帯をギュッとね!のレビュー
6点 カレーさん
話が上手くいきすぎだったり、ツッコミどころも多数ありますが、爽やかで面白いマンガ。
高校生らしい日常、試合での技の駆け引きやギャグなど非常にバランスがよく柔道に詳しくない人でも楽しめる作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-03-08 00:52:29] [修正:2010-03-08 00:52:29] [このレビューのURL]
8点 オカシューさん
少年サンデーの長編マンガは私の中で評価が高くなりがちである。
これはかなり昔からである。
察するに毎週毎週の人気を極限まで追い求めるジャンプ作品。とそれに比べ作品の完成度をこそ重要視し、週間の人気レースをそれ程長編作品に厳しく求めなかったサンデー編集部の方針の違いがあったのではなかろうか。
その為(例外はあるものの)ジャンプ長編作は結局最後はグダグダになりがち。それに対してサンデー長編作は単行本で読むととても満足させてくれるのだ。
そんなサンデー長編作マンガの代表的1本がこの「帯をギュッとね!」である。
ポップでライトな出だしのこの作品、誤解を受けてしまう可能性がある。
1、2巻読んだ時点で見限られたならばよくある無限ループ学園コメディの烙印を押されかねない雰囲気を醸し出しているからだ。
しかしここは当サイトの評価能力を信用してくださいよ、と言うしかないだろう。(少年マンガ部門上位なのです)
試合内容、ストーリー共にポテンシャルはそうとう高い。
最終巻を読み切ったならば「サンデーの長編マンガ」の名に恥じない事が分かってもらえると思うのだ。
例えていうならボクシングのボディブロー攻撃的作品というか。軽いノリだなとスラスラ読んでいく内になんだかジワジワと効いてくる良さがあるのだ。
それは柔道というモノにとてもしんしに向き合った描きかただったり。
また今どき珍しい程のピュアでプラトニックな恋愛の描きかただったり。
これらをうそくさいと言うのは間違い。
私のような汚れきったおっさんの真っ黒な心の中でさえ、奥の奥の隅の一角にわずかに残るその琴線に確かに触れるものがあるのだ。
(ラストお別れ会後の杉と桜子の独白などキュンキュンきましたよ)
ケンカ暴力でバキッ!グシャッ!とかパンツがペロン!とか。そんな安っぽい刺激物に頼らない世界で高いクオリティを提示するのが河合作品の素晴らしい所です。
また本来泥臭くなりがちな柔道という格闘技と少し淡白な絵柄が上手く混ざり合って良い味をだしているのも追い風か。
そして後半、ラストまでの怒涛の盛り上がりはアッパレというしかない。
描きかたを変えた訳でも過剰な演出が出てきた訳でもない。なのに。
今までのボディブローが。キャラクター達と共に過ごしてきた漫画内時間が僕らにどっと押し寄せてくる。
味わって欲しい、この心地よい感動と興奮。
・・・だからあなたも。
心をギュッとね!
されてみないか。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-02-17 22:29:13] [修正:2010-02-17 23:29:25] [このレビューのURL]
5点 三助さん
無難に面白い作品。
柔道をやってる友人が「そんな上手く行くはずがない」と言っていましたが、
まぁそこは漫画ですから。
柔道を知らなくても楽しく読めると思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-11 13:57:33] [修正:2010-02-11 13:57:33] [このレビューのURL]
9点 フクポルさん
<所持歴:全巻>
他の方も書かれてますが、見分け難いキャラが数名いたのはマイナスですが、
それでも柔道という、失礼ながらメジャーとは言い難いスポーツを
魅力的に描いた本作は、十分良作の域だと思います。
スポーツ漫画に何を求めるかによって評価は変わると思いますが、
自分は楽しめました。
所々にあるギャグパートも笑えます。
サンデーコミックスの表紙折り返しにある4コマも秀逸。
柔道への見方が少なからず変わったので、この点数で。
自身が柔道をやってたら、+1点は確実です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-22 13:17:29] [修正:2010-02-07 21:54:22] [このレビューのURL]
8点 ポコペンさん
単純な熱血スポコン漫画ではないです。
少年漫画にありがちな過剰な演出や、根性や感情で勝っちゃうような都合のいい話はなく、すごく丁寧な話作りがされていると思います。
っとまあそんなことがこの漫画の魅力ではなく桜子が・・・かわいすぎる
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-05 13:14:11] [修正:2010-02-05 13:14:11] [このレビューのURL]
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