からくりサーカスのレビュー
3点 zmxnさん
5巻くらいまで読んだが残念ながらこの漫画に魅力を見出すことは
出来なかった。
藤田氏の作品はこれが初めてだが、キャラや設定、絵に
個人的に受け付けないものを感じた。
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[投稿:2011-01-23 16:50:42] [修正:2011-01-23 16:50:42] [このレビューのURL]
7点 s-fateさん
普通年を取ると時間の流れが速く感じる、と言いますが、個人的には、前作うしおととらより10巻くらい長いだけ、と思えないくらい長く感じました。特に後半は長く感じるのだけど駆け足な感じもする不思議な印象を受けます。一番印象的なのは、生命の水を飲んだ時の後ろから抱かれる描写です。何か大きな人生の転換期の書類にサインをする時とかに、あの絵がどうしても頭の中でちらついてしまいます。「契約」というものを端的に表した秀逸な描写だと思います。あのコマだけは10点。全体としては長くて読み返すのが骨が折れるので7点。
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[投稿:2010-12-26 23:05:44] [修正:2010-12-26 23:05:44] [このレビューのURL]
8点 ITSUKIさん
個人的に非常に非常に点数がつけづらい作品。
途中までがものすごく面白く、熱い為、どうしても「うしおととら」のように最後も最っ高に盛り上げて且つ綺麗に終わらせてくれるだろうと期待せずにいられませんでした。
しかし、ラスボスが判明してから最終章までのストーリー(所謂『黒賀村編』)が長すぎた所為でその盛り上がりも冷めてきてしまいます。
(黒賀村編は個々のエピソードは悪くないとは思うのですが、あそこまで盛り上げた展開の直後に入るというのは読んでいる側からすれば長期にわたって「お預け」を食らった様なものでした。リアルタイムで読み始めたのが丁度黒賀村編からだったのもありましたが…)
やっとはじまった最終章も全体的に間延びしちゃったせいで、最後はとてもうまくまとめたはずなのにどうも中盤までのモチベーションで読めないので、「あれ?これで終わっちゃうの?」と拍子抜けしてしまう感じがしました。
(一文が長ったらしくなってスミマセン…)
最終章はサーカス団が自動人形達と対等に戦えてしまっているというのも、サーカス編最終章の死闘を見た後だとどうしても少し腑に落ちなかったですし、出てくる敵がサーカス団のメンツに都合の良すぎる相手しか出てこないのもご都合主義っぽさを感じました。
要するに本当は面白いはずなのにそれに見合った感動が出来なかったってことでしょうか。
とにかく28巻までは間違いなく読んで損はないです。そこまでなら10点を献上したい位。加藤鳴海は今でも漫画の中で一番好きな男キャラです。
そこから先で嫌になって「残りは集めんのやめようかな」と思うかもしれませんが、最後まで読めば「やっぱり最後まで集めてよかった」と思えるでしょう。
点数は8点とします。たとえ黒賀村編が黒歴史だろうと7点以下は自分はつけられません。
8点としていますが、漫画といえばジャンプだった自分の漫画の世界を大きく広げた作品であり、多大な影響を受けました。
是非読んでほしいです。
読む時はまずは必ず3巻まで一気に。
それでハマれた方は次は7巻までどうぞ。
そこまで読めば後は自然と続きが気になるはずです。
2010 12/12
若干文章を修正・追加。点数はそのまま。
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[投稿:2005-08-10 03:35:37] [修正:2010-12-12 11:52:22] [このレビューのURL]
6点 gundam22vさん
場面、場面の盛り上がりは凄まじい作品だと思います。
絵もクセはありますが、迫力や丁寧さなど素晴らしいですし。
伏線が多く、貼り方と回収も上手いです。
フランシーヌ本人、その人形の過去などの物語
の舞台裏、真相の判明描写には驚きました。
しかし、大人的な鳴海パートに比べると、
子供的な勝パートが面白くなくて、
サーカス団のノリやギャグが滑りまくってたような気がします。
そして、最終的には勝が主人公で鳴海が脇役にような扱い
になったのが残念です。勝が悪いってわけじゃないですが、
鳴海に比べると面白み、深みに欠ける主人公な気がしました。
その勝関連での黒賀村辺りからの中だるみも激しかったと思います。
まあ、なんだかんだで話を纏めたところはさすがでしたね。
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[投稿:2010-12-12 04:12:27] [修正:2010-12-12 04:12:27] [このレビューのURL]
9点 あおはなさん
個人的には好きです。リアルタイムで読んでいたときには話を広げすぎて大丈夫かいな?と思いながらよんでいたのを今でも覚えていますが、完結して改めて読み直してみると広げた伏線を全て回収しきっているので異常な長さも許容範囲にしようかなと思えてしまいます。サーカス編が正直読むのがシンドクなるときがあります。カラクリ編と異なりラストバトルの描写の前置き的な関係のみのためにあるサブストーリー化してしまっている気がしてしまうときがありますので。しろがねと加藤のラストのあり方をどのように感じるか、ギイへの感情移入などで面白さや感動の度合いがかなり異なるとは思うのですが、あえてこの点数にしました。
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[投稿:2010-11-03 17:41:58] [修正:2010-11-03 17:41:58] [このレビューのURL]
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