お茶にごす。のレビュー
9点 ルカさん
西森の作品には安定感がある。
安定した 笑い、話、絵、キャラ。
そして普通に安定した名作を生みだす。
ゆっくりとページをめくりながらクスクスと笑い
お茶でもすすりながら読んでみてはどうだろうか
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-22 23:46:29] [修正:2012-01-22 23:46:29] [このレビューのURL]
7点 gundam22vさん
西森節は健在ですね。話自体は暴力
不良要素ありでも、落ち着いた話で好感が持てる一方で、
個人的にインパクト不足かなとは読んでいて思いました。
そこを部長卒業後でももっと掘り下げられないかと思いましたが、
脱不良漫画になっている以上厳しかったのでしょうね
(単なる茶道漫画では先生の作品の魅力を引き出すのは難しい)。
マーくん、山田、部長、夏帆などキャラ面
では印象に残る人物が多かったですし、画力の向上
を感じたためキャラに絵的に惹かれる部分も多かったです。
総じて良作の全10巻レベルで手軽に読める作品だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-01-20 05:17:19] [修正:2012-01-20 05:17:19] [このレビューのURL]
10点 EASYさん
絵がヤンキーっぽくて敬遠していましたが、読んでみて目から
ウロコでした。
ジャンルからすれば、学園ものほのぼの系ギャグまんがですかね。
細かいギャグや笑いを取る仕掛けがうまいです。
キャラクターの魅力的な描き分けもよくできています。
最大のテーマは、「優しさ」という哲学的なものですが、
鼻につく理屈っぽさではなく、魅力的なキャラの織り成すドラマで
語らせているところです。
勧善懲悪的な要素も多く、読んでいてスカッとする場面も豊富。
10点は「漫画というメディアを超え・・・」という評価だそう
ですが、あえて「肩肘張らず、マンガとして受け止められる最高の作品」として10点入れたいと思います。
素晴らしい作品だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-08-09 22:39:44] [修正:2011-08-09 22:39:44] [このレビューのURL]
8点 booさん
いやあ、笑えますねこの漫画。
毛色としては一番今日から俺は!に近いんじゃ
ないかと思うけど、あれほどくだらなく(いい意味で)
はないです。
きょうから俺は!は高校生活はいつまでも終わらないし
俺らはいつまでも変わらないぜというある意味高校生のとき夢だったような雰囲気だけど、
お茶にごす。の場合はいつかは終わるものであって、だからまーくんも成長するし、部長への恋も何らかの決着がつくんでしょう。
ちょっと切ない。
やっぱ作者も年取って経験つんだんだなあって感じです。
画力は上がってるし、ギャグは及ばないにしても総合的にはきょうから俺は!に匹敵するんじゃないかと。
ギャグオンリーじゃないからこそおもしろさが下がる可能性
もあるけど上がる期待も大きい。
連載中だしとりあえず8点。
「おまえのあごは青かった」には腹が痙攣しました。
追記
良い最終回でした。
見事にお茶にごしてくれましたね。
最後までテーマがぶれなかったのが良かったなあ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-01-07 10:23:09] [修正:2011-07-11 00:17:22] [このレビューのURL]
9点 notatallさん
この作品のメインヒロインは、言うまでもなくカホである。というか、主人公はカホである。
カホあってのお茶。カホあってのまーくんに、やーまだに、部長。
カホあっての道士郎、カホあってのミツハシとイトウちゃんであることが、2018年の国連会議で採決されたことは、皆さんの記憶にもあたらしいだろう。
私は、時にマイノリティであるw
とにかく、カホを見て欲しい。破天荒で負けず嫌いで負けず嫌いで負けず嫌いで負けず嫌いで負けず嫌いで、悪人には冷淡で、けど仲間のために怒るやさしさを持つ。
顔が怖いとかってだけで、実は繊細で純粋な雅矢より、主人公たるべきであった。
そしてよく、終わりがあっけなくてどうのこうの。という意見を聞くので、後日談
劇中から15分後、姉崎の笑顔を見ただけで幸せになってしまった雅矢は、満足しきってその場を後にした。もちろん告白はしていない。
4ヵ月後、業を煮やしたカホとやーまだの画策により、本人がいると知らぬ状態で姉崎に告白。受け入れられる。
2年後、雅矢は悪魔の記憶力を発揮して姉崎と同じ大学に入学。
6年後、雅矢22歳。地方公務員試験に通り、やさしさと体力で勝負の消防署員となる。
8年後、雅矢24歳姉崎26歳。カホに激しく罵倒されながらも、めでたくゴールイン。3男2女をもうける。
38年後、雅矢54歳。子供達も独立し、第二の人生も二人寄り添っていこうと約束を交わした数日後、
火災現場で部下の命を救うために無茶をして殉職。
奈緒美(旧姓姉崎)と子供達は、雅矢の思い出と誇りを胸に、その後の人生を力強く歩み続けた。
というストーリーが正史だと、通りすがりのパキスタン人が道路にチョークで書いて教えてくれたので間違いありません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-07-10 02:07:54] [修正:2011-07-10 17:29:41] [このレビューのURL]
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