイエムと同じパターンかと思ったがあっちと違ってちゃんと燃える展開だったので許せる。
ジャイロの少年を救いたいと言うレース参加の根本的な動機もはぐらかされて1番の勝ち組だったポコロコは結局何の説明もない不明瞭なキャラで終わり、別の世界から来たディエゴの末路もしょぼい。
遺体のオチに関しては"遺体は誰のものでもあってはならない"とか言わせてまともなオチを描けなかったのを誤魔化して終了。いつもの荒木飛呂彦。
ですが、
・ようこそ男の世界への回
・ジャイロの死とlesson5
・ブレイク・マイハート ブレイク・ユアハート
これらの名シーンを見れただけでも、充分この漫画を読んで良かったと思える良作。
ジョニィとジャイロのダブル主人公が上手く機能してたのとジョニィが"歩き出す"物語もちゃんと描けており、従来のシリーズに物足りなかったものがこのパートで満たされた。
リンゴォにディエゴ、ヴァレンタイン大統領などインパクトのある敵キャラも多くて良かった。
キャラのセリフに重みや説得力があり、絵柄も綺麗で格好良い。
て言うか、安っぽさのない海外ドラマみたいな絵柄と雰囲気のおかげで評価されてる雰囲気漫画みたいなとこありますよね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-01-21 15:58:45] [修正:2023-02-03 15:04:52] [このレビューのURL]
5点 宝石の国
我々人間とは全く別の生き物であり、やたらと誰が誰だか判りにくくて何を考えてるのか分かりづらいキャラクター達に一々感情移入出来ず。
通しで読んでみて、この漫画おもしれえじゃんって思ったことが月に初めて上陸して金剛の正体やら何やらが判明した7巻辺り?くらいのとこしかない。
そもそもそれまでの展開がスローペースすぎる。
月行って面白くなるかなと思いきやその後もグダグダ。
やたらとしつこく描かれるエクメアとカンゴームの誰得イチャイチャしか悪い意味で印象に残ってない。
良く出来てるストーリーだとは思いますが、娯楽として楽しくない。
テンプレに頼らず独特の作風と展開を持ってるのは凄いですが、私に合う漫画ではなかったようです。
そもそもハンタの下書き掲載みたいな作画がデフォになってる漫画を物凄く面白いと思うことなんて私にとっては無理な話です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2023-01-11 18:43:15] [修正:2023-02-01 21:31:12] [このレビューのURL]